昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ごめんね…… (十四)

2018-03-28 18:23:28 | 小説
 小屋の裏手に、煌々と電燈が灯り、プンプンと酒の匂いがする別の小屋があった。 十畳いやもう少し広いだろうか、板塀の小屋だった。  小さな窓から中を覗き込むと、七、八人が車座になっている。 そして並々と注がれたコップ酒を、次々に空にしていた。 . . . 本文を読む

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