12日(木)その1.わが家に来てから411日目を迎え、いただきもののゴーフルの缶を強引に口で開けようとするモコタロです
缶じゃ 歯が立たないよ 簡単だと思ったら缶違いだった
閑話休題
昨夕、Mさん、Kさん、Yさんの美女3人と新橋の老舗中華料理S亭で会食しました 退職後初めての最下位、もとい、再会を祝して、私は生ビール、女性陣は梅酒で乾杯して、料理をアラカルトで取っていただきました
寒かったので、私は途中から紹興酒に変えましたが、これがすごく美味しかったです
焼きそばは新鮮な食材を使っていてボリュームたっぷりで、すごく美味しかったです
五目チャーハンも最高です
スープは磯の香のするコクがあるのにキレがある(?)味でした
デザートに杏仁豆腐を頼みました。ここの杏仁豆腐は天下一品です
1時間半近くS亭で過ごし、その後、新橋駅近くのカラオケBに行き、4人でそれぞれの持ち歌を歌いまくりました 女性3人は、それぞれの個性が歌に現れていて興味深く聴かせていただきました 「それぞれの個性」とは具体的にどういうことを意味しているのか、といった個人に立ち入った事実関係については個人情報保護法及び国家機密保護法の精神に則り明らかに出来ません 一方、女性陣の過半数は私の歌をスルーして、次の歌の選曲にいそしんでいました。この行為は違法性を問われません。いいじゃないの、幸せならば
会社を卒業しても、美女3人に囲まれて食事をしたり歌を歌ったり出来ることは幸せなことです 12月には4人で焼き肉を食べに行こうと約束をして10時近くに解散しましたが、また次があるというのも幸せなことです Mさん、Kさん、Yさん、楽しい時間をありがとうございました
も一度、閑話休題
「2016都民芸術フェスティバル」のチケットを買い増ししました 先日、オーケストラ・シリーズを4枚と室内楽シリーズを2枚手配したのですが、今回は3月23日(水)午後7時からの東京シティ・フィルのコンサートを手配しました 当初、別のコンサートに行く予定でしたが、プログラムを比べてこちらの方がコスト・パフォーマンスが高いと判断し、予定を変更しました プログラムは①モーツアルト「ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467」、②ブルックナー「交響曲第4番変ホ長調”ロマンティック”」で、①のピアノ独奏は山元香那子、指揮は高関健です
最後の、閑話休題
一昨日、池袋の新文芸坐で高倉健主演映画「鉄道員」と「冬の華」の2本立てを観ました 昨日、「鉄道員」について書いたので、今日は「冬の華」について書きます
「関東の東竜会幹部の加納秀次は、会長の坂田良吉を裏切って関西の暴力団に寝返った松岡を殺害し、旭川刑務所に服役した 松岡には3歳になる洋子という娘がいた。服役中、加納はブラジルにいる伯父と偽り、洋子と文通を続けた。ある日、洋子がいつも加納あてに手紙を書いているという名曲喫茶「コンチェルト」で洋子と出会うが、自分の身分を明かすことをせずに別れる ある日、会長の坂田が関西連合の一味に殺され、坂田の息子・道郎は復讐を誓う。加納は堅気の道郎を抗争に巻き込まないように、復讐に出ようとする道郎を引き留め、関西連合に寝返りを打った山辺を殺害する その直前、加納は洋子に電話をして「当分、日本へは帰れない」と伝える。結局、加納は、組を裏切った男を殺害するという15年前と同じ状況に追い込まれることになる」
この映画でも、高倉健の”物静かな不気味さ”のような魅力が感じられます この映画は1978年当時の横浜が舞台になっているので、マリンタワーがシンボルマークのように映し出されます 小学校の修学旅行で行ったことを懐かしく思い出しました
この映画で意外なことを発見しました。それは高倉健主演の映画でチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」が使われていたことです 加納(高倉健)が、洋子がよく通っている名曲喫茶「コンチェルト」に行って、リクエストをするシーンです。店内には洋子が好きだというチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」の第1楽章が流れています 係りの女性が加納に「何かリクエストはありますか?」と訊きます。すると、加納はリクエスト・ボードに書かれた「チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』」を指して「あれをお願いします」と言います。すると、係りの女性は「いま流れている曲がそうですが・・・・」と言って去ります。後にはバツが悪そうな顔をした加納の姿が残されます
加納が車の中から洋子(池上季実子)を盗み見るシーンがありますが、その時の洋子はヴァイオリン・ケースを抱えていました ヴァイオリンを習う女子高校生がヴァイオリン・コンチェルトではなくてピアノ・コンチェルトが好きだという、そこにちょっと引っかかりを感じました しかし、クラシック好きならヴァイオリン曲もピアノ曲も好きだというのは不思議でも何でもありません
この選曲の理由は、むしろ、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」第1楽章の冒頭部分が、加納に課せられた運命を象徴するかのように宿命的に響くからでないかと思います
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