昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (四十一)

2010-06-24 19:28:02 | 小説
夕べなんス。
急に、
千佳がアパートに来たんです。
「なんだよ!
戻るって、
言ったろうが。」

疲れたから、
肩を揉んでくれ!
なんて、
言い出したりして。

ちっとも、
戻らないんです。
どうやら、
独りで居るのが怖いらしいんです。

実のところ、
アダルトムービーを、
友人から借りてきてたんです。
で、それを見ながら・・。

分かるでしょ、
男の自然な欲求ですよね?
慌てて、
パソコンを強制終了させちゃいました。

「何をそんなに慌ててるの!」
「フリーズしたから、
電源を落としたんだよ。
いいから、
そこに座れ。」
仕方ないんで、
肩を揉んでやることにしました。

パンツが突っ張って、
ちょっとおちんちんが痛かったです。
笑い事じゃないス。

「おざなりは、
だめよ!
しっかりと、
揉んでよね!
ホントに凝ってるんだから。
腰もよ!」

注文が多い奴です、
千佳は。
しかも、
ひと言多いんです。

「女子高生に触れるなんて、
お兄ちゃんには万に一つもないんだから。
ありがたいと思いなさい!」

ホント、
ムカツキます。
“この野郎!
妹じゃなかったら、
姦っちまうぞ!”
なんてこと、
考えちゃいました。

すみません!
とんでもない事を考えちゃって。

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