峠おやじの「たわごと」

峠、自転車、キャンピングカー、野菜、園芸、時事ネタなどをぼやいてます。

道との遭遇で栃折峠が・・・

2024年06月06日 | 

今週CBCテレビで放送された『道との遭遇』で富山県の栃折峠中腹にある廃隧道が紹介された。

2000年7月に栃折峠をゲットしたとき、中腹にあったトンネルを『謎のトンネル』と記している。

それが番組で取り上げられたので嬉しさ百倍。そして今でもあるんだと感慨深い。

 

隧道ができた経緯は雪が積もると交通が途絶してしまい郵便物も届かなくなってしまうため、人道専用の隧道を造ったのだそうだ。

このように人が通れるだけの大きさしかないので隧道内は狭く、素掘りでつくられていた。

そんなレベルなので現在では崩れているところもあり、通り抜けはできなくなっている。

この峠区間にある国道471号線は昭和12年にできているが、廃隧道になった栃折隧道は昭和30年竣工。なんと私より年下なのである。

それがなぜ、いつ廃道になったのか。ジモピーに尋ねてみると昭和43年にブルドーザーを導入し除雪をするようになってから徐々に使われなくなったのだそうだ。

長年?の疑問が解けてガッテンの回であった。

 

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2600峠

2024年03月13日 | 

私のホームページ『自転車・峠おやじ』の峠コレクションにアップした峠がこの3月2日で2600に達した。

自転車で越えた峠という条件なので下記の1970年から50年以上かかっている。

最初に越えた峠としてアップした地元の峠『彦坂』はたぶん1970年以前に行ってると思う。

高校生で本格的にサイクリングを始め、100峠目は1974年大学生当時に行った『ソトバ峠』

それから時は流れ、自転車を復活したのが1997年『タラガ谷越』辺り。

500峠は2000年の『天王坂』

そして1000峠は2002年の『大道峠』。2年間で500。40代だったせいかメチャクチャ頑張ってたね。

1500峠は2005年の『石神峠』。3年間で500。ペースは少し落ちたけど、マダマダ頑張ってる。

2000峠は2009年の『山刀伐峠』。芭蕉が奥の細道で越えた峠である。

この間500行くのに4年間かかった。1年づつ延びてるのはやはり年齢のせい?

2500峠は2017年の『灯篭見坂』。500峠行くのに8年かかった(62峠/年)。還暦を過ぎてるから仕方ないか・・・

しかし今回の2600峠『見名峠』は2022年だから100峠行くのに5年もかかったわけで、劣化が酷いとしか言いようがない(-_-;)

しかし、現在ゲット済でアップしてない峠が45あるので、そんなに悪いペースではない(換算すると20峠/年に過ぎない)けれど、ゲットした峠をホームページにアップしようという情熱が出てこないのがもっと問題だと思う。

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道との遭遇

2023年12月27日 | 

CBC(中部日本放送)で毎週放送されている歩道・車道バラエティ 道との遭遇をご存じですか?

MCをお笑いコンビのミキ昴生亜生)が務めていて、昨年2022年4月から始まり、2年目も順調に放送されている。

中心的な出演者は岐阜市在住の鹿取茂雄。廃道マニアの石井あつこ、道マニアの松村真人、石井来衣、暗渠道マニアの高山英男などが豊富な体験から酷道・険道・奇道・廃道を紹介する。今週は先月末に開通し、私も早速行ってきた冠山峠道路だった。

今回は鹿取氏と村松氏そして鹿取氏が立ち上げたチーム酷道から3名のメンバーが参加してのロケだった。

ロケ日は開通初日の11月19日。それも地元岐阜県側でなく福井県側という念のいりよう・・・

 

開通前の16時45分頃、開通待ちの車で福井県側2km岐阜県側5kmの渋滞だった。

17時に開通し、冠山トンネル内ですれ違った岐阜県側からの一番車は軽のキャンピングカーだった。

泊りがけで一番を狙ったのだろう(^^; ある意味頷ける。どんな世界にもマニアがいるように開通一番マニアなんだろう。

この番組のような道マニアがいるくらいだから・・・

 

