モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

ちょっと早いですが、前半戦を振り返って〜吹っ切れた石丸監督

2020-09-16 10:17:10 | モンテディオ山形
昨日の某テレビ番組で、新潟のチョンテセの奥さんがフォーカス。
なんでも、山形に縁があるとか。
テセも時々山形に来ているとのこと。
・・・テレビ見てなかったので、ネットで騒がしいのを見て、来年ウチに来るのかと思いましたぜ(汗)

さて、早いもので今シーズンも前半戦残りは2戦となりました。
今年は、5連戦の連続で、
前半戦最終戦も、5連戦の真っただ中。
そこで前半戦を総括するには慌ただしいので(笑)
ちょっと早いですが、
ここまでの総括というか感想を。


まずは、19節現在、5勝8分け6敗。順位は16位。
もちろん、これを想定内、満足という人はいないと思います(汗)

昨年のリーグ戦6位、PO2回戦進出という結果を背負って就任した石丸新監督。
フロントの努力で、主力選手を軒並み残留させ、
「昨年の戦力はちゃんと残したからね」と肩をたたかれれば(想像)、
そりゃ、なかなか前の戦術をひっくり返すのは難しいですわなぁ(汗)

ということで?3バックでスタートしたシーズン。
凌磨という新戦力の躍動はあったものの、
昨年の3バックの継続では、坂元、柳といった攻撃のスイッチ役がいないことに加
え、
ヴィニ、充孝、加藤といった期待の新戦力も戦術になじめず、
8節までで、1勝5分け2敗。
就航早々、エンジン不調で湾内でどん詰まってしまった「石丸」丸。

そして迎えた9節の相手は、昨年のPOで敗れた因縁の相手徳島。
成長したモンテの姿を見せたかった試合でしたが、
前半から躍動したのは徳島。
石丸戦術のキーであったCBの攻撃参加を封じられ、
5バックで一方的に守ることに終始した前半の45分間。

ここで、監督の中で何かがはじけました(想像)。

後半、突如として4バックにシステム変更。
攻撃の圧は強まりましたが、最終的には0-1で敗戦。
システム変更も功を奏さず、と思われましたが、
何かを得たのか、10節からも4バック継続。

10節京都戦は、新たに左SHで起用された末吉の躍動などで撃ち合いを演じて3-4で敗れるものの、
急造4バックはそこからも躍動。
愛媛、長崎、甲府、琉球を撃破し、
気が付けば、15節で5勝6分け4敗、9位浮上となりました。


ここで、3月の新聞記事にこんな石丸監督のインタビューがありました。

「常にボールを前に進めることを意識し、主導権を握るサッカーが理想です。
カウンターは相手のミスや隙など偶然の要素に左右される攻め方です。J1で武器にしているチームは多くありません。
J1で戦うためには、意図的に相手の守備を崩していく攻撃が必要になります。」

「DFから攻撃をビルドアップするサッカーを目指しています。
前にボールを運ぶことを意識し、相手選手にプレッシャーをかけつつ、
パスを使って空いたスペースを作ったり、数的優位の形にしたりして徐々に相手の守備体形を切り崩していきます。」

「偶然に頼る攻撃ではなく、意図したボール運びでゴールを奪えれば、
選手たちは手応えや面白さを感じるはずです。
選手たちには常に状況を判断した上でのプレーを求めています。
監督として、選手の引き出しを増やし、もっと幅のあるプレーをしてもらいたい。」

どうでしょう。
まさに、今、それが実現されようとしています。

昨年までの「重い鎧(3バック)」を背負わされていた指揮官は、
結果が出ていないことで、吹っ切れて(想像)、
理想とする戦い方を得ようとしています。

これ、生半可に3バックで結果が出ていたら、
シーズン途中ではなかなか踏み切れなかったでしょう。
そういう意味では、10節まではあまりに大きい「授業料」ではありましたが、
やっと、自分のチームに手ごたえを感じ始めているのではないでしょうか。

反町松本でもない、木山モンテでもない、「石丸ネオモンテ」。


ちょっとここのところ勝てない試合が続いていますが(汗)、
ここを乗り切れば、前には大海原が広がっていると思います。

コメント
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