GW中、子供たちが次々に帰省した。
そのなか子供のころ鉄っちゃん(今は少々)息子が久しぶりという鉄道模型を広げた。息子の家では2歳未満の子供に壊される怖れがあるので持って行ってないので、久しぶりのテストを兼ねてとのことらしい。娘の子供は自動車好きでミニカー遊びをするので喜ぶだろうという思惑もあったらしい。
息子がこんなに持っているとは知らなかったし出してきた鉄道車両も殆どわからない。かろうじてJR東海の普通列車?は識別できた。それよりジオラマのように配置した五重塔や姫路城、太平洋戦争当時の妙高型重巡洋艦(熊野とのこと)などは見ただけで判別できる。私ゃ兵器ヲタクかつ城ヲタクなので。
テーブルの上に息子が出してきたレールは周回パターンとポイントがあるパターンだったが、高架橋なども持っているという。部屋いっぱいに並べるなら色んなパターンがあるという。ひととおり撮影したあと、息子が
「格好いい」
と呼んだので行ってみると部屋を暗くして走らせていた。それなりにいい雰囲気だったが、持ってるカメラは闇夜の動画がチョー苦手。写真撮影も息子のアイフォンの方が全体的な雰囲気が良く描写できていると思った。
ということで、左がアイフォン、右が私のデジイチで撮ったもの。
こうやって較べてみると大した差はないけれど、それぞれのディスプレイでは明確に差が出た。
パソコン上では差がないということはそれぞれのディスプレイの差ということだな(^^;
『新幹線敦賀まで延伸』記事で在来線3セク化でのネーミングに言及したが、問題はそれで便利になったのかということ。
それでなくとも赤字傾向の在来線が新幹線によって廃線になる可能性だってある。
昨年9月に行った鵜飼観覧宿泊同期会。大好評だったので、あれ以上のものができるか非常に不安だった。しかし、その後、長浜で泊まったホテルでグッドアイデアが降ってきた。ホテルのロビーに展示してあった琵琶湖汽船の割引券を発見。これで1割引きになる。
我々同期会のおおもとは大学サイクリングクラブ。新入部員の歓迎ランの次に行われた行事がGWの琵琶湖一周ランだった。
だから、想い出の琵琶湖岸にあるホテルに泊まって琵琶湖汽船の旅をしたらいいなあと企画をしてみた。
時季的には琵琶湖一周ランをやった5月にしたいということで提案。当日を待つばかりになったが、
計画してみて気が付いたのは、集合場所の長浜駅がチョー不便だということ。
長浜駅時刻表を見てもらうとわかるが1時間に1本しか列車がない時間帯が9つもある。2本あるところでも1本は全席指定の特急『しらさぎ』。しかも新幹線延伸前は金沢まで行っていたのが敦賀で乗り換えになってしまった。不便だよねえ・・・日本でもダントツに早く鉄道が敷設された長浜なのにどうして?・・・
理由のひとつは1974年に湖西線ができたから。
琵琶湖西岸を行けば東岸より北陸方面との距離が短縮できるため、特急サンダーバードは湖西線を通るようになった。
その湖西線でも近江舞子から北は長浜と同じ頻度の列車本数。乗客数が少ないのだろうか?ウィキによると1日の平均乗車人員は近江舞子が1000人以下、長浜は3000人以上いるというのに・・・
同じウィキによると
『北陸本線の途中駅では福井駅に次いで多く、全体でも金沢駅、福井駅、米原駅(他社からの乗り換え客を含む)に次いで第4位である。東海道本線や北陸本線(一部)の愛称である琵琶湖線(米原 - 京都間・米原 - 長浜間)の新快速停車駅では、各駅停車区間の坂田、田村に次いで乗車人員が少なく、2021(令和3)年10月ダイヤ改正で一部の新快速が長浜発着から米原発着へ短縮された。』
同じ琵琶湖東岸でも東海道本線の近江長岡駅(JR東海管轄)も近江舞子駅と同程度の乗車人員で、長浜駅と同じ列車本数(近江長岡駅時刻表)。それだけに長浜駅の冷遇ぶりが際立つ。こうなると長浜駅は不便というより不憫としか言いようがないのだ。
昨日、新幹線が敦賀まで延伸した。
11時頃の生中継番組を見てたら、敦賀の出発式で俳優でモデルの中条あやみが出発式のかけ声をかけていた。
中条あやみって敦賀に関係あったっけ?