そういえば『道との遭遇』というタイトルだが、

私のホームページは1996年末に開設したのだが、タイトルは『ナワ~ルドの不思議な世界』だった。

それを翌年1997年には『Enjoy PassHunting 自転車の遊び方』に改題。

さらにその翌年1998年にはなんと『みちとの遭遇・自転車の遊び方』に改題。

またその翌年1999年に『自転車・峠おやじ』に改題し、現在に至っている。

 

今までやってきたなかで『みちとの遭遇』というタイトルをいち早く使っていたのだなあと我ながら感慨深いものがある。

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冠山峠道路に行った

2023年11月23日 | 

11月19日に開通したばかりの冠山峠道路に行ってきた。

岐阜県と福井県を結ぶ国道417号線は県境の冠山峠を林道(冠山線、塚線)で越しているが、

土砂崩れや積雪など年間200日前後の通行止めが発生していた。

そこで峠直下に長大トンネルを造り、安定的な道路としたものである。

私のホームページ、峠コレクションツーリングレポートにも載せたように

冠山峠にはかなりの思い入れがあり、自転車で2回越えた。

そんなところにできたトンネルであるため、誰よりも早く行きたかった。

開通が日曜日の午後5時というヤクザな時刻。そして昨日までのウイークデイはそれぞれ用事があった。

金曜日以降は寒気団が来襲。積雪の怖れもあって本日決行するしかないと思い、

朝7時台にキャンピングカーで家を出た。

まずは順当に徳山ダムへキャンピングカーを進める。

ダム管理所の柱に貼られた『 冠山峠道路 開通』のステッカーが眩しい。

どこへ行こうか考えた際、紅葉も楽しみにしていたので湖面に映えるさまは期待通りだった。

福井県内で九頭竜も紅葉の名所だが、すでに落葉済らしく、徳山ダムで見られて良かった。

 

徳山ダムの湖岸はストレートラインになるようにトンネルが多用されている。

1964年に揖斐川下流にできた横山ダムの湖岸道路が超屈曲路で往生こいたのと対照的である。

そしていよいよ冠山トンネルである。

長さは4843m。けっこう長い。でも長大トンネルは高速道路で慣れているので快適・快適~♪

岐阜県側のトンネル入り口の標高を確認し損なったので、帰りの福井県側で確認すると450mだった。

でも国土地理院地図を見てみると岐阜県側の入り口はさらに高い470m地点になっていた。

 

本日の目的地としてはネットで調べた福井県側池田町の能面美術館とした。

日本の伝統芸能ではあるものの、殆ど知らなかったので良い機会かなと思った。

能面で『翁や媼、夜叉』はお馴染みだが、その他の面は名前は知っていても、

どんなものなのか知らなかったので、展示してある面と解説で少しは理解できたかな?

それから、すぐ近くに『かずら橋』があるというので見に行ってみた。

一般的に『かずら橋』といえばは四国の祖谷渓のものが有名で、

それには較べるべくもないが、有料なのにけっこう多くの人が渡って楽しんでいたのには驚いた。

 

そこから少し下ったところの『まちの駅』なる施設に『こってコテ』というレストランがあった。

お薦めのランチとカツカレーを食べた。カレーはともかく、揚げたての豚カツが美味かった。

食べ終わってマッタリとしていたら受付のレジに長蛇の列ができていてビックリした。

これはいかんと離席した。ホント早く来て良かったわ v(^^;

 

ネット情報によると、このレストラン、麺類やカレーライスくらいしかなさそうとのことだったので、

土日祝日に出る露店で牛串焼きなどを食そうと企んでいた。頼んだのは『熊串焼き』と『牛串焼き』。

注文してから焼き上がるまで10分程度かかり、焼いている写真は押さえたものの出来上がりを

待ちきれず、殆どお腹の中に入れてから

「しまった。写真を撮らずに食べてしまった。」

って気付いた。

だから画像は少し残った串しかないので面目ない(-_-;)

 

