☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

素敵な税金の使い方

2016-03-22 | 日常の出来事

今日のカナダでのニュース。国家予算というのか、連邦予算というのか、ちょっとわかりませんが federal budgetの税金の使い道で、いいなと思った事がありました。

オリジナルニュースはここ

今現在、子供が生まれると、月々一律でカナダ政府から 6歳未満は$100、6歳から18歳までは$60 手当がもらえます。それプラス、確か6歳までは、オンタリオ州からも世帯の収入に応じて少し手当がもらえます。

今回のニュースは、カナダ政府からの手当に関するものですが、今までは、世帯の収入に限らず、一律で平等に子供手当が支払われていました。

今回新しく決まった事としては、世帯での年収入が、$30.000 未満(約300万円未満)の場合、年間で 6歳未満は$6.400、 6歳-18歳までは$5.400の手当が、子供一人に対して支払われるそうです。月額にしたら子供一人に対して$500ちょっと(約5万円)政府から支払われる事になります。

そして、世帯年収入が$190.000以上(約1900万円以上)の家庭では、手当が無くても十分な生活をさせる事が可能であるという事で、子ども手当は支払われず、手当が必要な家庭へその分使われるという仕組み。 実際の所、どこまで厳密に調整されるのかはわかりませんが、アイディアとしては、無くても大丈夫な人に支払っていた分を、本当に必要な人達に使ってもらうという事みたい。

この間の、世帯年収が$30.000 ー$190.000の家庭では、その収入に応じて、6歳未満は年間 $6.400以下で、6歳ー18歳までは$5.400以下で、手当が支払われるようになるそうです。

昨日ちょうどブログで、貧困について少し触れた所で このニュースだったので、ますます、カナダは色々な人達の事を考えた政策を実行してくれる国なんだな〜。イケメン首相、顔だけじゃなく、政策の中身も素敵だ!! と思いました。

このニュースで、もしかしたら お子さんがいらっしゃらない世帯の方達は、こういった税金の使い道に不公平を感じるか。そんな話をダディとしてみましたが、おそらくそれは無いだろうと。
なぜなら、子供に使う費用が無い分、自分達の収入を、好きなように使えるわけだし、医療費が基本タダなので、誰にでも起こりうるであろう体調を崩した時や病気になった時などは、その検査費、入院費、手術費が税金から出るわけだから、誰もがどこかで、自分が払った税金を還元されていると感じる場面に出会うよね。 と、そんな話をしました。

ヨーロッパのある国では、仕事で疲れが溜まったな。。。一休みしてリフレッシュしたいな。。。と思った時に、スパに行ったりするのも、税金で賄えるそうです。その分収める率ももっと大きいそうですけどね。

もしかしたら、子ども手当を、自分達のギャンブルやドラッグなどに使ってしまい、結局飢えや虐待の環境が改善されない家庭も、もしかしたらあるかもしれない。でも、親子共に一生懸命日々生活をしていて、やりたい事、勉強したい事があるけど費用が。。。とか、将来的な学費の貯蓄にも使えるし、日常の習い事費用、食費や生活費の足しに等、少しでも生活しやすくなるサポートになるんじゃないかなって、思います。

一生懸命働いて稼いだお金を税金として納め、その税金が、日常生活で誰もがここに使われているんだと、色々な場面で感じる事ができる社会は、お金の使い道がクリアな感じがします。
納めた税金、どこに使われてるんだ。。。。誰かの懐に入っているんじゃ無いか。。。。何かやたらと無駄に思える工事をしてないか。。。。 そう感じる国民が増えれば増えるほど、税金アップと言われても、その使い道の信憑性、疑っちゃう気持ち、わからなくないなあ。。

国も人間が作っているわけだから、将来ある子供達が、安心して、健やかに、賢く育ってくれる為のサポート、素敵だな〜って思います。 お子さんがいらっしゃらない方達、子育ては卒業した世代の方達は、間接的に国の人材育てをサポートをしている、大げさな言い方かもしれませんが、それは、すごーーーく素敵な事だと思います。

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カナダの学校、日本の学校

2016-03-22 | 学校関係
我が家のお兄ちゃんは、カナダだと9月から小学生になっていますが、日本だとちょうど今 幼稚園を卒園の時期なんだね〜。なんだか変な感覚。
日本の小学校準備の話など聞いていると、自分の時もそうだったのだと思いますが、結構色々揃えてお金もかかりますね。