ハーフってのはわかってたけど、出身は大阪市なので、調べてみると敦賀延伸のテレビCMに起用されてるのだとか。なるほど。
中継は福井駅がメインで行われていた。
福井駅の壁面が見えるロビー?でメインの進行が行われた。NHK福井局のアナウンサー、パックンマックンのパックン、鉄道大好きタレント市川沙耶、女優の松田るかが登場。
市川紗椰は鉄道番組と大相撲どすこい研でもお馴染みで親近感はあるのだが、松田るかはイマイチわからない。紹介によると『レディ加賀』なる映画に出演していて現在公開中とのこと。レディガガのもじりと北陸応援割にもつながる映画で面白そうだ。
また中継中に東京から到着した『かがやき』から下りてきたのはナントナント、鉄道乗務員姿のダーリンハニー・吉川。
彼はあらゆる鉄道番組に出まくっているので、説明する必要もないだろう。東京からの一番列車に乗ってきたそうで、ロビーの出演者がみな羨ましがっていた。
その後、吉川を加えた面々で番組を進行していくのだが、小松駅にいるレポーターから。
「ここでクイズです。小松駅の形は何をイメージしているでしょう?市川さん、お答えください。」
と無茶ぶり。
「ヒントとしては屋根のナミナミの形です。」
ナミナミの形というならふつう山だよね。小松付近で山といえば白山しかないわ。
ところが市川女史、何を勘違いしたのか、
「うーん、石川県ですよね。大相撲の遠藤」
と珍回答。春場所前のどすこい研に出演したとはいえ、そこまで忖度せんでもええやろ。ちなみに遠藤は能登の穴水町出身で小松とは何の関係もない。令和の牛若丸・炎鵬が金沢出身で一番近い。次に隣町津幡町出身がザンバラ髪の大の里。もうひとりいる有名どころはダーリンハニー吉川が乗ってきた新幹線『かがやき』。力士のしこ名としては漢字1字の『輝』。やはり半島部の七尾市出身だ。
北陸新幹線には上記の4種類が走っていて、今まで富山金沢間しか走っていなかった『つるぎ』が敦賀富山間にも走ることになったとのこと。
そういった輝かしい新幹線の陰で、北陸本線は敦賀・米原間だけとなり、金沢まで走っていた特急サンダーバードとしらさぎは敦賀止まりとなった。
大阪名古屋方面から1本で行けなくなった代わりに新幹線への接続が8~9分と利便性を高めたとのことだが、運賃は高くなるそうだし、並行する在来線は3セクのハピラインふくい線とかIRいしかわ鉄道線なんてややこしい名前になる。富山があいの風とやま鉄道で新潟がえちごトキめき鉄道。ロートルじゃなくとも覚えるのに四苦八苦するわ。同じようなケースでもしなの鉄道くらいシンプルな名前にしてくれれば愛着も湧くというもの。
とにかく最近の3セク鉄道のネーミングは奇をてらいすぎ。覚えにくく話題にもならないようなネーミングはやめた方がいいと思う。
先月の話になってしまったが、長浜に行ってきた。
娘夫婦と孫と一泊旅行しようということで、近場だけどそれなりに面白い所ということで決めた。
まずは長浜駅前の有料駐車場で待ち合わせ。というのも駅西にある長浜鉄道スクエアに行くためである。
ここは写真にもあるとおり現存する日本最古の駅舎・旧長浜駅舎を利用したミュージアムである。
明治16年(1884年)当時の本州官営鉄道は4つしかなく、敦賀-長浜間がそのひとつとのことだった。
そんな頃に出来たのがこの旧長浜駅舎。ここから鉄道連絡船で大津との間を結んでいた(以上スクエアのHPより)。
現在も長浜駅の西隣にあり、目の前に踏切を新快速などが通り過ぎていく。
館内には日本初の交流電化形電気機関車ED70形1号機やD51が展示してあり、
日本の鉄道の歴史、北陸本線の歴史などが展示してある。
