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- 本日の下校は、保護者への「引き渡し」とした
- 引き渡し時刻については、中学校区で小学校と連携を図った
- 放課後児童クラブは休会とした
今月宮崎県で起こった地震。南海トラフ地震の前触れとかテレビなどではサンザンおどかしてくれている。
地震対策で一番怖いのは家具が倒れてくること。寝ていて箪笥が倒れてきたら相当ヤバイし、ふだんいるダイニングキッチンで食器棚が倒れてくるのもとても怖い。
今までは天井との間に段ボール箱を詰め込めば少しは役に立つということで対処していたが、ネットで調べるとそれなりの対処器具が見つかったので調達してみた。
突っ張り棒耐震ポールというもので、天井と家具の間に挟み突っ張り棒のようにして固定する。
ちなみに食器棚は部屋の真ん中に置いてあってチョー危険なので、4本体制で固定した。
レースのカーテンが垂らしてある所には蛍光灯があるので、四隅で固定できず、真ん中と蛍光灯のないところで固定することにした。また力任せに突っ張り棒をかませると天井を破壊しかねないので板を間に入れたのと適度な力加減で固定する必要があった。
さらに微妙だったのが寝室の箪笥である。
和室の天井は薄い板が使ってあるので、突っ張り棒をかますのも天井の端っこにしないと、天井板が浮いてしまいかねない。それでいて固定はしないといけないので、やはり間に板をかませ、箪笥の真ん中付近と端っこに慎重に固定してみた。
取り敢えずこれでグラグラはなさそうなので一安心である。
古田肇岐阜県知事が次期知事選に「不出馬」を表明した。
岐阜県政史上最多の5選を果たし、現職知事では最高齢の76歳。5期20年という節目であることと、新型コロナウイルス対策や新県庁舎整備などの県政課題に目途がついたことで退くことを決意したという。
古田知事が偉かったと思ったのは何といっても1期目に発覚した裏金問題を隠蔽したり有耶無耶にせず、職員や前知事なども含め身銭を切って処理したことである。
当時ホームページの『ぼやき日誌』に書いた記事を載せておく。
私も若かったねえ。
その後、自分は減給、前知事や前副知事などにも請求し、職員の処分や返還など色々問題にはなったが、何とかやり遂げた(岐阜県庁裏金問題)のは今でも凄いと思っている。
昨年2023年に完成した岐阜県の新庁舎。20階(高さ90m)にある『清流ロビー』。岐阜の景色を一望できるランドマーク。女房が幼馴染と月イチで会うのに結構利用してるとのことで、お噂はかねがね。でも私ゃ行ったことがないので頼んで連れて行ってもらった(^^ゞ
エレベーターから出て北側のフロアに出たところ。やや北西方面。
目を東北方面に向けると、金華山や岐阜駅など岐阜市の中心部が見える。
こちら側の詳しい案内図がこれである。
目を凝らすと山裾あたりに岐阜大学病院や建設中の東海環状道が見える。
また岐阜市中心部の主要な建物をズームしてみる。岐阜城に先月末に閉店した高島屋岐阜店、柳ヶ瀬グラッスル35、岐阜駅前のタワー43など・・
そして、南側に回ってみる。まずは南西方面、長良川が流れていく方向。養老山地などが見える。
名古屋駅の高層ビル群も見えるには見えるけれど、ボーッとしていて写真には撮りずらい。とりあえず捉えられたのは一宮138タワー。ユニークな形のものはわかりやすくていいわ。
あと、女房が幼馴染と会食をするというレストランが2階にあるというので行ってみた。ガラス張りでナカナカいい。食事やカフェをしたかったが、後の予定があったのでパス。
今年から県の指定金が久しぶりに十六銀行に戻ったが、前に指定金だった大垣共立銀行も庁舎内に出店している。またATMコーナーには十六・大共のほか農協や信金の機械も置いてあった。
今度はモーニングかランチをしに来たいなあ(^^ゞ
毎朝散歩コースで見かける建築中の家の話題である。
半年前には殆ど出来上がっているように見えた。でも外回りに柵が張り巡らしてあり、ときどき工事業者が来ていた。先月にはそんな柵も取り外され、あとは外構だけ。でも入居しようと思えばできそうになっていた。そんなころに初めて気が付いた。
このお家の裏側から見た写真である。家の左端に黄丸で囲んだポールが立てられていた。
