さて、
明後日はいよいよホーム北九州戦です。
まさか、この順位同士で戦うとは思ってもいませんでしたが、
もう、相手は完全にJ2を凌駕しようとしています。
シーズン再開時は、これだけ走るサッカーでは暑い夏には失速するだろう、
と思われていましたが、その夏場に首位に躍り出ると(笑)
指揮官は小林監督。
言うまでもなく2008年モンテを初昇格に導いた「昇格請負人」。
このまま今年J1昇格しちゃったら、初めて2年連続昇格という偉業となります。
(柏は、2010年J1昇格、2011年J1優勝という偉業でしたが)
同じ4バックながら、モンテを率いていた時とは全く違う戦術。
まさに、静から動といった180度違うチームを作ってます。
やっぱり、自宅のある福岡は水が合うのかなぁ(笑)
対する、絶賛進化中の石丸監督のネオモンテ。
現状、チームの完成度の差は否めませんが、
かといって指をくわえて、北Q嵐が過ぎ去るのをただ見ているわけにはいきません。
なんとか今できるプレーで抗わなければなりません。
ポイントは、勝利した長崎戦、甲府戦にあると思います。
この2試合、守備のベースを守り、
攻守にアジリティを持ったゲーム展開でした。
逆に長崎戦は慎重すぎて、監督からラインが下がっていたと指摘されましたが、
ある意味上手に弱者の戦い方ができていました。
もちろん、
急造4バックも熟成が進みましたし、
あの時よりも自信をもって攻めて良いと思いますが、
大宮戦のように一方的に攻めるという展開にはならないでしょう。
攻守の切り替え、球際のところは大事に戦ってほしいと思います。
とは言っても、なんだかんだでカウンターで1本はやられそうですが(汗)、
そこは割り切って、2点取って勝ちましょう。
昇格を考えるならば、大事に1点取って最後5バックで逃げ切る試合を選択したいところ。
しかし、折角今手に入れそうなところまできている、
理想の攻撃で圧倒したいところでもあります。
大宮戦のゴールで、岡崎は一回り大きくなったと思います。
本田の控えではなく、ようやく本田を控えに回すところまで来ました。
あとは、右SBと、ヴィニ、充孝の起用法の最適解だけか。
Bチームに厚みを出したいところですが、まだそこまで控え選手の戦術理解に至っていないか。
とにもかくにも、「尻に火がついている」ことも含め、
チームがステップアップする舞台は揃いました。
面白い試合を期待したいです。