toty日記

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父のイメージが変わった

2021-08-26 00:27:30 | 歌・コンサートなど
オリパラのテーマ曲として、「カイト」という歌がよく流れている。

この歌詞の中で、
父は言った「逃げていい」と、という部分が気になっている。

母は言った「泣かないで」と
で、父が入り、
友は言った「忘れない」と
あなたは言った「愛してる」と

父のイメージが現代風だなと思ったのだ。

「四季の唄」という歌では
父は、岩をくだく波のようなと、父のイメージを現している。

いつだったか、不登校の子供に対して、
「学校に来させる」から「無理せず、他の方法もあり」に
変わったのだと、聞いた時のような気分がしたのだ。

パラリンピックの開会式で、カイトにみえるダンサーの衣装をみて
そんなことを考えた。


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虫の声

2021-08-25 23:42:33 | 御殿場生活
この虫、居始めてもう数日たつのだが、
昨日は洗面所の鏡にとまっていた。

虫は鏡に写っている自分をわかっているのだろうか?
などと、くだらないことを考えながら写真をとった。

夫に見せたら、おなかのあたりが見えて面白い、とのこと。
そうか、おなか側はなかなか見せないものね、と私。

ところで、虫の声という歌があって、
それぞれの鳴き声が楽しい歌だが、

それぞれの虫と本物の鳴き声を、実際に区別できない。

ガラス戸をあけているので、昨今は外の虫の声がうるさいくらいだが、
何がないているのだろうか?
で、この虫は何だろうか?


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母の歴史ー満州慰問旅行

2021-08-23 22:31:13 | おおはる話(母のこと)
母の歴史のファイルから。

もう10年近く前になるか、同期の石橋さんから
玉川に、お母さんが満州慰問旅行に行った時の写真があったよと
教えてもらった。
小原先生の生涯をたどったお仕事をなさっていたので
その資料を見直していたのだと思う。

その時は、写真を見せてもらっただけだったが
今回、玉川学園のホームページの中の歴史の項に
満州慰問旅行をみつけ、読んでみた。

読んで驚いたのは、
総勢35名で、45日間の旅行である。
(昭和15年の話で、先日も書いたが、母は小学部で数学を教えていた。)

45日間、それだけの時間を共に過ごしたのは、
かなり貴重な、でも苦労も多いことだったろうということだ。

今みたいに交通の便も快適さもないだろう。

35人のメンバーのうち、小原先生とおばさま、
小原先生のお子さんが3名いる。小原家で5名。
将来の哲郎先生の奥様を入れると6名。

母と一緒に参加したのは、S叔母、そして祖母の白石嵯峨の名前もある。
この家族でも3名。

先日S叔母にそのあたりを聞いたら、
当時祖母は女学部で洋裁を教えていたそうで、

一部参加で全行程一緒ではないらしい。
母は6人兄弟で、3人は女、その3人は全員玉川だった。

真ん中の叔母は、国立音楽学校に進んでいた。
たまたま国立が音大として文部省に認められるか否かの時代で
ピアノに精進していて、この旅行には加わらなかったとのこと。

「どじょっこふなっこ」が生まれた旅行では、
母が大けがをして不参加、H叔母とS叔母と、またまた祖母が参加している。

S叔母によれば、小原先生夫妻が海外旅行に出られた時には、
純子さん、百合子さんをお預かりして、一緒に暮らしたとのこと。

お二人とも、いつもだと、小原先生は学生みんなの親のようで、
家族だけの団欒というものがあまりないが、普通の家庭が印象に残ったらしい。

35名のうち、2家族で9名。
で、45日間起居をともにして、公演をいっぱいして、
びっくりした話であった。

母のファイルには、数行があった。(冒頭の写真)

満州慰問旅行のことは、ここに

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お墓参り

2021-08-22 23:24:16 | おおはる話(母のこと)
昨日は、母が亡くなってから10年。
コロナ下なので夫と2人でお墓参りしました。

富士霊園に眠っているので、
ここ御殿場からは近いのでたびたび行くことができます。

ちょっと用があったので、行ったのが4時過ぎ、
掃除や花の手入れの人以外、殆ど人に会いませんでした。
静かな園内でした。

園内に咲いていた木槿。





このところ母が書いたものから色々思い出して、
改めて母はユニークな人生を送ったなと思っています。

遅く行ったので、花屋さんがしまる寸前だったので、
お花がちょっとショボかった。また今度、行くからね!


