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オリビア・ニューポート
{アメリカ女流作家}
今日はC型肝炎のウィルスのが体の中で、ひっそりと息づいているかのどうかの
調査報告と、残り1か月の破壊兵器の薬を受ける日であった。
1か月前、思いがけないほどの、効果が出ていると、知らされ、
今日はいくらか、穏やかな朝を迎えていた。
とにかく、腹が減る、今まで食べたことのない食物までが、食べてみようかと
スーパーの中で、あっちへ行ったり、こっちへ来たりの繰返し、
これは「体調がいいに決っている・・」と根拠のない判断に少しばかり満足し、
テロ対策に成功したら、次のタイムスケジュールの文字を太字に変えよう・・と。
「ウィルス検出できず」
データーに笑顔の医者に次の検査日と、診断日を決められ、薬を忘れないようにと・・
請求額は2か月で680万円である。
私は僅かばかりの負担で済む、申請はしているものの
4回の問診時間はせいぜい7~8分。
武器の性能を、自分の医師としての力とばかり・・・
もし私に娘がいて、この医者にプロポーズされたら、
こんな男なんぞには、くれてやるもんか!
少なからず抵抗をし続けるに違いない!
それが本音だった。
しかしながら、医療はお化けである。
竹馬の友として生涯、手を取り合って生きてゆく覚悟だったC型肝炎が突然
消えていくのである。一抹の寂しさはあるが、
元気がいい!!
元気になる薬がもう一つ出現した。
こちらの薬は、タブレットで示した数か月前のブログ記事と
彼女が歩き、集めたであろう努力の薬。
昨日、一日部屋にいたのに電話の音に気付かなかった。
知人への電話で気が付いた3通の留守番電話。
鎌倉図書館の司書の元気な声。
「どうしても連絡を・・・」と。
幾度、空振りをしたか!
「知りたい」を捨てきれなかった。
大正15年、鎌倉・長谷での大叔父・太田節三・ルーシー夫婦と三船久蔵師範・芸者衆が
映っている一枚の記念写真。その撮影場所の料亭が「金波楼」
今は跡形もない「金波楼」
「もし・・解かったら・・と」言い残し
古地図の公開にも快く受けてくださった、女性司書の方の
「金波楼の場所が分った」という。
女性の図書館司書は、
司書の傍ら、館外でも気にかけていて下さったのだろう、
昭和元年生まれの方の情報を得るまで、かなりの方と接触したはずである。
更にその地の番地まで確認してくださったのである。
くすぶり続けていた焚火の炎が一気に舞い上がり、さまざまな情景がありありと浮かんできた。
その場所は
鎌倉へ行けば必ず通る、交差点の場所。
長谷寺から歩いて10分も掛からない場所だった!
全身から力が抜けたのがわかった。
恐るべし、鎌倉図書館の女性司書
私の化身、密偵など、足元にも及ばない。
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