28日(土)。昨日の昼休み、近隣の飯野ビル1階のエントランス・ロビーでランチタイムコンサートがあり、初めて聴きに行きました
元々このコンサートは、イイノホールを新築するに当たり、ホール据え付けのピアノを一新したことから、古いピアノを新ビルの1階ロビーに飾っておいたのを、「ピアノは弾かなければダメになる」ということで、昼休みにコンサートをやることになったと聞きました
私は今までいつやるのか知りませんでしたが、先日、飯野ビル関係者が来社された際に、私がクラシック音楽好きであることを良くご存じのKさんが7月は27日に開かれると教えてくれたのです 今回は第4回目とのことでしたが、毎月1回12時5分から12時55分までの50分間、定期的に開かれているとのことです
昨日は同ビル地下の定食屋さんで昼食を取ってから1階エントランス・ロビーに行ったので、プログラム前半の4曲目の途中から聴くことになりました
ロビーに着くと、ワインレッドのドレスを着た若い女性ピアニストがベーゼンドルファーでドビュッシーを弾いています 手元のプログラムを見ると、すでにドビュッシーの「アラベスク第1番」、同「亜麻色の髪の乙女」、同「子供の領分より”ゴリウォークのケークウォーク”」が終わっていて、池村京子さんが「喜びの島」を演奏しているところでした ちょうど前から2列目のイスが空いていたので座って聴きました。イスは50席位用意されていました。池村さんの演奏は音楽の流れが良く、フランスの香りが漂う素晴らしい演奏でした プロフィールを見ると「桐朋女子高校を卒業後、パリ国立高等音楽院とジュネーブ音楽院を卒業した」と書かれていて、なるほどと納得しました
もう一人のピアニスト宮本玲奈さん(白いドレス)が司会をして「次から連弾曲に入る」旨をアナウンスしました。彼女は東京音楽大学を卒業後、パリ国立高等音楽院とマルメゾン国立音楽院を卒業したとのことです 残念ながら今回は彼女のソロは聴けませんでした
二人の連弾で最初にサンサーンス「動物の謝肉祭」から”白鳥”を優雅に、”フィナーレ”を弾むような軽快なテンポで演奏し、拍手喝さいを浴びました
次にドビュッシーの「小組曲」を4曲とも演奏しました。この曲は、モーツアルト「フルート協奏曲第2番」とともに私のクラシック音楽入門曲の一つです その時私が聴いたのは管弦楽曲版でしたが
最後にシャブリエの「スペイン舞曲」をカラフルな音色で演奏、圧倒的な拍手がロビーを満たしました わずか4曲を聴いただけですが、この二人の実力はかなり高いレベルにあると思いました
飯野ビルのこうした取り組みは、いわゆる企業メッセと言われる文化事業、企業の社会的貢献の一環としての活動と位置づけられますが、素晴らしい試みなので、関係者のご理解とご努力により、これからもビルが存続する限り続けていただきたいと思います
昨夕、その飯野ビルのKさん、Tさん、当ビル地下テナントW夫妻と当社のいつものメンバー4人で飯野ビル地下のベトナム料理店YBで会食しました ベトナム・ビールやベトナム焼酎(ココナッツの味がした.非常に美味しかった)を飲みながら,ベトナム春巻きやファイブ,じゃなくてフォーを美味しくいただきました この日,W夫妻の10年目の結婚記念日ということで,X部長の発案で花束贈呈のサプライズを挙行すると,涙を流して喜んでいました(ウソです)
その後,タクシーに分譲(分乗とも言う)して六本木のカラオケ・スナックOに移動し,歌合戦をやらかしましたが,最初は点数が出ていなかったのに,途中から画面に点数が表示されるようになっていて心底驚きました 飯野海運のKさん,Tさんは絶好調でハイスコアを記録,W夫人はいつものように得意の演歌で周囲の聴衆を歓喜の渦に巻き込んでトップ・スコアを出していました W夫人はカラオケの世界ではエンターティナーの向こうを張って”演歌ティナー”と呼ばれています.当社の4人(約1名は初登場)はここに記録するまでもなく,いつものように歌って,いつものようなスコアに終始しました 地下鉄を乗り継いで家に帰り着いたのは午前O時を回っていました.風邪のためここのところお酒を飲んでいなかったのに,大量のアルコールを摂取して歌まで歌ったので,今日も朝から頭痛が痛いのです