また鉄道模型の走行展示もあって孫が楽しそうに見つめていた。
けっこう皆さん、鉄道を利用するとき「電車に乗る」って言いますよね。
あれ、かなりの確率で間違いがあります。
NHKの朝ドラ「あまちゃん」でも主人公が三陸鉄道のレールバスを指して「電車」って言ってました。
レールバスは軽油をディーゼルエンジンで燃やして走るディーゼルカーの車体が短いやつのこと。
専門?的には「気動車」です。
それに対して「電車」は架線から電気を取り込んでモーターで走るやつ。
都市部で鉄道を走ってるのはおおかた電車ですから、
「あまちゃん」が「電車」と言うのも無理からぬところはあります。
また鉄道には昔の寝台特急のように機関車が牽引するものがあります。
非電化区間ではディーゼル機関車、電化区間では電気機関車が牽引しますが、
それらは当然「電車」ではありません。
こういう時の表現で便利なのが「列車」という用語です。
鉄道は大量輸送のため何両も車両を連結して運行します。
何両もの車両を連らねて走るさまを「列車」と表現したわけですね。
しかし最近はレールバスなどのように1両だけで走る単行列車。
すなわち「単行(たんこう)」も多いので悩ましいのですが・・・
今朝の岐阜新聞で同じ主旨の記事がありました。
下呂支局の方の記事なので6月14日に記事にした新型特急ひだ号のHC85系も取り上げてあります。
上の新聞記事の答えは自動車と同じようにハイブリッド車というのが正解だと思います。
BSテレ東で時々放送される『乗れない鉄道に乗ってみた』。
乗れない鉄道であるからレール軌道があって、定期的に運航してる車両があるけれど、乗れない列車の特集。
すなわち検査車両とか工場内の貨物輸送列車とかの類です。
今まで見たことがあるのは
・東京モノレールの黄色い深夜検査車両(地上18m、作業員が金づちでレールを叩いて異音を探る)
・立山砂防工事専用軌道(高低差200mをジグザグ進行方向を変えながらスイッチバックで一気に登る)
・巨大製鉄所のトーピドカー(ラグビーボールのような形をした貨物車に1500℃の溶けた鉄を流し込んで運ぶ)
などです。かなり珍しい内容です(^^;
そして今週放送されたのが京葉臨海鉄道(千葉・京葉工業地帯で活躍する青いボディのディーゼル機関車。総距離約24キロ。
引き連れるのは“石油タンク”。1両60tのタンク貨車が16両…圧巻の隊列。1日に16往復。)。
その冒頭で紹介されたのが最近導入された『電気式ディーゼル機関車』(上の画像)。
そして番組で動かされていたのは以前から活躍している『液体式ディーゼル機関車』(下の画像)。
うん?恥ずかしながら『電気式ディーゼル機関車』と『液体式ディーゼル機関車』の専門用語は初耳でした。
『液体式』は従来型のことと容易に想像できましたが、『電気式』はイマイチよくわかりません。
ディーゼルと謳ってるのでディーゼルエンジンで発電した電気を蓄電してモーターを回すのかなあ?
ググってみると、おおかたそれで合ってるそうです。
とすると、車でいえば日産ノートと同じことになります。
エンジン駆動だと減速機を付ける分、複雑になることと、モーター駆動なら電車などと同じ部品で済むので
部品の共用化がはかれるのでメリットが大きいそうです。
では、プリウスなどのようにエンジン併用のハイブリッド車(パラレル方式)もあったようですが、デメリットが多く実用化されてないようです。
この電気式ディーゼル車は番組に出てきた機関車だけでなく、高山本線を走る新型特急ひだ号のHC85系もこの方式のハイブリッド車になります。
.........
