人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東京藝大チェンバーオーケストラを聴いてきました

2011年02月16日 12時52分17秒 | 日記
13日(日)午後、上野の東京藝術大学奏楽堂で、東京藝大チェンバーオーケストラの定期公演を聴いて来た。モーツアルトのクラリネット協奏曲とディベルティメント第17番K334の2曲。クラリネットは当初出演予定の山本正治氏に代わって近藤千花子さん(藝大卒)。音楽がよく流れていて好印象を受けた。オケのチェンバーオーケストラは同大学の音楽学部学生と大学院生から成る30人ほどの小編成。今回は初めて指揮者なしで演奏したとのこと。協奏曲はコンマスの松原勝也さん、K334はコンミスの玉井菜摘さんがリードを取って演奏した。一人一人の力量が優れているのは言うまでもないが、とにかくアンサンブルが素晴らしい。K334は弦楽とホルン2本による演奏だが、ホルンが入ることによって音楽全体に深みが増していた。モーツアルトはすべての楽器の本質を理解したうえで効果的な使い方を楽譜に記している、とつくづく感心する。こんな素晴らしいコンサートが1,500円(全席自由)で聴けるのはありがたい。次回は確か7月に定期演奏会がある。またぜひ聴きに行きたい。
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