往路の道すがらも予想どおり通行量は多かったし、行く先々の駐車場も軒並み混んでいたので、

12時過ぎには帰路についた。

そこで帰りは混まないよう根尾経由にしようと徳山湖の途中から馬坂峠を越えることにした。

きれいな2車線道路だったのはダム湖沿いだけ。

あとは入口に出ていた『大型車通行不能』と『高さ制限3m』標識だけ。

高さについては峠のトンネルのことだとわかっていたし、キャンピングカーの高さも2.4mなので何の問題もない。

 

峠のトンネル前には自転車ツーリングの一団が休憩していた。かつての自分達を見るようで懐かしかった。

根尾側へは屈曲度がマシマシになり、ヘアピンカーブ続出。

ホウホウの体で根尾の薄墨桜前を通過。予想通り道は空いている。

シメシメと道の駅『織部の里もとす』に入ろうとしたら満車でやんの(~_~)

今日はどこも観光客で溢れている。休憩するのは止め、昨日買い忘れたものを調達しながら帰宅した。

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3度目の正直、リベンジ峠(野間峠)

2023年11月15日 | 

私のホームページ『自転車・峠おやじ』のメインコンテンツ『峠コレクション』2600近くの峠を収録している。

殆どが峠の頂上まで到達しているが、なかにはトライしたものの辿り着けなかった峠がソコソコ存在する。

全く違う場所を峠と思い、ホームページにアップしたら、

「場所が違ってますよ」

とメールでお報せいただいたケース(福島県の御斎所峠兵庫県の梅木峠)や

もう少しで峠だったのに地形などに惑わされ、あと少しの所を峠と勘違いし、写真を撮って引き返した峠(徳島県の日奈田峠兵庫県の野間峠)などは惜しいとしか言いようがない。日奈田とうげは地図上の1374m地点が峠と勘違いしたし、野間峠では野間峠駅の看板に騙されて到達できなかった。

それからはGPSを利用したスマホの地図ソフト(スーパー地形)で峠の位置を確認するようになった。

そんな野間峠にリベンジすべく先週行ってきた。

ごらんのように麓?のスキー場はドピーカン。

ここから登って山越え、林道伝いに峠に向かう。

 

騙された野間峠駅を過ぎ、しばらく走り、林道が一番低くなった地点でスマホで確認してみた。

やはり、ここが野間峠だ。

でもこんな地形じゃわかりっこないよ。

片側に山があるんだもん。

林道はあっても、いわゆる昔からの峠道の痕跡は見つからないし・・・

まさにスーパー地形さまさま。

3度目の正直でやっとゲットできたのであった\(^o^)/

 

そして今週になっての寒波で、この付近にある氷ノ山などは冠雪したらしい。

雪が来る前にトライできてホンマに良かったわ(^^;

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金華山の峠(武藤峠)

2023年04月24日 | 

岐阜市にある金華山。

山上には岐阜城があり、大河ドラマなど戦国時代には頻出するお城である。

その金華山にある峠として今まで紹介したのは七曲峠である。

七曲峠は登山道の地図にも記載されているので、認知しやすいが、2022年11月13日の岐阜新聞の『山城を攻めろ』に載ったこの峠はまったく知らなかった。

武藤峠。

この記述から七曲登山道の途中ということはわかるが、正確な場所はわからない。

とりあえず、七曲峠の少し上、唐鎌コーストの分岐付近に写真のようにベンチがあるので2度行ってみた。

いやいや、まったく違う。

ではどこだろう?と思い、記事元の岐阜市文化財保護課にメールして聞いてみた。

懇切丁寧にPDAファイルでお答えいただけたm(__)m

そののちナカナカ行く機会がなかったけれど、暑くなる手前明日は雨になりそうという本日4月24日にトライした。

 

