29日(金)。昨日は年末恒例の”1年に1度の大苦行”油だらけのレンジフード掃除をしました 数年前まで金属タワシや油汚れ洗剤総動員で悪戦苦闘していたのが、最近は洗剤も”優秀”になり、”洗剤一隅のチャンス”とばかりに、あまり力を入れずに油汚れが落ちるようになり、助かりました 助かると言えば、今年はどういう訳か、娘がキッチン収納キットを搬入して、フライパンやら鍋やら菜箸やらを整理整頓してくれたので、料理がスムーズに作れるようになりました こんな感じです
ちなみに、反対側の壁は「サッポロCLASSIC ゴールデンカムイ」空き缶タワーです これは今年の分だけではなく 昨年からの蓄積です
ということで、わが家に来てから今日で3271日目を迎え、来年3月に行われるロシア大統領選挙の候補者になるための登録を拒否された反プーチンを掲げる候補者ドゥンツォワ氏が、最高裁判所に不服を申し立てていたが棄却された というニュースを見て感想を述べるモコタロです
ロシアに三権分立はない あるのはプーチン政府・プーチン議会・プーチン裁判所だ
昨日、夕食に「タラのアクアパッツァ」と「舞茸の味噌汁」を作りました 極めてヘルシーメニューです
昨日の日経夕刊文化欄に「今年の収穫 映画」が載っていました これは日経の「シネマ万華鏡」に寄稿する評論家らが今年公開された映画の「ベスト3」を選んだものです
Ⅰ。中条省平氏が選んだのは次の3作品です ※は補足。
①PERFECT DAYS(ヴィム・ヴェンダース監督)※役所広司がカンヌ映画祭で男優賞
②コンパートメントNo.6(ユホ・クオスマネン監督)※フィンランド映画、ロードムービー
③青いカフタンの仕立て屋 ※モロッコの女性監督の作品
Ⅱ。宇田川幸洋氏が選んだのは次の3作品です
①そして光ありき(オタール・イオセリアーニ監督) ※1989年の作品の正式公開
②サントメール ある被告(アリス・ディオップ監督) ※セネガル系の女性監督の作品
③天国か、ここ?(いまおか しんじ監督) ※低予算の日本映画の面白さ
Ⅲ。村山匡一郎氏が選んだのは次の3作品です
①EO イーオー(イエジー・スコリモフスキ監督) ※ブレッソン監督の古典作に着想を得たロバの放浪物語
②福田村事件(森達也監督) ※関東大震災時の虐殺事件の再現劇
③独裁者たちのとき(アレクサンドル・ソクーロフ監督) ※第2次世界大戦の政治指導者たちの風刺的な寓話劇
Ⅳ。渡辺祥子氏が選んだのは次の3作品です
①PERFECT DAYS(ヴィム・ヴェンダース監督)
②BADS LANDS バッド・ランズ(原田眞人監督) ※原作小説の主人公の女を男に変え、わき役陣を活かす娯楽づくりの巧みさ
③ロスト・キング 500年越しの運命(スティーヴン・フリアーズ監督) ※リチャード3世の墓探しをする英国の主婦を描く実話がモデル
Ⅴ。日経編集委員・古賀重樹氏が選んだのは次の3作品です
①花腐し(荒井晴彦監督) ※原作の設定を変えて斜陽のピンク映画と重ね合わせた
②王国(あるいはその家について)(草野なつか監督) ※映画の構造を解体し再構築を試みた
③枯れ葉(アキ・カウリスマキ監督) ※変わらないスタイルで変わりゆく世界の不安を捉える
上記の中で私が観たのは次の5作品ですが、感想をブログに書きましたのでそれぞれの日にちのブログをご覧ください
〇コンパートメントNo.6(ユホ・クオスマネン監督)=5月23日付ブログ参照。
〇そして光ありき(オタール・イオセリアーニ監督)=11月18日付ブログ参照。
〇サントメール ある被告(アリス・ディオップ監督)=11月25日付ブログ参照。
〇EO イーオー(イエジー・スコリモフスキ監督)=11月1日付ブログ参照。
〇独裁者たちのとき(アレクサンドル・ソクーロフ監督)=4月25日付ブログ参照。
評論家の皆さんが推薦していてまだ観ていない映画で、是非観たいと思っているのはヴィム・ヴェンダース監督「PERFECT DAYS」です