子供の頃は、全く意識した事がなかったけれど、夏に帰ったときに、ランドセルの値段を見て、びっくり!!!
6年間使うとは言え、いいお値段するんだね〜。

おじいちゃん、おばあちゃんがお祝いに買ってくれるケースも多いみたいだけど、最近日本での子供の貧困が深刻だというニュースをみると、入学準備が家計の負担になってる所も実は多いんじゃないかと、余計な心配をしてしまいます。
金銭的な事、虐待での事、状況は様々なんだと思いますが、子供が十分に食べさえてもらえない家庭、進学したいのに断念せざるを得ない家庭。。本当に多いらしくて、びっくりしました。

ランドセル、体操着、上履き、制服、カナダの学校では、特に何も指定がないので、自分で好きな物を買っていい。 日本は教科書は政府から個人に支給されるけど、学校指定で揃えるもの多いですよね。
その環境で育ってきたから、何も疑問に感じなかったけど、中でも持ち物で一番負担が大きそうなランドセルは作りも丈夫だし、子供の体にあった設計になってるようで便利だけど、カナダの子達を見ていると、別に何でもいいんじゃないかと、思ってしまいます。

ちなみに、我が子が使っているバックパックは、$50くらいで購入しました。子供用のバックパックにしては少し高いかなと思ったけど、ランドセルと比べたら、6年間毎年買い換えても半額以下だね!
幼稚園のときに初めて買ったのは$20くらいので、数ヶ月でジッパーが壊れたので、ジッパーが壊れにくいというレビューを参考に買い換えたんだけど、その後丸2年 今使っているのを使用してますが、特に問題無くしばらく使えそうです。

本当に貧困が深刻なら、負担を減らせる物、結構あるんじゃないかな〜。その業界の人達にとっては嬉しくない提案だとは思いますが。。

受験が絡むと、受験代、入学金?(何ていうんだっけ?合格をキープしておくために払うやつ)もかなりの金額。せめて高校くらいまでは、家計に負担が少なく、最低限の教育が平等に受けられるようにできたらいいのにね。 勉強したい子が貧困の為に高校へも進学できないなんて。。。 中には親に経済力があって、勉強したいのかしたくないのかわからないのに、とりあえず学校へ行けちゃう子もいるのにね。。 

カナダは、高校までは義務教育で、公立なら受験も無く勉強頑張れば卒業できるみたいです。 高校の情報はあまり詳しく知りませんが、ある程度、自分の興味の方向で選択できる授業もあるみたい。 偏差値での受験入学ではないので、勉強ができる子、好きな子、興味ない子、みんな同じ学校にいるようです。人の価値は数字じゃないもんね。

ダディが子供の頃は無かったようですが、今は子供用の積立制度もあって、小さい頃からある程度積立ておくと、大学の学費はそれでまかなえるようなシステムもあります。日本のように塾に大金払う事もないみたいだしね。

日本にも、明るいニュースもたくさんあるのでしょうが、ネットのニュースだけ読んでいると、何だか日本の将来と教育大丈夫?と、心配になる人は、私だけではないみたい。

子供達が、楽しい気持ちでのびのびと勉強できる環境。日本にも素晴らしい学校がたくさんあるはず! 良い部分を共有して、住み良い社会を作っていける子供達が育ってくれたらいのにね。その環境を作りと、成長を見守るのが 大人の役割じゃないのかな。
正直、カナダの方が、子育てしやすい環境じゃないかなと。。。感じています。 


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サイエンスプロジェクト

2016-03-22 | 学校関係
春分の日も過ぎ、2週間前には、時間も夏時間に変わり、すっかり日が長くなりました。夜7時はまだ明るい!嬉しいね〜。

お兄ちゃんのサイエンスプロジェクト、少しだけご紹介。


憧れの、グランダワークショップへ立ち入り、一緒に切ったり、穴を開けたりできて楽しいみたい。 


ヤスリをかけているのかな? これは、Wind tunnel (日本語だと、風洞というみたい)を作っています。 これを使って、卓上飛行実験をする予定です。
なんか、髪の毛がすごいことになってるけど、静電気か!?

この作業を始める前に、ウォータールー大学へ、本物の風洞を見学に行ってきました。 シカゴで行ったチルドレンミュージアムにもあったなあ。。

6歳の子にもわかるようにと、なるべくシンプルな仕組みで、グランダが考えてくれました。今週は放課後にちょこちょこ通って、週末にプレゼンボードを仕上げ、来週発表の予定です。

実験成功しますように〜。楽しみだ!


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