すでに現地は何度も通っているけれど、峠としてゲットには至ってない。

そこで七曲峠横のPまでキャンピングカーで行き、そこから自転車付きで挑むことにした。

実際にトライしてみると、階段だらけの七曲り登山道は登りにくいことこの上ない。

道標のある辺りかと思いながら登っていくが、

下の写真にある24番の杉の木が出てこないと峠ではないとのことで、ずいぶん登らせてもらった。

そして新聞と同じ写真のところが出てきたので安堵した。

スマホ地図では峠は241m地点。七曲峠から110m登った勘定になる。

自転車で110mは大した登りではないが、自転車付きの階段登りはけっこう効く。

そしてロープウェイの山頂駅の標高が280mだから、ほぼ山頂駅まで行ったようなもの。しんどいはずだわ(^^;

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京都北山、9峠

2022年10月29日 | 

昨日、お友達の わしはGT。さんと京都北山の峠漁りに行ってきました。

 

朝、京北の周山で集合なので、年金生活者としては高速道路の夜間割引を使いたいところです。前夜から出かけて高速のPAで泊まり、朝高速を出て下道でアクセス。名神の京都南インターからアプローチがふつうですが、朝の京都市内を抜けていくのは時間が読めませんから、私は若狭舞鶴道の小浜インターからアプローチするのを常套手段としています。

無事集合し、2004年に泊まった京都ゼミナールハウスの上にある峠、船越峠をゲット。続いて周山近くの縄野坂という小さな峠を越える。ダートの林道を登り、峠から向こうは伐採地帯のシングルトラックを降りた。

西北方向へ戻って、熊田峠。その麓の熊田で現地の人に名前を教えてもらった卯滝峠(うだきとうげ)。そして、なんでここにそんな名前がという貞任峠(さだとうとうげ)。現地の案内看板によると・・・

なんと前九年の役で源義家に討たれた安倍貞任の頭を葬った場所だという。なんでわざわざ、こんな山の中にと思う。近畿自然歩道の林道のすぐ横に山道の峠があって、相当不便な場所には違いないのだ。

その後、昼食をとり、午後イチの持越峠への登りの最中に事は起こった。突然太腿が攣ってしまったのだ。それも内腿側が(正確には大腿四頭筋の内側広筋)・・・こんなところが攣るのは初めてである。

 

自転車から降りても攣った状態は継続、脚を曲げることもできず、その場に突っ立っていると少しづつ痙攣が収まってきたので地べたにしゃがんで太腿をマッサージしていると、通常状態になってきた。試しに自転車を押して歩いてみたら、また攣った。

 

次にサドルが少し低く感じたので2cmばかり上げて乗ってみたらつま先立ちでペダリングする感覚になって、遅いながらも走れるようになった。その後も何度か攣ったものの、そのまま持越峠、これまた現地で名前を教えてもらった宇野坂、矢代峠、漆谷峠と越えてほぼ完走できた。こんな状態で約60km、峠を9つゲットと荒稼ぎさせてもらった。

同行し、色々と助けていただいた わしはGT。さん ありがとうございました。またお願いいたします。

 

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峠行き再開

2022年10月17日 | 

いま私のホームページに載せてある峠コレクション2571峠ある。

2020年の11月に行って以来、目の不調や町内会長就任などで峠行きを控えていた。

この3月で会長職も退任し、目も回復してきたので、秋以降に峠行きを再開することにした。

 

それまでにターゲットをアチコチ検討していた。夏場の暑さも考慮して信州方面を考えた。

毎日が日曜日とはいうものの、土日は道が混むし孫が来たりだし、歯医者さんの予約もあって使えるのは水木金。

もちろん、お天気都合もあるので先週火曜日に思い立って、急遽出かけることにした。

 

信州の峠はかなりゲット済ではあるものの、丹念に探すとそれなりにターゲットが出てくる。

たとえば1000峠セレモニーで行った乙見山峠の途中からアクセスできる「湯峠」はずっと未踏のままになっていた。

乙見山峠へ行く中腹から行くだけなんだけどね。

(直進すると『湯峠』、右へいくと『乙見山峠』)

