「それがさ、ひどいんだよ。ゲームに取り込まれて」
「なんだ、そりゃ?」
「耀子さんが、僕を落とせるかどうかって、ゲームだったんだよ」
「そんなもん、男ならいちころだろうが。」
「実は、ぼく、のぶこさんのファンでさ。彼女目当てで、サークルに入部したんだ。正直、耀子さんはパスなんだ」
「ふんふん、そういうことか。のぶこ女史一途かどうか、っていうゲームってことか」
「もう、無茶苦茶だよ。いよいよって所でさ、クローゼットが開くんだ。
で、のぶこさんの出現だ。もう、ビビったよ。いや、ビビるってのも変だな。
焦った、でもないし。やっぱり、ビビっただな。」
「うん、それで?」
「結局、お二人に相手してもらって。そりゃもう、激しいもんだったな」
「おいっ! 俺は、真剣に怒るぞ! 俺以上に、プレイボーイじゃないか」
「冗談だよ、冗談。酒を飲まされてさ、ウィスキーを。で、ダウンしちゃった。あえなく、撃沈いや轟沈させられた」
「ほんとか、それは。情けない! 俺なら、たとえ頭は眠っててもだな、突撃いぃぃだぜ」
彼の首を腕でロックしながら、憤懣やるかたないといった表情を見せた。
「御手洗く、いや武士くんよ。いいかい、こう呼んでも」
「ありがとう。初めてだ、名前で呼ばれるのは。どうしても苗字にインパクトがあるんで、名前は」
「そうだな。初めて見た時は、ビックリ仰天だったぜ。まず、読み方が分からなかったからな。
まさか、トイレくんなんて呼んだ奴はいないよな?」
「いゃ、実は居たんだ。勿論、冗談なんだろうけど、さすがにムッときたよ」
「誰だい、そいつは。えらい、豪の者だなあ」
「耀子さんですよ、耀子さん」
「ええっ!? 彼女が、かい? うーん、あり得る、あり得るな、耀子女史なら」
「入部申し込みに書き込んだ時にね、いきなり 『おトイレくん、私のパートナーに決まり!』って」
「なんだ、そりゃ?」
「耀子さんが、僕を落とせるかどうかって、ゲームだったんだよ」
「そんなもん、男ならいちころだろうが。」
「実は、ぼく、のぶこさんのファンでさ。彼女目当てで、サークルに入部したんだ。正直、耀子さんはパスなんだ」
「ふんふん、そういうことか。のぶこ女史一途かどうか、っていうゲームってことか」
「もう、無茶苦茶だよ。いよいよって所でさ、クローゼットが開くんだ。
で、のぶこさんの出現だ。もう、ビビったよ。いや、ビビるってのも変だな。
焦った、でもないし。やっぱり、ビビっただな。」
「うん、それで?」
「結局、お二人に相手してもらって。そりゃもう、激しいもんだったな」
「おいっ! 俺は、真剣に怒るぞ! 俺以上に、プレイボーイじゃないか」
「冗談だよ、冗談。酒を飲まされてさ、ウィスキーを。で、ダウンしちゃった。あえなく、撃沈いや轟沈させられた」
「ほんとか、それは。情けない! 俺なら、たとえ頭は眠っててもだな、突撃いぃぃだぜ」
彼の首を腕でロックしながら、憤懣やるかたないといった表情を見せた。
「御手洗く、いや武士くんよ。いいかい、こう呼んでも」
「ありがとう。初めてだ、名前で呼ばれるのは。どうしても苗字にインパクトがあるんで、名前は」
「そうだな。初めて見た時は、ビックリ仰天だったぜ。まず、読み方が分からなかったからな。
まさか、トイレくんなんて呼んだ奴はいないよな?」
「いゃ、実は居たんだ。勿論、冗談なんだろうけど、さすがにムッときたよ」
「誰だい、そいつは。えらい、豪の者だなあ」
「耀子さんですよ、耀子さん」
「ええっ!? 彼女が、かい? うーん、あり得る、あり得るな、耀子女史なら」
「入部申し込みに書き込んだ時にね、いきなり 『おトイレくん、私のパートナーに決まり!』って」
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