また私が誤解していたのは電化区間と非電化区間を走行できる蓄電池電車のことが頭に浮かんだからです。
ほかの番組でJR男鹿線を取り上げたときに「架線式蓄電池電車」が走っていると紹介されました。
これは車でいうEVに相当しますから日産のリーフと同じです。
でも電化区間の蓄電だけで非電化区間を走行できるのかしら?
かなり疑問に思ったので、こんがらがったのだと思います。
5月2日(月)に放送された「鉄道ファンが選ぶ『駅総選挙』」を2日遅れで見ました。
基本的に趣味のものですし、新しく改修されたものが上位に来るだろうと思っていたらドンピシャ。
1位東京駅、2位京都駅、3位金沢駅
と予想通りでした。
また4位以下も都市部が主で、まれに風光明媚な駅が入る首都圏の人たちのランキングだなあと思いました。
そんななかで紹介された秘境駅のひとつ。 『幻のグルメを求めて人が集まる秘境駅』。
このタイトルだけで、私ゃ「峠駅」って女房の前で口に出しましたよ。
で、次なる画面は・・・
おっし、間違いない!
峠駅♪峠駅♪
やったぁ、峠駅やぁ\(^o^)/ ということで、私ゃ、
2008年5月27日にブログでレポートしています。
また幻のグルメとは・・・
峠の力餅なんですが、峠駅を出たところにお店はあるのですが、今では珍しい駅のホームで立ち売りをやってます。
昔はこの駅でスイッチバックしていたので、立ち売りの時間もあったのでしょうが、
下の動画でもわかるように今では1分程度のあわただしい状況なので苦しいでしょうねえ。
そんな状況も含め私のHPで詳しくレポートしてます。
なんかの偶然でこの番組を知ってから放送がある旅に録画、DVDに焼いてきたのですが、再放送も多く、最近では見たことがあるかどうか記憶が定かでなくなるヤバい状態に陥っております。
さてその『鉄道伝説』がこの4月か5月から放送が始まっていたので、とりあえず録画しておき、本日初めて見てみました。短調の物悲しいオープニングテーマとともにレールの断面をイラストにしたいつもの画面が現れました。
今日のお題は『マニ34・30形』『~極秘裏に現金を輸送せよ~』です。
『マニ34・30形』は国鉄車両などにある型式で、『モハ』や『キハ』のモは電車のモーター付きの車両だとかキはディーゼルカー(気動車)のキくらいは知ってますが、恥ずかしながら私は型式はあまり知りません。
ですから初め表題だけ見て、『お金=money』の『マニ』かと思っちゃいました。それはアバの歌ですよ (,_'☆\ バキ
旧国鉄車両には色々な企業専用車があります。下の画像のような郵便車とか石油や石灰岩を運ぶ貨車とかです。
そんな専用車のひとつで、戦後作られたものに『マニ34・30形』がありました。
戦後の著しいインフレで日本銀行は大量の紙幣を増刷したものの、日本各地の日本銀行の支店へ紙幣を送るには一般の貨車を使用していました。
しかし、その実態は大量の紙幣とともに日銀職員2名と警察官、鉄道警察官の4名が乗り合わせて何日もかけて支店のある駅まで輸送していました。窓も何もない貨車の中は夏は暑く、冬は寒く、照明もトイレも食事の設備もないので、食事やトイレは駅に泊まった時などに済ませるわけですが、乗り遅れて次の列車で追いかけるなどのトラブルなどもあり、この現金輸送は地獄だったそうです。
そこでそんな環境を改善すべく日銀と国鉄・車両メーカーの検討会議が始まりました。日銀からの要求は
『しっかりした安全対策』→『駅などで目立たない』ことでした。となると、『ごく一般的な車両に似せた外観』ということで国鉄の『マニ32形』に似せた車両をつくることになりました。
構造的には車内を3分割し、真ん中を警備室、両端を荷物室にし、車両の前後はふさいで出入りができないようする。また荷物室の窓にも工夫を施しました。
ぱっと見はふつうの窓ですが、内部の鉄板で窓をふさげるようにしました。また警備室は3段の寝台設備をセット、洗面台と調理台、トイレまで備えられていました。
