それでですねえ、
へへ・・。
聞きたいですか?
どうしようかなあ・・、
あっ、そんな!
話しますよ、
だから聞いてくださいよ。
こんな経験、
初めてなんですから。
人気の無い、
河川敷に車を止めたんです。
月明かりだけの場所なんです。
「ここね、
あたしの秘密の場所なのよ。
誰にも教えてないの、
静かでしょ。
一人になりたい時、
此処に来るのよ。
だからね、
悟君だけなの。
言わないでよ、
誰にも。
きっとよ、
内緒にしてね。」
甘ったるい声で言うんです。
もう、
ドキドキです。
じっと、
膝ばかり見てました。
違いますよ、
自分の膝ですってば。
美里なんか、
見てられないです。
「ねえ、
悟君・・
彼女なんか、
居るの?
うぅん、
居てもいいわ。
美里も、
彼女の一人にしてくれるかなあ。」
「そ、そんな、
か、
彼女なんて居ません。」
喉がひり付いて、
声なんか上ずってたと思います。
「そうなの!
良かった、
じゃあさ、
美里だけにしてね。
約束よ、
ねっ!」って、
僕の頬っぺたにキスしてくれました。
天にも昇る、
って感じでした。
へへ・・。
聞きたいですか?
どうしようかなあ・・、
あっ、そんな!
話しますよ、
だから聞いてくださいよ。
こんな経験、
初めてなんですから。
人気の無い、
河川敷に車を止めたんです。
月明かりだけの場所なんです。
「ここね、
あたしの秘密の場所なのよ。
誰にも教えてないの、
静かでしょ。
一人になりたい時、
此処に来るのよ。
だからね、
悟君だけなの。
言わないでよ、
誰にも。
きっとよ、
内緒にしてね。」
甘ったるい声で言うんです。
もう、
ドキドキです。
じっと、
膝ばかり見てました。
違いますよ、
自分の膝ですってば。
美里なんか、
見てられないです。
「ねえ、
悟君・・
彼女なんか、
居るの?
うぅん、
居てもいいわ。
美里も、
彼女の一人にしてくれるかなあ。」
「そ、そんな、
か、
彼女なんて居ません。」
喉がひり付いて、
声なんか上ずってたと思います。
「そうなの!
良かった、
じゃあさ、
美里だけにしてね。
約束よ、
ねっ!」って、
僕の頬っぺたにキスしてくれました。
天にも昇る、
って感じでした。
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