☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

Terry Fox Run

2016-10-03 | 学校関係
多分他の学校でもやってるイベントだと思うのですが 先週Terry Fox Runという走るチャリティーイベントが学校でありました。 個々にドネーションのお金を持って行き、募金は癌のリサーチ、研究費用などに贈られます。

学校で目標設定金額が$2.500だったようですが、それを超えて$3.000以上(約30万円)の募金が集まったようです。 目標設定金額が達成されると、全校集会でちょっとしたイベントもあったようで、数名の先生達の顔に、クリームたっぷりのパイが。。。。

お兄ちゃんの担任の先生(女性)も、シャワーキャップをして、クリーム顔になってしまったみたいで、盛り上がったようです。

そして、一生懸命、癌で亡くなった家族を思いながら走ったみたい。 夏のハイキングでも感じたけれど、走った距離を聞いてみると、ずいぶん体力が着いたもんだなあ。。。と感じました。

癌と今現在、向き合っている人、闘っている人、共生してる人、世界中に沢山いると思います。

ステージ4であっても、私自身、自分の母が亡くなった時は、亡くなる直前まで、心の底から、目には見えない程度でも少しずつの回復を、奇跡を信じていました。 その気持ちに嘘はなかったと、今でも思える。

実際、何人かの知り合いの家族には、ステージ4であっても、日常生活を問題なく送れるように回復し、10年20年と日常生活を続けているという話も聞きました。

義理の弟に関しては、少なくとも一緒に生活をしていた時期を振り返ると、彼は奇跡を起こしていたと思います。

統計である程度の予測はされてしまうのだと思うけれど、それでもわからないじゃんね。 他人にその人の寿命決めて欲しくない。

明日はわが身で、何が起こるかわからない。 当たり前の日常が無くなるかもしれない。 健康でも事故や天災にあうかもしれない。そういう気持ちで毎日過ごせば、自分の健康のありがたみも、子供達や家族が元気でいてくれるありがたみも、住む家があるありがたみもよくわかる。 今を大事に。今できることを大事に。今一緒に過ごせる時間を大事に。って思える。

病気と向き合っているご本人やご家族はきっと、1日1日を誰よりも大切に過ごしていると思う。

痛みや苦しみと共に過ごす毎日はしんどいと思うし、強い薬で体調が急に弱ってしまったり、容姿が変わっていくと、本人も周りで支える家族にも不安がよぎると思うけど、それに体と気持ちが負けないように、患者さんの気持ちが少しでも楽に過ごせるように、明日を見て前向きに今日を過ごせるように、見守る家族は免疫力を高められるお手伝いくらいしかできないかもしれないけれど(話を聞いたり、体に優しい食事管理、笑いを起こさせる楽しい気持ち など)、患者さん本人の明日も生きたいと思う気持ちと、周りで見守る人達の愛情が奇跡という物をにつながるといいなと思います。


ある程度の覚悟を持って毎日を過ごすことは、何も考えずに過ごしている人達よりもきっと、1日1日を大切に過ごせる。そんな積み重ねが、病気であっても、そうでなくても、1日でも長く続き、それが、10年、20年、30年と続いたらいいね。

そして、みんなからの募金で集まった気持ちを使う立場の人達も、明日の患者さんとご家族達への幸せにつないでほしいと感じます。



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