人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

日経「音楽 今年の収穫」~ 音楽評論家が選ぶクラシックコンサート・今年のベスト3 / ニール・ブロムカンプ監督「グランツーリスモ」を観る

2023年12月28日 06時13分43秒 | 日記

28日(木)。26日付の日経夕刊文化欄に「今年の収穫 音楽」が載っていました クラシック、オペラ、クラシック(関西)、ポピュラー、ジャズが取り上げられており、それぞれ評論家が選んだ「印象に残った公演ベスト3」が紹介されています

「クラシック」は江藤光紀氏が次の3点を選んでいます ※はコメントの要約・補足。

①ファビオ・ルイージ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(11月・サントリーホール)※サウンドに独特の香りがあり、ルイージの情熱的なリードで交響楽の醍醐味を味わった

②上岡敏之指揮読売日本交響楽団(8月・サントリーホール)※ブルックナー「交響曲第8番」 ※ ローター・ツァグロゼクの代役だが、デモーニッシュな演奏だった

③クァルテット・インテグラ(1月・サントリーホール ブルーローズ)※完成されたアンサンブルと個性的な音作りだった

「オペラ」は山崎浩太郎氏が次の3点を選んでいます ※は同上。

①オテロ(7月・オーチャードホール)※チョン・ミョンフン指揮東京フィルによる演奏会形式での上演は歌も管弦楽も合唱も優れていた

②田舎の騎士道/道化師(2月・東京芸術劇場)※マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」とレオンカヴァッロ「道化師」は上田久美子の演出が刺激的で挑発的だった

③ラ・カリスト(2月・川口総合文化センター・リリア)※濱田芳通 ✕ アントネッロによる演奏は17世紀の作品の魅力を感動的に伝えた

「クラシック(関西)」は小石かつら氏が次の3点を選んでいます ※は同上。

①森は生きている(1月・びわ瑚ホール)※沼尻竜典の指揮による人間の存在を問う真摯な姿勢が会場を満たす

②エマニュエル・リモルディ ピアノリサイタル(9月・ザ・フェニックスホール)※最初の一音で続く和音の全部が聴こえる

③フィガロの結婚(10月・びわ湖ホール)※指揮者・阪哲朗のフォルテピアノ驚く

上記の9公演の中で私が聴いたのは上岡敏之 ✕ 読売日響のブルックナー「交響曲第8番」とチョン・ミョンフン ✕ 東京フィルのヴェルディ「オテロ」です 両公演とも今年のクラシック・コンサート「マイベスト3」の有力候補です

ということで、わが家に来てから今日で3270日目を迎え、米国のトランプ前大統領は怒りや憎しみを込めたクリスマスのメッセージを相次いでSNSに投稿したが、バイデン大統領やジャック・スミス特別検察官に対しては24日に全て大文字で「彼らは私の陣営をスパイして議会にウソをつき、外交情報監視法でずるをして、大統領選挙を不正に操作し、多くは刑務所や精神施設から来た何百万人もの人々に我が国を侵略させ、アフガニスタンをめちゃくちゃにした。頭のおかしいジャック・スミスやジョー・バイデンの不良どもや悪党どもが私を追って来ている。わが国でこれほどの迫害はかつてなかった。それは選挙妨害と呼ばれる。メリークリスマス!」と書き込んだ  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     こういう低能に 米国の政治を再び4年間も任せるほど 米国人はバカじゃないよね?

 

         

 

昨日の夕食は「寄せ鍋」にしました 食材は鶏もも肉、鶏肉団子、白菜、水菜、シメジ、ニンジン、長ネギ、モヤシ、豆腐です 鍋なので浦霞禅の冷酒を飲みました 禁酒はもう完全になし崩しです

 

     

 

         

 

新文芸坐でニール・ブロムカンプ監督による2023年製作アメリカ映画「グランツーリスモ」(134分)を観ました

ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンポロー(アーチ―・マデクウィ)は、同ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニー(オーランド・ブルーム)と、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジャック(デビッド・ハーバー)、そして世界中から集められたトッププレイヤーたちがいた 想像を絶するトレーニングや数々のアクシデントを乗り越え、ついにデビュー戦を迎える彼らだった

 

     

 

この映画は世界的な人気を誇る日本発のゲーム「グランツーリスモ」から生まれた実話をもとに、ハリウッドで映画化したレーシングアクションです

「GTアカデミー」とは正式には「GTアカデミー by 日産 ✕ プレイステーション」で、日産自動車とプレイステーションとポリフォニー・デジタルによって2008年に始まったバーチャルとリアルを繋ぐ革新的なドライバー発掘・育成プログラム(2016年まで実施)です 選抜試験は過酷を極め、ゲームのドライビングテクニックだけでなくレーサーとして必要な精神力や体力も試されるものでした 前代未聞のチャレンジに企画当初は異端視されましたが、その後「GTアカデミー」出身の数多くの選手がリアルレースで表彰台に上がることになりました

この映画は言うまでもなくレーシングカーの超高速レースが見もので、重低音が身体に響いてきます 車好きやスピード狂には堪らない映画でしょう


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