ここまでは来ているので、当然車でアクセス、あとを自転車でという段取りだ。

ここがすでに900m以上。峠が1280mくらい。傾斜のきついところもあったが舗装路であることと、

高原状の部分もあり、気持ちの良い峠行きができた。

そのほかにもコースの都合上、行けてない峠とかネット検索して行けそうだとわかった峠などを

組み合わせて、長野県じゅう巡るような移動をしてしまったので結構疲れたし、

2年のブランクはあったために忘れ物があったりしたが何とか行ってこられて良かった良かった。

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がんばろう東北!絆

2021年07月20日 | 
2011年3月11日に起こった東日本大震災。

2010年10月に『2114 芋峠』から『2166 辷田(すべた)峠』まで峠をゲットしたあと、1年間は東北へ足を踏み入れませんでした。通常のパターンなら2011年6月には再訪するはずですが、震災の整理・復興をおもんぱかり、2011年は九州や東北でも日本海側に出かけました。

2012年も5月は九州へ出かけましたが、6月に『2314 峰越峠』から『2336 区界峠』で宮城から岩手の太平洋岸を訪れました。その際、福島県内のSAで下のような絆創膏(傷テープ)を貰いました。



当時のスローガンだった『がんばろう!絆』が印刷された絆創膏でした。そうそうケガもしないし、堂々と貼るのもこっ恥ずかしかったのでキャンピングカーの薬ケースにしまいこんだままずっと保管していました。

最近、指の爪が割れ、その保護のために何日も絆創膏を貼り続けています。家の在庫が切れたので、新品を買うまでのつなぎで自転車用、キャンピングカー用の絆創膏を出してみたら『がんばろう!絆』絆創膏が出てきました。



2012年から2021年まで9年間、日の目を見ませんでしたが、やっと役立つときが巡ってきました。
そこで先日歯医者さんに行くときに貼って行きました。だーれも注目してもらえません。

私が自意識過剰なだけでした(-_-;)


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『日本百名峠』の著者、井出孫六さんが亡くなっていた

2020年12月30日 | 
ここんとこ新聞には年末恒例の今年を振り返る記事が毎日載っています。
本日あったのは『2020墓碑銘』。今年亡くなられた方々です。

いの一番が志村けんさん。新形コロナで亡くなられたニュースは日本中に衝撃を与えました。
そのあと色々な著名人が続くのですが、私が「えっ!」と絶句したのは文化欄の直木賞作家、井出孫六さんでした。

井出孫六さんはふるさと・長野の歴史を掘り起こし、ルポや小説を執筆したと紹介されていましたが、私にとっては『日本百名峠』桐原書店、1982 の著者として強く心に残っている人です。

『日本百名峠』は私が1000峠を走破しようと一念発起した頃に意識した本でした。掲載された峠は自転車では到達できそうにない峠も多い反面、大して険しくもないのに歴史上とか文学上著名なのでリストアップされたと思われる峠もあるので納得いくものばかりではありませんでした。



日本全国バランスよく収録しようという姿勢は頷けましたし、今回井出孫六さんの著作物を再確認してみると、タイトルに峠が付いているものが50作品中5つもあるのに驚きました。なかでも『峠をあるく』には私も何度も行っている人形峠の記事が載っているそうで、そこからウランに関すること、福島第一原発の話など“神話”の崩壊につなげるところはルポライターの面目躍如だと思いました。もう少し著作を読んでおけば良かったと思いました。

2020年の最後にあたって今年亡くなられた方々に黙祷させていただきます。


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ブラタモリ『白川郷に牛首』峠

2020年12月08日 | 
土曜日のブラタモリは岐阜県の『白川郷』でした。

「白川郷〜白川郷はなぜ美しい?〜」と題して、色々な特徴を紹介されました。合掌造りの合掌とは拝んだ手首から腕の形がV字だからというのは目から鱗でした。

番宣にもある白川郷、実は工業都市だった!?▽地域に富をもたらしたものとは!?カギはトイレ?これについては同じ合掌集落、五箇山で塩硝生産が行われていたことは知っていたので驚きませんでした。