下の写真はお家の横の通路から見たもの。今度はポールが3本立てられている。
そのポールの根元を確認してみると、建物本体に鎖でガッチリ繋がれている。
おまけにエアコンの室外機も架台が建物本体にセットしてあり、かなり高い位置に据え付けられている。
ここは長良川を見下ろす中堤防上。土地利用区画では河川敷に相当する立地。長良川が増水すると水に浸かるリスクが非常に高い。そのため床下・床上を問わず浸水したとき、洪水に流されないようにしてあるのではないかと想像した。
このポール、裏に2本、表に1本、東側に2本、西に3本の合計8本立てられている。
ちなみにこの家、建てたのは一条工務店という建築会社。そのサイトで調べてみた。『流されない家 一条工務店』で検索すると『一条工務店 耐水害住宅』というワードが出てきた。
・フロート弁付き床下換気口 ・逆流防止弁 ・高い水密性と衝撃に強い窓 ・浮上タイプ – 係留装置仕様 –
など。窓が2重どころか3重窓だというのは知っていたが、その他のシステムにはびっくりポンである。
耐震性とか気密性とか結構いいことだらけだけど、デメリットは高価なことに尽きるね。
NHKで昨日放送された『ドキュメント72時間』は予告通り『岐阜・長良川 流れを見つめながら』だった。
もともとこの番組はひとつの現場にカメラを据え、そこで起きる様々な人間模様を72時間にわたって定点観測するドキュメンタリー番組。毎回見てるわけではないが、好きなジャンルだと結構はまる。
峠好きな私だと2022年1月15日に放送された『ドキュメント峠72時間、神奈川県の「ヤビツ峠」』は大昔のお友達の定番コースなので嬉しかった。2023年10月に放送された『島根・黄泉比良坂(よもつひらさか)』も古事記に書かれたイザナギとイザナミにまつわる所なので興味深く観させてもらった。また先回6月28日放送の『日本海フェリー』(7月14日に再放送あり)には舞鶴から1回、敦賀-小樽間には往復4回、合計5回乗ったことがあるので非常に懐かしかった。
ということで今回の『岐阜・長良川 流れを見つめながら』である。取材は5月18日(土)12時から21日(火)12時までの72時間。
予告でもわかっていたが、長良橋周辺の72時間である。橋周辺で出会った人たちの人間模様。
ジモピーとしては旅人より地元民の話に注目したい。それで書く内容は偏向するから悪しからず・・・
まずは右岸側の河原で水切り(平らな石を投げ水面で連続ジャンプさせる)をしてる大学生。講義の空きコマを利用して自転車で水切りをしにきたという。ここから近いのは岐大か岐薬か・・・
そして夜の定番・鵜飼。シルエットから山下哲司鵜匠とわかる。
夜中1時過ぎ、橋のたもとで花火に興じる二十歳の若者たち、高校の同級生だという。ひとりは鉄道の保線係。夜勤・昼勤が大変とのこと。ここらで保線というと名鉄しかありえんなあ・・・鉄道の夜勤はホントの夜勤やで厳しいやろなあ・・・
19日(日)の朝、橋の上流で穴あき護岸ブロックの土石を除去している人に話を聞く。穴あきブロックは孔があいた状態がスタンダード。そこに土などが溜まり草茫々になると水流の妨げになるので自主的に除去してるとのこと。
この辺の話、散歩してて聞こえた覚えがある。たぶん取材時、私は散歩してたんだと思う。
そして老人クラブの清掃活動をしてる方の話。十六銀行の保養所横にある陸閘(りくこう)を指差し、「洪水時にはこれを閉じる」と話してくれた。50年前に結婚してすぐ9.12水害があり、夜中に家具を2階に上げた経験があり、「これはもうすごい所へお嫁に来ちゃったと思いました」それでもここは川祭りや花火大会など川と生活が一体になってると話をしてくれた。
日曜の夕方から雨が降り続き、雨上がりの火曜日の朝、雨で増水した川が残していった土や石を除去する人が頑張っていた。
最後に長良川の風景を写真に撮ってる人に話を聞いて番組は終了。
「平凡な町だけど、PRしといてよ」
とのこと v(^^)
今回の再放送はまだ発表されていない。
6月28日初回放送の『日本海フェリー』の再放送は7月14日だから、今回の『岐阜・長良川 流れを見つめながら』の再放送は7月末か8月初めあたりじゃないかなあ?
