私が時々閲覧しに行くブログ『非国民通信』。
色々な時事ニュースに対して違った立場から投稿をされていて、勉強になることが多いので紹介させていただきます。
特に『ガザとドンバス、イスラエルとウクライナ』と題した記事。そのなかでそうだったのかとビックリしたのが下記の部分です。
『2014年にウクライナではクーデターが起こり、投票によって選ばれたはずの大統領が追放されました。権力を握った反ロシア派武装勢力は国内のロシア系住民の弾圧に走り、ロシア系住民の多い東部ドンバス地方との内戦が始まります。このドンバス地方のインフラや住民の生活を支援してきたのがロシアで、そこから8年を経て直接介入へと至ったわけです・・・・中略・・・
ロシアは長らく、ドンバス地方住民の自治権と恩赦をウクライナに要求し続けてきました。結局のところキエフ政権の攻撃は止まずロシアによる直接介入が始まったのが2022年』
この記事で対比されたガザとイスラエルはイスラエル建国以来、周囲のイスラム国とも紛争を繰り返しているので関係性はわかってます。
で、件のウクライナについてはウイキペディアにもその話は載ってました。
『2013年、ヤヌコビッチ政権がウクライナ・EU連合協定の停止とロシアとの経済関係の緊密化を決定した後、ユーロマイダンと呼ばれる数か月にわたるデモや抗議運動が始まり、後に尊厳革命に発展し、ヤヌコビッチの打倒と新政府の樹立につながった。これらの出来事を受け、旧ソ連圏への影響力回復を目指すロシアのプーチン政権はウクライナ国内の親ロシア派を通じた内政干渉や領土蚕食を進め、2014年3月のクリミア併合、2014年4月からのドンバス戦争の背景となった。』
だからと言ってロシアがクリミアを併合したのは絶対行き過ぎだと思います。ただ、プーチンが言うロシア系住民がというのは真実でもあり、流されている報道が全てではなく、反対から見た事情も知っておかねばならないと思いました。
それからこのブログの記事でもうひとつ『令和最新版・日本列島改造論』
こちらではもっと辛辣なことが文中に書かれておりまして、
『世の中には好んで僻地に住む変人もいます。しかし大半の人々の好みは人口の増減から窺うことが出来るわけです。転入超過が続く地域は人が住みたい街であり、転出超過が続く地域は人が住みたくない街と判断できます。若い人が軒並み都会に出て行ってしまうような地域もあって、残念ながら能登半島も当てはまるところがありそうですが、それは住みたい街なのでしょうか。能登に家が再建されたとして、そこに住む祖父母が天寿を全うした後に残された家がどうなるのか、買い手は付かず自身が能登に移住する気にもなれず空き家として放置される──これでは復興とは言えません。』
確かに公費を投入してもポツンと一軒家みたいなところは通行インフラすら回復はナカナカ難しいでしょうし、半島で海からのアクセスも無理なくらい地形まで変わってしまっているので書かれているとおりだろうと思います。
能登については2月1日の記事『能登半島地震にキャンピングカー』の中で大学1年のときの夏合宿の地と紹介させてもらってますし、峠コレクションの508原山峠~510杓子ヶ峠、581桜峠~591徳丸峠のように峠漁りに2回行っている場所です。
それだけに頑張ってほしいと思うと同時に暮らしているそれぞれの人にとっての最適解を考えてもらわざるを得ないと思います。無責任な旅人の視点でしかないので申し訳ありません。