私ゃ、これを見て一言。「キャンピングカーみたいやわあ!」
鉄っちゃんならいざ知らず、寝台車に乗ったことがない私にはこんな発想しかできませんでした(^_^;)
そんな『マニ34形』は昭和24年に完成しました。私ゃ、まだ生まれていません。
そして昭和53年に『マニ34形』の老朽化に伴い、作られたのが『マニ30形』です。アルミ車体で積載量のアップが可能になっているそうです。私ゃ、その2年前に銀行員になっています。
設備は同じようなものですが、寝台の形が今風になっていますし、電子レンジや冷蔵庫が備えられています。キャンカーやあ。
ところで肝心の現金ですが、最初の『マニ34形』には1400万枚積載できたそうです。当時の金額や枚数では分からないので解説します。
実は私、銀行員の後半生を同じ部署で過ごしました。業務内容は手形小切手の分類呈示、地方税の分類発送などの専門部署でした。しかし、それは表向きの顔で、ときどき別の部署に行って仕事をしてました。
それが日銀寄託でした。何かというと日銀支店のない地域で大量の現金受払をする業務です。したがって最寄りの日銀支店や金融機関の本部と紙幣のやりとりをしていました。その場では「E万券、ふたおくえんなり」などという独特の呼称方法が用いられていました。
そして、そこで使う紙幣収納箱が上の画像の荷物室に置かれたプラスチック箱でした。寄託業務から離れて8年近くなりますので、この画像を見ると懐かしさで一杯になりました。
この箱には紙幣100枚の束を10個束ねた大封(おおふう)を20束収納して施錠します。
ということは100x10x20=20,000枚収納です。
で、最初の『マニ34形』が1400万枚積載できたのですから、1400万枚÷2万枚=700箱積めたということになります。当時百円札で140億円積めたのですから、今なら幾ら積めるか皆さん計算してみてください(^_^;)
そんな現金輸送列車も現金の積み下ろしには画像のように貨物駅の一角を立ち入り禁止にして大がかりな警備体制を敷かなければなりません。それに対して現金輸送車ならパトカーの警備は付けねばならないものの、本店と支店内での受け渡しだけで済んでしまいます。
そして国鉄から移行したJR貨物でもコンテナ貨物が主流となり、貨物輸送の高速化(コキ100形、最高時速110km)に対し、最高時速95km規格の『マニ30形』を連結して運用するのは難しくなり、平成16年(2004年)に廃止が決まりました。
廃止の際、たまたま日銀小樽支店の廃店があり、小樽の手稲駅が北海道鉄道発祥の地だったこともあって、旧小樽鉄道記念館に無償譲渡することが決まりました。ちなみに旧小樽鉄道記念館には行ってますが、1990年代でしたからまだ展示されていません。
また、1977年北朝鮮拉致事件の被害者・横田めぐみさんの父、滋(しげる)さんは1951年に日本銀行の札幌支店に入行され、1993年に定年退職されています。職半ばで不幸な境遇になってしまわれましたが、若い頃に『マニ34・30形』による現金輸送に携わられたことがあったかもしれません。そう考えると非常に感慨深いものがあります。
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もともとが震災関連番組というよりも鉄道番組として録画しましたので、見るのがこんなに遅れちゃったのですね。でも見応えがありました。番組は中村雅俊がナビゲーターとして進行していきます。第一部は『鉄路が支えた町の復興 女川町の10年』。
恥ずかしながら、この番組を見るまで中村雅俊が女川町出身とは知りませんでした。それまで女川といえば原発に勤めていたサイクリングのネット仲間.と株主優待の海産物でしたから目からウロコでした。
