3日(火)。厚労省から「今年12月2日から現行の保険証は発行されなくなります」という脅迫文書が送付されてきていたので、1か月以上前に「マイナンバーカード」を保険証として登録しておきました 昨日がXデーだったので毎日通っている整骨院でマイナンバーカード(マイナ保険証)を提示しました ほとんどの患者(シニアが多い)が現行の保険証を提示していたようで、「あれ、マジ?」という顔をされました
厚労省から何度か送られてきた「お達し」によると、「『医療機関等を受診の時はマイナンバーカードをご利用ください』とあり、①受付 ⇒ マイナンバーカードをカードリーダーに置いてください。②本人確認 ⇒ 顔認証または4ケタの暗証番号を入力してください。③同意の確認 ⇒ 診察室等での診療・服薬・検診情報の利用について確認してください。④受付完了 ⇒ お呼びするまでお待ちください」と書かれています
ところが、院長は私の「マイナカード」をカードリーダーに差し込んでパソコン画面で情報を確認しただけで、カードを返却してくれました 初マイナ保険証体験は無事に終了したようですが、「なんか変だな?」と思いました 順番がきてマッサージを受けている時に、院長から「厚労省は暗証番号を入力しろとか、顔認証で確認しろとか言っているけど、実際にはカードをカードリーダーに差し込むだけで、カードの情報は自動的にパソコン画面で確認できるようになっている だから、情報を盗もうと思えば盗めてしまう状態にある。そういう機械(カードリーダー)が医療機関に配布されているのが実態だ」と言うではありませんか 厚労省は言ってることとやってることが違うじゃないですか もうビックリです 院長はさらに、「厚労省は、マイナカードがカードリーダーで読み込めない場合に備えて、従来の健康保険証も併せて持参してほしいと言っている こんなことだったら、最初からマイナンバーカードに保険証を紐づけしないで、従来通りの保険証で受診できるようにしておいた方がよっぽど安心・安全だ」と怒り露わにしていました 私も、「マイナ保険証はいろいろメリットとデメリットがあるが、現実問題として、様々な個人情報が登録されているマイナンバーカードをその都度持ち歩かなければのは、無くしたら大変だと不安になる」と伝えました
昨日の朝日新聞夕刊によると、「マイナカード保有者(約9400万人)の約8割にあたる約7700万人が、マイナ保険証として登録済みだが、今年10月時点の利用率は15.67%」とのことです 昨日を境に利用率が高まることが予想されますが、この問題、少なくとも1年後までは続くんでしょうね
ということで、わが家に来てから今日で3612日目を迎え、バイデン米大統領(82)は1日、刑事裁判2件で有罪となり、量刑言い渡しが今月予定されていた次男ハンター氏(54)について、恩赦を与えたと発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
バイデンも大統領である前に一人の親ということか トランプを非難できなくなるな
昨日、夕食に「茄子と鶏肉の炒めもの」「生野菜とアボカドとモッツアレラチーズのサラダ」「シメジの味噌汁」を作りました 「茄子と~」は久しぶりに作りましたが、ピリ辛で美味しかったです
昨日、新国立劇場「オペラパレス」ホワイエで「令和6年度新国立劇場オペラストゥデオ(オペラ研修所)『午後の音楽界 ~ 日本歌曲の世界』」を聴きました
新国立劇場オペラ研修所は永井和子前オペラ研修所長による「日本歌曲特別講座」を実施しましたが、この日の公演は講座の締めくくりとして、その成果を披露するものです 出演者は現在同研修所で研修中の第25期:5人、26期:4人、27期:5人の計14人の研修生です
事前申込制で先着150名ということだったので、申し込み開始日にWEBで申し込みました ホワイエの入口から手前半分くらいのスペースに椅子が並べられています 自由席なので早めに会場に着き、前から3列目左端の席を確保しました
午後2時から開始されましたが、最初にオペラ研修所長の佐藤正浩氏から、「今回は3回目の公演となる。研修生は普段オペラの研鑽を積んでおり、その成果を披露してきた そんな中、『新国立劇場の研修所の公演なのに日本の歌を取り上げないのはいかがなものか』という指摘があった そうしたことから、永井元研修所長の協力を得て日本の歌曲に関する特別講座を開き、研修生たちに受講してもらい、その成果を披露することになった」という挨拶がありました
次いで永井元研修所長から、「研修生たちが普段研修所で学んでいるのはオペラであるが、オペラは歌手がいて、指揮者とオーケストラがいて、演出家がいて、衣裳がいて、メイクがいて・・・というように、多くの人とのかかわりの中でドラマを造り上げていく 一方、歌曲は歌手とピアニストの1対1の関係の中でドラマを造り上げていく 日本の歌曲で大切なのは、正しい日本語で美しく歌うことである 研修生たちは限られた時間の中で懸命に取り組んでくれた 今後とも研修生たちを見守ってほしい」と挨拶がありました
次いで研修生たちの歌に入りました プログラムは下の通りですが、第27期(1年次) ⇒ 26期(2年次) ⇒ 25期(3年次)という順に歌います
高倍率の選考試験を突破した才能豊かな研修生だけあって、誰もが素晴らしい歌唱を披露してくれました 14人もいるので、一人一人コメントすることはできませんので、特に印象に残った研修生について書きたいと思います
北山冬一郎 ✕ 團伊玖磨「ひぐらし」他を歌った第27期・島袋萌香さんは、伸びやかな歌唱が素晴らしかった
野口雨情 ✕ 山田耕作「雨情民謡集」を歌った第27期・矢澤遼さんは、破壊力のある高音が印象的でした
三木露風 ✕ 山田耕作「風に寄せてうたへる春の歌」を歌った第26期・谷菜々子さんは、表情豊かに歌い上げました
高野喜久雄 ✕ 高田三郎「くちなし」他を歌った第25期・大竹悠生さんは、声量があり豊かな歌唱が印象的でした
三木露風 ✕ 山田耕作「風に寄せてうたへる春の歌」を歌った第25期・野口真湖さんは、力強くリリカルな歌唱が素晴らしかった この日聴いた研修生の中でマイ・ベストです
八木重吉 ✕ 畑中良輔「八木重吉による五つの歌」を歌った第25期・松浦宗梧さんは、説得力のあるバリトンが印象的でした
ここに名前を挙げなかった研修生の皆さんも、それぞれ個性があり素晴らしかったことを付け加えておきます
研修生たちの歌唱を支えた木下志寿子、原田園美の2人のピアニストも素晴らしかったです
午後2時に始まった公演は、途中15分の休憩を挟んで4時10分に、14人の研修生が勢ぞろいして一礼し幕を下ろしました
2月22日、23日、24日の3日間、この日素晴らしい歌を披露した研修生たちが出演するモーツアルト「フィガロの結婚」が上演されます 23日は別のコンサートの予定があるので、野口真湖さんがスザンナを歌う22日(土)の公演のチケットを12月8日の「クラブ・ジ・アトレ会員先行販売」で取る予定です これからも研修生たちを応援したいと思います
今日は読売日響「第643回定期演奏会」を聴きにサントリーホールに行きます
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