モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

天皇杯ヴェルスパ大分戦を振り返って。再現できなかったチームの強度

2021-06-10 11:54:57 | モンテディオ山形
昨夜の天皇杯。
結構荒れた結果になったようで。
J1勢では、横浜M、仙台、FC東京、J2上位では甲府が敗れています。
良かった~(内心)

改めて昨日のメンバーは、
GK櫛引
DF藤村、熊本、栗山、吉田
MF幹太、小松、岡崎、加藤
FWルリーニャ、木戸
交替は、
加藤→中原、松本→林、小松→國分、ルリーニャ→康太、藤村→瀧澤

家族の者は、
あんな試合するとは、と激おこでしたが、
私は、「有料のTGだった」と思うことにしました(汗)

この試合に期待するものはいろいろ大きかったのですが、
結果からわかったことは、
ボスの基本戦術が全体に浸透していないこと、
そしてまだまだ主力とサブの力の差は大きいということでしょうか。
もちろん、初先発の選手も多く試合慣れしてなかっただろうし、
加藤あたりはまだ万全ではなかったかもしれません。

しかし、ボスのサッカーを目指すうえで、
一番欠けていけないのは、プレーの強度だと思います。
そこが一番残念だったところです。

さらに、パススピード、トラップといった部分でも、
J1を目指すチームらしからぬ緩さ、拙さがありました。

そして、ポジショニングの悪さ。
ボールホルダーに対して、パスを引き出すポジショニングが出来ていないし、
2つ先くらいのプレーの共有がされていないので、
パスをもらって止まって、出し手を探してパスを出すの連続。
これで、相手のプレスを剥がすのは容易ではないでしょう。

強度、トラップといったところは練習でなんとかなりそうですが、
ポジショニングの部分は、センスとか天性の部分もあるので、
なかなか改善は難しいかもしれません。
小松、幹太がピッチで消えてる時間が多いのはそのせいで、
レギュラーになれないのはまさにこの部分。
南、藤田、國分との差は大きいです。

そんな現在地を確認したような試合でしたが、
収穫もありました。
まずは、幹太の初ゴール。
さすが攻撃の選手を思わせる素晴らしいシュートでした。
もう一本後半ビッグチャンスあったんですけどね、ふかしちゃいました。

次に藤村。
まさかのSB起用ではありましたが、
攻撃的なサイドの可能性を感じました。
守備の部分はかなり苦労したようで、
最後は両足を攣って動けなくなりましたが、
ボールを持てば、かなり相手に脅威を与えていたと思います。
目指せ、川崎の旗手!

ボス体制になって、初めての公式戦敗戦。
試合後何を語るかなと思いましたが、
相変わらず煙に巻いたようなコメント(汗)
勝っても負けても掴みどころのないボスでした。
(もちろん選手を思ってのことです)

悔しくも、もう気持ちは山口戦に切り替わっています。
これを高い授業料だと思って、リーグ戦に生かしましょう。

コメント
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