次に平地の殆どない庄川の谷でなぜ白川郷だけ広い谷底平野ができたのかを探ります。それが▽地形を作った断層の謎▽直線とカーブ、絶妙な並び方の秘密とは です。

ブラタモリお得意の断層です。今回は横ずれ断層でした。それによって真っすぐだった庄川の流れがずれ、それを解消するためにずれた上流で谷の側面を削り、谷底平野を作ったというものでした。そしてその断層の名前が『牛首断層』です。

牛首断層って、じつは近くにある牛首峠で旧知です。しかも私。就職して3年目の1978年に行っています。



河合村(現高山市)の角川まで車に自転車を載せて行き、楢峠、二ツ屋峠、牛首峠(みな牛首断層にできた峠です)を越えて白川郷の合掌屋根の民宿で一泊。翌日天生峠を越えて角川へ戻りました。ほんとあの頃が懐かしいです。

今回のブラタモリ、再放送は来週15日(火)、総合午後11時45分からです。お見逃しなく。


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『鬼滅の』峠『炭焼田』

2020年11月30日 | 
『鬼滅の刃』(きめつのやいば)は、吾峠呼世晴による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年11号から2020年24号まで連載され、シリーズ累計発行部数は単行本23巻の発売時点で1億2000万部を突破。大正時代を舞台に主人公が鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚。作風としては身体破壊や人喰いなどのハードな描写が多い。

WIKIには上記のように解説してありますが、現在公開中の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は11月24日の発表によると、公開39日間の動員数は1939万7589人、興行収入は259億1704万3800円を記録。歴代興収ランキングは1位『千と千尋の神隠し』(2001年・308億円)、2位『タイタニック』(1997年・262億円)、3位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(2020年・259億円)ということで快進撃は続くようです。

さて、そんな鬼滅ブームに乗ったわけでもなく、表題の『炭焼田峠』に行ってきました。峠行きは肩の脱臼手術などで2017年から封印していましたから久々です。私がターゲットにしている峠は人が行かない辺鄙な場所が多いですし、泊まるのはキャンピングカー、食事も車内、食材も私の地元スーパーで購入していきましたし、行き先もコロナ第3波との観測にめげて日帰りの近場にしたので立ち寄り湯もなし。感染リスクは働いている人より少ないといえましょう。

何個かゲットしたうちの『炭焼田峠』は愛知県と静岡県の県境にあります。それがなんで『鬼滅の峠』となるかというと、主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が炭焼きをして家族の暮らしを支えていたこと。作者が吾呼世晴(ごとうげ こよはる、年齢性別不明)であることなどから私が『鬼滅の刃』つながりだと勝手に思いました(^^ゞ

『炭焼田峠』は国道257号線、炭焼田トンネルの真上にある旧道峠です。
トンネルの手前にある分岐から旧道に入ると、すぐに道が分岐して橋を渡るところから通行止めになっていて、その先は廃道になっています。ここからは『全集中』です(^_^;)



旧道は落ち葉散り敷き状態とはいえ、舗装は健在なので自転車で走るのに問題はないです。旧道はカーブを描いて現国道と並進するようになり、トンネルの真横を通って、上に出ていき、間もなく峠に到着します。



峠は愛知県と静岡県の県境ですが愛知県「鳳来町」のプレートだけが残っていました。鳳来町といえば「仏法僧(ブッポウソウ)」の鳴き声で有名なコノハズク(ミミズク)がいる鳳来寺山があるのですが、平成の大合併で新城市と合併してしまいました。こんなところにその名残が残っているのに感激しました。



ちなみに動画も撮ったのでアップしておきます。

SP
鳥の「仏法僧(ブッポウソウ)」はこちらのサイトにあるように「ブッポウソウ」とは鳴きません。


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水準点が珍百景?