9日(火)NHK19時のニュースネタで申し訳ないが・・・水難死亡事故に関してのニュース。
『10年間程度にほぼ同じ地点で水難事故が3件以上発生している特定の近傍箇所』として46箇所がリストアップされた。気が付くのは、その地点が岐阜県に集中していることだ。
多発場所を拡大してみると、やはり岐阜県が異様に多い。また上の画像の河川別のリストでは『長良川』が一番多い。ニュース映像では詳しく見えないのでNHKのウェブサイトに行ってみると、
『岐阜県を流れる長良川水系では上流から中流までの8か所で複数回、水難死亡事故が発生していて、特に岐阜市の千鳥橋付近では20年余りの間に8件発生し、9人が亡くなっています。』
とのこと。
だから、そのあとで出てきた映像が、マジ 千鳥橋。
律令制の時代の官道だった東山道(とうさんどう)が長良川を渡河する地点(対岸には峠)で、その名も渡河地点を意味する古津(ふるつ)に架かっているのが千鳥橋。ここは皇室に献上する鮎を獲る御料鵜飼が行われる場所でもある。
ここは対岸の兎走山(とのやま)に長良川がぶつかる地点で水流が渦を巻き、岩下は深くえぐられている。逆に反対側の古津は河原があるのでバーベキューなど川遊びをする人が多く、目の前の川に入りたくなるのだろう。
そして長良川では少し上流の美濃市・美濃橋付近。ここも長良川が小倉山(金森長近がお城を作った)にぶつかって深くなる地点で反対側の河原は映像のようにバーベキューのメッカみたいになっていて、泳ぎたくなる人が多いのだろう。
また本日12日(金)22時からNHKの『ドキュメント72時間』で、私の散歩コースの72時間を放送してくれるそうだ。この季節だから鵜飼の模様も絶対流してくれると思う。こうご期待である。
そうそう、その散歩コースにある長良橋上流付近、ここもよく死亡事故が起きる。今年も7月7日に亡くなったばかり。ここは金華山側は河原があって流れが緩やかなんだけど、川を横断しようと長良へ向けて泳いでいくと、あと一息という15m手前くらいから急に流れが速くなる。
なのでそこまでは力を温存して泳ぎ、最後のラストスパートは斜め45度川上に向かって泳がないと流されてしまう。30歳台まではチョイチョイやってたから覚えてるけどね(^^;
いま読んでいる本『誰も教えてくれない 日本の不都合な現実』2021年西村博之著 が面白い。
著者は何かとお騒がせな2チャンネルの創設者。書き込みの削除要請などイロイロ裁判沙汰になっている。
そんな一世を風靡してる人の言い分を読んでみたいと思った。それとぶっちゃけた話、ブックオフとか三洋堂などの古本コーナーで見つけたから、つい買っちゃったんだけどね (^^ゞ
と、内訳話はともかく、手に取ってパラパラと斜め読みしてみて驚いたのは身も蓋もないというか、あけすけに書き過ぎてあること。なので思わず買ってしまった。その代表的なものが
『若い人が選挙に行っても政治は変えられない』
日本は平均年齢48歳の高齢化社会で、18歳から39歳の人が全員選挙に行っても40歳以上の人口が3倍いるので高齢者の意向が勝ってしまう。どんなに頑張っても人数的にはじめから負け戦。政治家も高齢者にウケる政策をしないと選挙に勝てない。それが日本の現実。若者が選挙に行っても初めから勝てないこの仕組みこそ政治が変えてほしい。と結んでいる。
私ゃ今まで投票に行かない人を批判してきたが、統計的に見たら言われるとおり、至極当然な話である。
働く世代とそこにおんぶにだっこの世代が同じ票数でしか意思表明できないのは却って不公平。
だから働く世代と年金受給世代とでは1.5~2倍くらい差をつけるべきではと本気で思ってしまった。
ほかにも帯封だけでも紹介すると・・・
『世の中には無能な人も存在する』=多様性の一種、それなり生き方をすべき。
『お金持ちと貧乏人の差は埋まらない』=もはや常識。
『日本が財政破綻する可能性はある』=常識。
『学歴は親の収入で決まる』=親ガチャ。
『若者の給料はこれからどんどん下がる』=日本は貧しい国だから。
『いじめはなくならない』=社会性のある動物の本能だから。
『ウソつきの方がこの世は勝ちやすい』=常識。
『日本の道徳教育には欠陥がある』=悪い人がいることを前提にすべき。
てな具合だ。詳しい書評はこちらにあるので参考までに。
PS.
読み進むうちに『キラキラネームは生きるのに不利』というページを見つけた。
キラキラネームについては当ブログでも『キラキラネーム』をはじめとして何度も話題にしているので、やっぱそうだよねえと思った。この本の筆者も『キラキラネームをつけられた子はその後の人生で不利な目に遭う可能性が大きいです』と書いている。
政治資金規正法の改正のニュースが連日流れている。
自民党が出した改正案などアホかと思うような内容ばかり。
そんなもんでも可決されそうな勢いなので言いたいことは言っておく。
だいたい「10年後の領収書公開」ってなに?
