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昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ブルーまぁだらぁ 蒼い友情 八

2010-02-25 21:23:04 | 小説
新一は言う。

「愛憎の間に、人は住んでいるのじゃないだろうか。
感情を持たない人間など居るはずがない。
もし居たとしたら、その人は超人だろう。
全てを超越して論理的に思考する・・ぞっとするね。

『超人の国』なんて、『人でなしの国』だろうさ。」

「一つ目人間の国に迷い込んだ男が、
年月が経つにつれて二つ目の己を不具者と見てしまう。
恐いことだけれど、いつの時代でも起きている。

真理なんてものは存在していないのさ。
そんなものは時代時代で変わるものだ。
『後世の歴史家が判断してくれる』って言い訳するけれども、
あんなものは詭弁だね。」

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