今年は130本映画を観ましたが、何割かは「METライブビューイング」と「METライブビューイング・アンコール」で占めており、また今年初公開の作品に限らず1年以上前の映画も相当数含まれています したがって、「今年のベスト3」の観点からすると対象外となる作品が多いので、あえて「マイベスト3」は選ばないことにしました
新文芸坐でフランシス・フォード・コッポラ監督による1992年製作アメリカ・イギリス・ルーマニア合作映画「ドラキュラ」(128分)を観ました
1462年、ルーマニア・トランシルヴァニア城の城主であるドラクルはトルコ軍との戦争に出征するが、そこで戦死したという虚偽の情報を真に受けた最愛の妻である妃エリザベータ(ウィノナ・ライダー)は投身自殺する 帰ってきたドラクルは悲しみの最中、司祭から自殺した霊魂は神に救われないという言葉を聞かされる 絶望の末、ドラクルは神への復讐を誓い、血を糧に生きながらえる吸血鬼と化す
1897年、ロンドン。弁護士ジョナサン(キアヌ・リーブス)はルーマニアのドラキュラ伯爵(ゲイリー・オールドマン)からの依頼を受けて彼の城に向かうが、そこでドラキュラ伯爵の正体を知ったため、城に囚われてしまう 一方、ロンドンへ渡ったドラキュラ伯爵は亡き妻とうり二つの女性ミナ(ウィノナ・ライダー:二役)と出会う ジョナサンの婚約者であるミナは、ジョナサンとドラキュラ伯爵の間で揺れ動く 時を同じくして,ミナの親友であるルーシー(サディ・フロスト)は奇妙な夢遊病の発作に悩まされていた 徐々に心身ともに衰弱していくルーシーの様子を心配した婚約者であるアーサー(ケイリー・エルウィス)は、友人のジャックとクィンシーからこのことを形而上学者のヴァン・ヘルシング(アンソニー・ホプキンス)に相談するよう勧められる ルーシーの屋敷を訪れ、彼女を診察したヘルシングは、その症状が吸血鬼に血を吸われたことによるものだと気づく それからしばらく経ち、ドラキュラ城から脱出したジョナサンはロンドンに戻るが、そこでドラキュラ伯爵もロンドンに渡ってきていたことを知る その後、ヘルシングと出会ったジョナサンはドラキュラ伯爵がミナを奪おうとしていることを知り、アーサー達やヘルシングと共にドラキュラ伯爵に闘いを挑むことを決意する ヘルシングは吸血鬼と化したルーシーを退治し、ドラキュラ伯爵の行方を追う 一方、ミナのベッドに入り込んだドラキュラは、自分の血を飲ませようとするが ためらう 彼の愛の深さを知ったミナは、自ら血を飲んでしまう。ドラキュラはミナをさらって屋敷に逃げ込むが、ヘルシングらが追跡する。苦しむドラキュラにミナが杭を打ち込むと、息絶えたドラキュラの顔が平穏な表情に変わっていく そしてミナはドラキュラの首を斬り落とすのだった
この映画は、1897年に発表された恐怖小説の古典「吸血鬼ドラキュラ」を、原作のイメージに忠実なスタイルで描いた作品です
タイトルが「ドラキュラ」なのでホラー映画を想像していましたが、ほとんど恐怖を感じませんでした むしろ、最後にドラクルの妻エリザベータの生まれ変わりの「ミナ」により、本当の愛を知ってやっと成仏していったドラキュラの物語のように思いました
いつも楽しく拝読しています。
いきなり質問ですが、
尾崎秀英さんについて教えていただければ幸いに思います。
気が向いたときにでもご返答いただけたらさらに幸いに思います^_^;
いつもグログを楽しみにして拝読しております。
尾崎秀英という人はどうやらクラシック音楽に関係のある方のようですが、初めて目にする名前です。不勉強で申し訳ありませんが、全く知りません。
そうはいうものの、気になるのでネットで調べてみました。結果は下の通りです。
「1974年2月27日に米ニューヨーク生まれ(同年9月帰国)。1997年東京大学文学部思想文科学科(倫理学研究室)卒業。2001年栄光ゼミナール・高校生英語クラス勤務。2007年「月刊日本」(株式会社K&Kプレス)勤務。2015年千葉大学医学部付属病院で重症急性膵炎により永眠」
申し訳ありませんが、これ以上のことは分かりません。ご理解ください。
またのコメントをお待ちしております