女川はJR石巻線の終点でした。震災被害で廃線の危機になりましたが、粘り強い運動で復活しました。住民は高台に移転しましたが、駅は以前の場所より200mほど内陸側の町のど真ん中に作られました。駅の隣にはトレーラーハウスを宿泊施設としたホテルも作られ、駅舎の飲食施設など相まって観光客を受け入れやすい体制になっています。鉄路が復興を支えたケースですが、それでも町の人口は震災前の2/3に減っています。
第二部は『廃線の危機を救ったのは三陸鉄道の10年』。
三陸鉄道は朝ドラ『あまちゃん』の舞台にもなりました。震災前の三陸鉄道には中段の写真にあるように宮古から北と釜石から南に路線があり、宮古・釜石間にはJR山田線がありました。
震災後の復興に際しJRは鉄路を廃止してBRT(バス高速輸送システム)への転換を提案してきました。関係市町村はこれを拒否、度重なる交渉の結果、JRが鉄路を復興して三陸鉄道に無償譲渡するという驚きの提案がなされました。
もともとJR山田線があるため効率の悪い運用をしてきた三陸鉄道にとっても「渡りに船」でした。こうして青森の久慈駅から岩手の盛駅までのリアス線がつながりました。そしてラグビーワールドカップ釜石での試合への観客輸送にも大活躍しました。
第三部は『JRが消えた町 岩手 大船渡 陸前高田 宮城 気仙沼』。
この番組の肝みたいな部分です。三陸鉄道の盛駅から南にはJR大船渡線があり、気仙沼から南にはJR気仙沼線がありました。
震災後、沿線市町村の懇願にも関わらず、それらは全て廃線となりBRT(バス高速輸送システム)になってしまいました。銘菓「鴎の玉子」の大船渡。奇跡の一本松の陸前高田。森進一の『港町ブルース』にも歌われた気仙沼、ここは俳優・村上弘明の出身地です。出ていた市町村長さんのひとりが言っておられました。
「BRTは民間のバスと変わらない。鉄道のなくなった町はすたれていく。」
ほんと、そんな港町がすたれていくのは寂しいです。
第四部は『鉄路が戻った町 岩手 山田町』。
JR山田線があった町です。三陸鉄道が通ることになりました。
山田町は復興にあたりコンパクトシティを目指し、駅を中心とした街づくりをします。中心部に復興住宅や高齢者施設、金融機関などを集中させ、便利で住みやすい街にしたそうです。
第五部は『町とともに移った鉄路 仙石線 野蒜のびる』。
JR仙石線は石巻・仙台間にある路線です。
復興にあたっては町ごと高台に移る計画が立てられ、それとともに海べりにあった鉄路も高台に路線変更するようJRに要望。線路用地の取得を町に一任した結果、新駅も高台に移るという画期的な成果になりました。
第六部は『原発事故の鉄路と町 福島 富岡町 大熊町 双葉町』
かなりの部分が帰宅困難地域などの話でしたが、JR常磐線が通る地域であるため、大熊町など無人駅なのに特急が止まったり、それなりに恵まれています。企業誘致も進んでいますが、風評被害などで求人がなかなか集まらなくて大変だそうです。
このように震災被害地域の鉄道事情を2時間かけてやってくれました。知ってるようで知らないことも多く、被災地の現状と光と影がじっくりと見られた番組でした。
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鉄道カフェはるかです。この手の喫茶店。岐阜では北方町にあるニセコが有名です。旧国鉄のディーゼル特急の先頭部分が店の中にあるのが売りで、列車のヘッドマークなどの小物もたくさん展示してありました。
それに対してこちらは柳ヶ瀬の中にあって線路レイアウトとジオラマがお店の中心にあるのが売りです。
国鉄カラーの特急が目の前を走っていたり、名鉄のセントレア行きの特急や長大なコンテナ貨物を引く電気機関車など長い編成の列車が格好いいです。またそれをゆっくり走らせているのもリアルで良いです。
トンネルの上のジオラマは岐阜城っぽいですし、駅のホームの屋根内は小さいLEDライトで照明をしてある芸の細かさなどうならせてくれました。
また列車の写真などもいっぱい飾ってあります。