民間の会社なら領収書のない取引なんて不正の証拠みたいなもん。税務調査や相続でもやっと7年遡及が現実になりつつあるのに10年って時効じゃん。収支報告書にパーティ券購入者の名前を載せるって金額どうこう関係なしに載せるのが当たり前。寄付金も同じで匿名がそもそもあり得ない話。ネットのHNと同じでプライバシーの過保護としか言いようがない。
色んな抜け道や問題はウィキに詳述されてるから改めて書かないが、それらの優遇措置を一般人なみに変えたらどれだけ税収が増えるか、ほんまいい加減にしてほしい。
そしてそんな自民党議員ばかり当選させてる岐阜県人もこの機会にしっかり反省すべきだ。そんな政治資金規正法違反で在宅起訴された大野泰正議員も岐阜県選出で、嘆かわしいばかりだ。
昨日最後に案内した消滅可能性自治体について・・・
民間の有識者でつくる「人口戦略会議」が2024年4月、「日本の地域別将来推計人口(2023年推計)」にもとづき、人口から見た全国の地方自治体の「持続可能性」について分析したもの(詳細記事)。
人口の出生率の「自然減」と人口流出の「社会減」の両面から「自立持続可能性自治体」「ブラックホール型自治体」「消滅可能性自治体」などと分類。その定義は・・・
「自立持続可能性自治体」65自治体
若年女性人口の減少率が20%未満の自治体(例、千葉県流山市、静岡県長泉町など)。
「ブラックホール型自治体」25自治体
若年女性人口の減少率が 50%未満だが、人口の増加分を他地域からの人口流入に依存しており、しかも当該地域の出生率が非常に低い(例、浦安市、東京都新宿区など)。
「消滅可能性自治体」744自治体
若年女性人口が2020年から2050年までの30年間で50%以上減少する自治体(函館市、門真市など)。
ということで東海三県下の「消滅可能性自治体」は
<愛知県 7市町村>
津島市、新城市、南知多町、美浜町、設楽町、東栄町、豊根村
<岐阜県 16市町村>
美濃市、瑞浪市、恵那市、山県市、飛騨市、郡上市、下呂市、海津市、養老町、関ケ原町、揖斐川町、池田町、七宗町、八百津町、白川町、東白川村
<三重県 12市町>
尾鷲市、鳥羽市、熊野市、志摩市、木曽岬町、大台町、度会町、大紀町、南伊勢町、紀北町、御浜町、紀宝町
とのこと。セクハラで町長が辞任した池田町はセクハラ問題が顕在化したせいなのか今回新たに消滅可能性自治体に該当とのこと。次の町長はこれも踏まえて頑張らんとあかんのだ。
岐南町のセクハラ町長が辞任、新しい女性町長が誕生したと思ったのも束の間。
またもや岐阜県池田町でセクハラ町長辞任のニュースが報道された(岐阜新聞より)。
『岐阜県揖斐郡池田町の岡崎和夫町長(76)=6期目=が女性町職員らにセクハラをしていたとされる問題で、町の第三者調査委員会(委員長・幅隆彦弁護士)は24日、15人に対し、太ももや胸、下半身を触ったりキスをしようとしたりしたセクハラ行為があったと認定する報告書を町に提出した。岡崎町長は同日、辞職する意向を明らかにした。』
岡崎氏は1966年に町役場に入り、助役などを経て、2003年の町長選で初当選。23年1月の町長選で県内の現職首長の最多選に並ぶ6選を果たした。
報告書では20年前からセクハラ行為があったとのことだが、このエロ爺さん、もともとが町職員から助役経験者。
そして辞任会見でも
『セクハラ行為については改めて否定した上で「受けた職員が(セクハラと)思ったのですから、そのように思いを受け止めなければならない」』
という認識。そういう性癖は町職員時代からずっと続けてきたものに違いないだろう。なぜなら・・・
私も就職したバブル真っ盛りの頃、その手のことはよくあった。でも時代が変わりアレコレ不適切と言われるようになり、社内のマナーとか注意喚起など社内文書で問題行動は激減してきた。
問題の町長は76歳。私より6歳上。不適切と言われるようになった頃には町長になっているので、認識がバブリーなまま。そんな時代錯誤のエロ爺さんを当選させてしまったのが池田町の運の尽き。誰も首に鈴を付けられないまま20年が経ってしまったわけである。
こういう保守的な町行政に風穴を開けるには、岐南町のように視点を変えるべく女性首長の登場が望ましい。
岐阜県じたい先日発表された消滅可能性自治体でも岐阜県は16市町村あり、当の池田町もリストに上がっているから安穏としてはおられないのだ。