先日、久しぶりに会った女性から、こんな話を聞きました。
94歳になる、ほぼ寝たきりのご老人が
「わし…まだ、生きてていいんかいのぉ…?」
と、弱々しく問いかけたそうです。
62歳になる娘、こんな返事を返したそうです。
「100歳を過ぎるとね、お葬式の費用を出して貰えるんよ。
それまで、頑張ってよ。」
「そうか。まだ、生きてて良いんじゃな。」
「そうだよ、良いんだよ。」
もちろん、お葬式の費用の援助など、あるはずもありません。
とっさの機転を利かした、方便の嘘です。
その嘘を、94歳のご老人が信じられたかどうかは、分かりません。
でも、「生きてて良いんじゃな」という言葉は、
私の胸に、哀しく突き刺さりました。
94歳になる、ほぼ寝たきりのご老人が
「わし…まだ、生きてていいんかいのぉ…?」
と、弱々しく問いかけたそうです。
62歳になる娘、こんな返事を返したそうです。
「100歳を過ぎるとね、お葬式の費用を出して貰えるんよ。
それまで、頑張ってよ。」
「そうか。まだ、生きてて良いんじゃな。」
「そうだよ、良いんだよ。」
もちろん、お葬式の費用の援助など、あるはずもありません。
とっさの機転を利かした、方便の嘘です。
その嘘を、94歳のご老人が信じられたかどうかは、分かりません。
でも、「生きてて良いんじゃな」という言葉は、
私の胸に、哀しく突き刺さりました。
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