客層は明らかにヲタクの皆さんと、子連れママ・パパが中心でした。
それなりに楽しませていただきました。
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宿場の入り口付近の駐車場にSLが静態保存してありました。
C12ですね。
やや後ろから見るとわかりやすいですが、タンク機関車です。石炭や水を入れるタンクを本体に積んでいるのでタンク機関車です。
タンク機関車は小型のものが多く小回りが効き、後部視界が良いためバック運転が楽なため路線を選ばず使用できるのがメリットです。デメリットは燃料積載容量が少ないことから長距離運行しにくいこと、動輪上に直接水と燃料の重量がかかるため、水や燃料の残量が少なくなると軸重が落ちて牽引力が下がってしまうことなどから長距離運行に向かないことです。
型式のC12。Cは動輪(ピストンにつながった大口径の車輪軸数)の数で、C=3、D=4。同様の車体なら動輪数が少ない方が車輪径を大きくできるため高速運転の旅客用に使われていました。D型は一般的に貨物用でした。C12で動態保存されているのは栃木県の真岡鉄道だけですね。
またC12を淡水車(テンダー)付にしたC56も小海線で活躍し、ポニーの愛称で親しまれていました。
また明知鉄道の明智駅にもC12が静態保存されているそうですが、復元計画があるそうです。
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今回は同じような鉄道ヲタク番組として「鉄道ひとり旅」を取り上げます。
タモリ電車クラブの一員でもあるダーリンハニー吉川正洋の番組です。
「鉄道ひとり旅のお時間です」
ダーリンハニー吉川が始発駅の玄関前にこう言って出てくるのがお約束のオープニングです。
この番組、ぐうぜん岐阜チャンで樽見鉄道を放送したのを見たのが最初です。オープニングはJR大垣駅前です。
ふつうの鉄道旅番組かと思いながらも地元なので何となく見だすと、最初に途中下車したのが二番目の駅、東大垣駅でした。ビックリしました。観光するには何もないところです。JR東海道本線と別れて間もないので、隣の築堤をJR東海の車輌が頻繁に走ります。
樽見鉄道も反対側から列車がやってきました。といってもレールバスです。あれはモレラ号ですか? ここで離合をしました。しかしやってきた方向には橋がありました。トラス橋が2本かかっています。
さて東大垣駅から外に出て恒例の駅前探訪です。樽見鉄道のガード下を潜ります。
すると行く先にトラス橋が2本。先ほど見えた樽見鉄道のものではなく、JRの橋。1本は黒っぽい塗りですが、もう一本はアイボリーに塗装されています。
橋のたもとまで行ってみると、看板が立ててあります。これは明治時代に造られた初代東海道本線のトラス橋で、複線化に伴って道路橋に転用されたものだそうです。今でも二輪車なら渡れそうです。
そんな鉄道遺産を見るために途中下車したのですね。この橋、なんと国指定重要文化財だそうです。ジモピーの私も知りませんでした。何ともマニアックです。私も息子も感心して、これ以後この番組を見るようになりました。
この橋を歩いて渡ります。隣のJR東海道本線は頻繁に列車が渡ります。また先ほど見えていた樽見鉄道のトラス橋にもレールバスが来ました。この橋も元をただせば東海道本線の橋を転用したものだそうです。昭和初めに丹那トンネルができたとき御殿場線に格下げになった旧東海道本線の橋が不要になったためとのこと。複線だったのを単線にしたからだそうです。
いやいやいや。とってもディープです。
結局ひと駅間を歩いてしまいました。こういうことも結構出てきます。次の列車まで待ち時間がありすぎる場合などもそうです。路線バス乗り継ぎ旅みたいな所もあります。
次は樽見鉄道本社のある本巣駅(もとす)です。何両もレールバスや客車が止まっているわりにはスルーでした。単に乗り継ぎがあったからだけでした。
