昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

One Pass Way ~ブルー・ごしぃっぷ~ (八)

2009-12-10 19:32:52 | 小説
村人たちは、洞に住み着いた男に、食べ物を届け始めたのです。

しかし痩せた土地柄では潤沢な収穫量があるわけでもなく、
次第に届けられる食べ物も減っていきます。止

むなく森で木の実類を集め始めたものの、
冬の到来によってそれもままならぬようになっていきます。

次第に痩せ衰えていく男、しかしここで命果つるわけにはいきません。

平家復興という大願があります。

何としても生き延びねばと、
村人たちの農作業の手伝いをさせてくれと懇願します。

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