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母の歴史ー先生だった!

2021-08-17 11:57:56 | おおはる話(母のこと)
母の歴史のファイルをみていたら。
高等女学校を3月に卒業、4月から小学部数学担当とある。

そういえば、体育の朗ちゃんに、
お前のおっかさんに数学教わったんだ、と言われたのを思い出した。
1~2年で結婚するから、先生もその間だけの話なのだろうが。

だからか、考え方が理系っぽかった。
同じファイルにこんなメモもあって、
こういうのを面白がったんだなと、思った。




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入れ歯の話

2021-08-14 12:26:52 | 日常のあれこれ
人間、歳とともに衰えるものがある。
最初に老いを感じるのは、目かもしれない。

細かい字が読めなくて、老眼鏡のお世話になったとき、
ああ、年取ったと思う。

耳が遠くなる、歯が入れ歯になる、
皺が増える、シミが気になる、背中が丸くなる、忘れやすくなる。
数え上げればきりがない。

ところで、入れ歯である。

勤め先では、10人いるお年寄りのうち、
1人だけが入れ歯なし、自分の歯だけで過ごしている。
つまり、十中八九の人は、入れ歯のお世話になっている。

朝起きてきて顔を洗うと同時に入れ歯を装着する。
自分でできる人は自分で、うまくいかない人には
これは上、これは下と装着を手伝う。


勤め先が開設して、すぐの頃、
トイレがつまって、どうしても流れない。

業者を頼んで、みてもらったら
入れ歯が詰まっていたという。

「入れ歯は流さないようにしてください。」といわれたが
流したくて流したのではない。

そういうことがきちんとわかっていない人が入居しているのだから
そういわれてもな~と思ったことがある。

入れ歯は、ピンクの部分があって、どこかなまめかしい。
眼鏡というのものは、無機質で何も感じないが、

入れ歯を出し入れする人がいると、なぜかドキドキする。
入れ歯は、着脱を人に見られたくない、という感情を生む。

いつだったか、食事が終わると、入れ歯を出してじっと眺める人がいた。
人がそういうことをやっていると、
なんて行儀が悪いと、「やだね~。」と大きな声で言う人がいて
みんながそちらを見て、余計ざわざわする。

なので、入れ歯を見つめる人が入れ歯を手にとると、
その人の向きを、騒ぐ人の視線に入らないように椅子を動かす。

言葉であれこれ言っていると、余計騒ぎが大きくなって
見つめる人に非難が集中するから。

こういう私もいつだったか、
ビビンバを食べに入った店で、
お米に石がまじっていたのか、食べていたら
ガキっと音がして、歯にひびが入り、抜くはめになり
部分入れ歯をいれるようになった。

夜寝る時は外して、容器に入れてしまっておくのだが、
「入歯入」とその容器に書いてあって、

上から読んでも下から読んでも、同じだ、回文だと思ったが、
夫にいうと、またそれに関して茶化されそうなので、黙っている。


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母の歴史

2021-08-13 21:47:16 | おおはる話(母のこと)
母は、パソコンで入力するのが得意というか、好きだった。

その結果、同窓会名簿を入力したり、
恩師への同窓生の思い出を入力して本にしたりしていた。

亡くなった後、残っていたファイルの中に、
「米澤・歴史」と題したものがあって、
このところ、それを眺めている。

家族の出生、父の勤め先(給与も含め)、旅行(同行者・行先)、
本人が備忘録として面白いと思った出費、

冠婚葬祭の記録、
入院時の記録(先生の名前、病名、お礼のこと)

好きだったゲーム、テトリスで高得点を出した日は
その点数をその日付に。

同窓会に関わることが多かったので、
主に名簿作成の記録、会員数とともに。
コンピュータを買った時の機種や、値段。

草軽電鉄から落っこちて、怪我をしたした時の記録(6か月間の入院)。

これを読んでいくと、何に興味をもっていたのか、
そして、私の知らない生活が浮かび上がってきた。

基になる資料は家計簿だったり、何かの記録だったりするのだろうが
写真のものは、昭和29年というからもう67年前。
祖父が亡くなった年である。

汲み取り代、配給米代、赤い羽根、暮らしの手帖、
学校の月謝、習い事の月謝、(洋=姉、良=私)
数字から色々な状況が想像される。
なかなか面白いデータだ。
文章でなく、ギリギリに省略した記号のような書き方も母らしい。

こういうのがぎっしり詰まった、面白い母の歴史。


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