次の途中下車は谷汲駅(たにぐみ)。駅前の案内板を見て、予定の行動でしょうが、赤い電車館へ。廃線になった旧名鉄谷汲駅に路面電車2両が静態保存してあります。
赤い電車はモ755。電車があるパン屋さん「歩絵夢(ぽえむ)」と同じ電車だね。
それから丸窓電車のモ514。岐阜市の金神社(こがね)の境内にも静態保存してあります。車内はロングシートではなくクロスシート。方向転換もできる本格的なもの。なかなか楽しんでましたね。
お昼は谷汲近辺のソバ屋さん。この日は運が良かったです。飲食は下車駅周辺で目についたところや口コミなど出たとこ勝負。そのため断食状態に陥ることがシバシバあります。
谷汲駅から山間に入ります。トンネル・鉄橋の連続。たまたまあった難読駅「日当駅」。
面白半分に途中下車。周りには案の定なんもなし。そういうこともよくあってとてもゆるいです。
そして、いよいよ終点、樽見駅。
ふつうの旅番組だったら絶対外さない、薄墨桜。この番組では薄墨桜も宇野千代子も出てきません。徹底してます。たまたま出会った人との触れ合いは出てきます。でもそれは売りではなく、たまたまに過ぎません。人情とか触れ合いの押し付けがないのが清々しくて良いです。
この番組、「路線バス乗り継ぎ旅」っぽい作りなので、制作は東京12チャンネルと長いこと思ってました。ところが最近BS12トゥエルビでやるようになったりで、調べなおしてみるとCS放送鉄道チャンネルだったことが判明。なるほど専門チャンネルならと腑に落ちた次第です。
なお、樽見鉄道のホームページを見ていたら、
『7月28日(木)夜7時30分から放送のNHK BSプレミアム「中井精也のてつたび!」は樽見鉄道が舞台となります。』
との案内がありました。楽しみですね。
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のオープニング発声どおり、何が取り上げられるかわからないテレビ番組です。
オープニングといえば、のっけから女性のお尻フリフリのオープニングにもビックリです。
でも、タモリや出演者のマニア度がメッチャ楽しいです。
ここ3回ほどは京都周辺の鉄道。
タモリ電車クラブなんて芸能人のお仲間が毎度登場します(^^;)
初回・2回目の京都鉄道博物館はNHKでもやってますから別に・・・ですが、
3回目がいよいよ、京都周辺の鉄道に乗ります。それも嵐電や叡電などの定番ではなく京阪電車。
(関東では5月13日放送済だと)
三条駅から大津方面へ、いまどき珍しい路面を通常の電車が走ります。メンバーの反応が楽しいです。車内では京阪電車のキャンペーンガール「六代目おけいはん」が同乗。クイズも面白い。そして大津から坂本。比叡山へケーブルカーで登り、反対側へもロープウェイ、ケーブルカーで下ります。
私ゃ、自慢じゃないけど自転車で比叡山へは行ってますけど、公共交通機関では行ったことがないのですよ(+_+)
こんな番組すべての動画は下記URLをコピペすれば見られます。
https://www.bing.com/videos/search?q=%e3%82%bf%e3%83%a2%e3%83%aa%e5%80%b6%e6%a5%bd%e9%83%a8
+%e5%8b%95%e7%94%bb+%e9%89%84%e9%81%93+%e4%ba%ac%e9%83%bd&&view=detail&mid=
3D428A8442E0A9CBECE23D428A8442E0A9CBECE2&FORM=VRDGAR
海外アーティストの歌がこんな風に聞こえるという「空耳アワー」(15分あたりから)もえらく大笑いしました。
また京阪でも最後の叡電でもモーターの音が聞きたいというメンバーが電車の床に伏して耳を澄ませるというマニアックなこともしてました。
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