☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

気になる言葉

2019-03-18 | 日常の出来事
日本のニュースや雑誌のコラムを読んだり、テレビのコメンテーターの発言、たぶん政治家も使っているように思うのですが、気になる言葉があります。

「社会的弱者」という言葉。 何らかの理由で働くことが難しかったり、女性や子供、低所得者に対して使われているようですが、 人を下に見るように受け止められる可能性がある こういった言葉は、カナダでは一般的に公には使われていないと思います。 実際こちらの家族に、辞書&直訳、その意味合いを伝えたてみた所、そういう表現は使わないね〜と言われました。 

税金をたくさん納める力があるから「強者」、税金をたくさん納める力がなく、サポートが必要であるから「弱者」そういう発想から来てるのでしょうか。

その「弱者」と言われてしまう立場にある人達は、自分自身の事を「私は弱者」と思っているのでしょうか。実際は そう思っている人達もいるのかなあ。。ウムム。

確かに高所得者からの税金のおかげで、生活の助けになっている部分があることは事実かもしれませんが、なんだかとても 上から目線の傲慢な言葉に感じるのは私だけでしょうか。

「社会的」という言葉が付いているけれども、「弱者」という言葉は、人格をそう扱うような響きを感じるのです。

それと同じように「恵まれない人達」という言葉も、おそらく 同じようなカテゴリーに入る言葉かなと。

経済的、精神的、身体的、年齢的に様々な「社会的支援を必要とする人達」とすると、長くなるからまとめて「弱者」なのかな。 もっと優しい響きの言葉はないのでしょうかねえ。






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