シン公が、ラーメンを食べたいと言うと、バーガーにして!と言います。
シン公が、公園でゆっくりしようと言うと、映画が観たい! と言います。
ボーリングに行こうと誘うと、レコードを聴きたいと言います。
シン公が、ストロベリー味のアイスクリームを買うと、チョコレートが良かったのに! と、言います。
でも、どんなにやんちゃを言っても、いつでもシン公は、笑っています。
ちっとも、怒ってくれないのです。
いつまでも、子供扱いするのです。
目を閉じてキスをせがむと、おでこに軽くチュッ! と、してくれるだけなのです。
時折シン公は、ロマンチストになります。
甘い恋の囁きを、口にすることがあります。
でも決まって、ひと言付け足すのです。
“アコには、早すぎるかな?”
そしてそれは、照れ隠しとも取れるし、本心とも思えるのです。
アコは、いつも焦っています。
シン公には、アコの知らない女の人が居るらしいのです。
高校の先輩らしいのですが、話してくれないのです。
どうやら憧れの女性らしいのですが、どこの誰とも分からないのです。
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