2020年04月13日 | 
私ら自転車乗りにとってと言ってもスマホなどナビがなかった時代の話ですが、水準点といえば絶対知ってなければいけない代物でした。

え、水準点がわからない?いまどきの人ですねえ(>_<)
面倒なのでウィキの記述をそのまま書きますと

水準点(すいじゅんてん、benchmark)とは、水準測量に用いる際に標高の基準となる点のことである。測量法で定められている測量標の一つであり、永久標識に分類される。水準点には国土地理院が基本測量として設置・管理する「~等水準点」と、地方公共団体が公共測量として設置・管理する「~級水準点」とがある。

ということで、その地点が2.5万分の1地図などに「水準点」として記してあります。私のように旧街道の峠や山道の峠に行くとき道筋にある「水準点」は距離や高度差の目安としてとても大事なものであります。

ところが4月12日(日)のナニコレ珍百景では何の変哲もない平野の真ん中でこの「水準点」を写して、何の印でしょう?と来ました。



「はぁ?そんなもん珍百景でも何でもないよ!」
私ゃ、怒髪天を突く勢いで言い放ちました。しかし番組は続きました。
ゲストの乃木坂はともかく物知りの伊集院光ですら知らないようです。

そして水準点とは何ぞやという解説がされ、全員珍百景ボタンを押し「珍百景決定」になりました。だけど解説でも全国に1万7千ヵ所あるって言ってんだよ。珍しくも何ともないじゃん。



そのからくりはゲストの内藤剛の一言でわかりました。
「この日本水準原点の場所知ってるよ。ロケで良く使うんだよ」

なんと水準原点から警視庁が見えるそうです。
なんのことはない。テレ朝の強引な番宣でした。



伊集院光にも口裏を合わせさせるためか
「どこが0m地点かわかりますか?伊集院さん」
と尋ね、
「東京湾?」
「正解」
など伊集院のメンツを立てるあざとさも含めて呆れかえりましたわ。


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法華津峠(ほけつとうげ)

2020年02月18日 | 
法華津峠という名を見てリオオリンピックの法華津選手を思い出した方。相当マニアックです。
馬術競技の補欠に法華津寛選手。てなタイトルで話題になりましたね。

あの法華津選手のルーツが愛媛県宇和島市吉田町法花津(ほけづ)です。
その法花津に入るところにある峠が法華津峠(ほけつとうげ)です。
峠の展望台からはご覧のように法花津湾から宇和海の大展望が望めます。



その展望台に立つ立派な歌碑。
この歌碑の解説が展望台の下にありました。
世界的に有名な讃美歌といわれてもわかりません。




石碑の裏に歌詞が刻んであるのですが、歌詞だけではわかりません。
そこでYou Tubeで検索してみました。




讃美歌404番だと・・・聴いてみるとパイプオルガンの伴奏から混声合唱のハモリもあって荘厳な讃美歌です。でもやはり初耳です。これは母の大好物だと思い直し、電話して聴いてもらいました。母が知っていたかどうかまでは聞きませんでしたが・・・すると
「聞かせてくれてありがとう」
感謝されました。そりゃそうです。合唱好きだし母はクリスチャンだもの。

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大島の電光掲示施設

2019年09月20日 | 
今、わがHPの峠コレクションでは、しまなみ海道の島々の峠をアップしています。

先週アップした大島の江越峠を下りていく途中で見つけた電光掲示施設が謎だったので言及したいと思います。下のようなものが見えました。尾根筋に『S』の字が点灯されています。



そのまま下っていくと次に『↓』が表示されました。
「S に↓」さっぱりわかりません。



最後に出てきたのが『4』の字です。「『よん?』それとも『し(死)?』なんだか気持ち悪いなあ。
この3つの組み合わせ以外は表示されません。
尾根に作ってあるということは、海に向かっている・・・たぶん船に信号(情報)を送っているのでしょう。



これらの表示で考えられること、『S』は『方向』。すなわち『南』を意味し、『4』は潮流の速さ(4ノット)ではないでしょうか?この先にあるのは来島海峡。日本3大海流のひとつと言われるところだけにその時間帯の潮流の向きと速さは知らせるべき大事な情報だと思います。

そこで『来島海峡 潮流情報』で検索すると日にち別、時間別の潮の向きが判明します。ちなみに訪れた10月14日16時頃を指定してみると、潮流は『南』すなわち『S』になりましたので、たぶん合ってると思います。


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コメント (4)
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