人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

バッハ・コレギウム・ジャパンで世俗カンタータ「静かに流れよ、たわむれる波よ BWV206」他を聴く

2016年02月27日 07時25分12秒 | 日記

27日(土)。わが家に来てから517日目を迎え、狭い廊下で ブツブツ独り言をつぶやいている クレーマーのモコタロです

 

          

                   ビデオデッキ もう無いのにVHSで廊下が狭い! 捨てれば!?

 

  閑話休題  

 

昨日は、夕食に餃子を焼きました。あとは生野菜と鮭のサラダです 餃子は冷凍ものです。娘と一緒の時はひき肉をこねるところから すべて手作りするのですが、一人だと手間が大変なので今回は勘弁してもらいます 焦げているように見えますか?・・・・・・そう見えたらあなたの目は正常です

 

          

 

  も一度、閑話休題  

 

昨日、METライブビューイング、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の座席指定を取ってきました 3月3日(木)午前10時開演の部です。いつも通り左ブロックの後方、右通路側席を押さえました。ついでに、3枚綴りチケット(通常1枚3,600円のところ3枚で9,300円)を購入しました

 

          

 

  最後の、閑話休題  

 

昨夕、初台の東京オペラシティコンサートホールでバッハ・コレギウム・ジャパンの第116回定期演奏会を聴きました バッハの世俗カンタータ・シリーズ第7回公演です。プログラムは①オルガン協奏曲ト長調 BWV592」、②カンタータ「汝の果報を称えよ、祝福されしザクセンよ BWV215」、③カンタータ「静かに流れよ、たわむれる波よ BWV206」です 出演は、ソプラノ=ハナ・ブラシコヴァ、アルト=青木洋也、テノール=チャールズ・ダニエルズ、バス=ロデリック・ウィリアムズ、オルガン独奏=鈴木優人、指揮は鈴木雅明です

 

          

 

いつもなら会場に入ってすぐ、プログラムを買って読むのですが、毎回1,100円の支出は痛い 今回から買わないことにしました

1曲目のバッハ「オルガン協奏曲ト長調 BWV592」は、鈴木優人のパイプオルガンにより演奏されます 「協奏曲」という名前ですが、オーケストラの伴奏はありません。3つの楽章から成りますが「ト長調」という調性から明らかなように、明るく楽しい曲です

オケのメンバーと合唱団が入場します。この日のコンマスは、いつもの若松夏美ではなく寺神戸亮が務めます トランペット3人が左サイドに、フラウトトラヴェルソ2人(菅きよみ、前田りり子)がセンターに、オーボエ2人(三宮正満、荒井豪)が右サイドにスタンバイします チェロの武澤秀平(元・新日本フィル)、コントラバスの西澤誠治(読響)も健在です

この日の2つの世俗カンタータは、1733年に逝去したアウグスト強王を継いで即位したザクセン選帝侯アウグスト二世の即位と誕生日を祝って演奏された作品です 最初に演奏される音楽劇「汝の果報を称えよ、祝福されしザクセン BWV215」は、後に「ミサ曲ロ短調」のオザンナに転用された作品です

最初からトランペットが華やかに鳴り渡る祝祭感溢れる曲です バスのロデリック・ウィリアムズ、テノールのチャールズ・ダニエルズ、ソプラノのハナ・ブラシコヴァの3人によって歌われますが、ウィリアムズは深みのある美声です ダニエルズは高音部がちょっと無理があるような箇所もありました ブラシコヴァは、水晶のような透明感のあるノン・ヴィブラートの美しい歌声で、思わず聴き惚れてしまいます

休憩後は「静かに流れよ、たわむれる波よ BWV206」です ザクセン周辺を流れる4つの川が競い合う物語仕立てになっています 3つの大きな川=ヴァイクセル川をウィリアムズ、エルベ川をダニエルズ、ドナウ川を青木洋也が歌い(鈴木雅明氏いわく”青木ドナウ”)、ライブツィヒを流れる最も小さなプライセ川をブラシコヴァが歌います この曲では、ブラシコヴァの美声が際立っていたのに加え、青木洋也の成長ぶりが頼もしく感じられました

この曲は15年前、B.C.Jが初めて参加したライプツィヒ・バッハ音楽祭で演奏して絶賛を博したとき以来の再演とのことでしたが、素晴らしい演奏でした

今回は今年度最後の定期演奏会ということで、1階21列21番ともお別れです 新年度(3月25日~)も会員継続しますが、1階後方のA席に移ります

 

          

コメント
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