☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

このニュースから感じた事

2019-03-02 | 学校関係
義母が時々気になったニュースをメールで送ってきてくれるので、英語の勉強になるかなと できるだけ目を通すようにしています。

このニュースは私も読んでびっくり、ショックでした。 

この子が、事故や怪我なく、そして誰にも誘拐されずに 自宅にたどり着けた事が奇跡にも思えるし、本当によかった。 しかも1月下旬のような危険な寒さの日じゃなくて良かった。

内容は学校へ行っていた4歳の子が、先生が気がつかないうちに 遊ぼうと思ったのか外へ出てしまい、建物は鍵がかかっていて入れないため、自宅まで一人で歩いて帰ってきたという話。 しかも自宅はアパートのため、誰かが下の入り口であけてくれないと入れない。

うちの子供達が通う学校もそうですが、日中は基本入り口は全て鍵がかかっています。 外部からの侵入者による危険から生徒達を守るためです。 なので、プレバブ校舎の子達は、教室に鍵がありトイレに行くときはその鍵を使ってメインの建物に入っていくし、親がボランティアで学校へ行ったり、遅刻や早退で学校へ行く際は、必ずオフィスのインターフォンを鳴らして、サインをしてから入ります。

先生方は鍵を持っているので、外での授業や休み時間に一緒に出て、一緒に入る時は、先生が入れてくれるわけだけど、今回のケースは、多分この子が 先生が気がつかないうちに、外で遊びたくなって外に出てしまって、入れなくなってしまったんだね。

しかも この日はクラスに2人いる担任がどちらも欠席で、代行の先生が2名入っていたそうです。 

今回の問題は、この代行の先生方が、点呼をきちんとできていなかったであろう事と、二人とも代行だった為、そのクラスメイトをよく知る先生方ではなかったこと。 

我が家の次男君の学校では、幼稚園は教室にトイレがあって、一人で廊下に出る事はまずない状態。
時々カバンの所に何かを取りに行ったりする場合も、先生が大抵見てるよね。 

親からしたら、心臓飛び出しちゃうくらい 本当にびっくりな話で、本当にその子が無事で心から良かったと思うし、学校側の責任問題は確かにあるけれど、でも、「だから=この学校はよくない。」 は、ちょっと違うと思うんだよね。 でもこういう発想の人達が多いのも事実。



ちなみに、次男の通う学校は幼稚園は4クラス。 次男のクラスは15名で先生は一人。他の3クラスは20−24名くらい生徒がいるので、先生が常に2人いる状態。それプラス、アシスタントの先生が必要に応じて、各クラスを回っていたり、サイエンス&音楽専属の先生がどこかのクラスにいたりと、わりと大人の目が多い環境です。

それでも、15名の次男のクラスから、24名生徒がいるクラスをのぞくと、生徒が多いな〜と感じます。一人いなくなっても、すぐには気がつかないかも。 もちろん、そんな事はあってはならないから、先生の仕事は本当に大変。

子供って、ルールに沿って自分でなんでもできる子ばかりじゃないし、より丁寧さが必要な子、注意が必要な子って必ずいるから、1人の先生だけに 全てを任せるのは負担が大きすぎると感じます。 クラスの人数によったは、2人でも少ない時だってあると思います。

なのに、オンタリオ州は、先生の数を減らそうとしてるとか(予算削減案として)。。

子供が安全に、快適に過ごすには、アシスタントの先生方の協力は絶対にあったほうがいい。 現場の先生方はアシスタントの先生が足りていないと感じているくらいなのに。

小さな子供達にとって、どの子にとっても先生からのアテンションは嬉しいもので必要だし、さらに注意が必要な子達も必ずいるわけだから、その人員を削減してしまったり、クラスの人数をさらに増やす方向であるならば。。。。いい策だと 私は思わないな。

今回幸いにも、生徒に怪我もなく、無事だったわけだし、学校を非難するだけじゃなくて、今後同じような事が他の学校でも2度と起こらないために、何が必要かを政府も含め一緒に考えるきっかけにできたらいいのにね。


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