愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

続・思い出をたどる

2011年02月12日 | 西子

西子の体調が悪くなったころから、やたらと忙しくなった。

もしかしたら、僕が寂しがらないようにと、西子が最後に招いたのかもしれない。

そうだとしても、ちょっとやり過ぎ。だいぶ、心身ともに疲れが溜まってきた。

でも、せっかくの休日なので阿佐ヶ谷に行った。積りはしなかったが、前日から東京で雪が降った。西子を保護したのは、大雪の翌日。この日も、雪、雨、みぞれ…が断続的に続いた。

1年ほど前にも、所用で夜に阿佐ヶ谷を訪れたが、日中に行くのは引っ越して以来だ。

現在の自宅から東京メトロ丸の内線を乗り継いで、南阿佐ヶ谷駅で下車。当時の自宅までのルートを辿ってみた。阿佐ヶ谷を離れてから、まだ2年半くらいなので、ほとんど変わっていない。当時、住んでいた部屋にもすでに、誰かが住んでいるようだ。

パールセンター商店街に出た。少し店が入れ替わっている。特に驚いたのは、商店街にあった電気屋さんがドラックストアに変わっていたことだ。わが家のミニコンポを購入した店で、七夕祭りのときは毎年、恐竜や動物のロボットを展示していた店だったので、なくなったのは寂しかった。

阿佐ヶ谷では絶対に行きたい場所があった。『猫の病院』だ。もっとも多く西子の治療に携わってくださったのが、ここの院長だった玉野先生。キジロウの去勢手術の玉野先生にやっていただいた。すでに閉院しているはずだが、どうなっているのか、見ておきたかった。

当時、病院の前にあった猫のオブジェは健在だったが、病院は動物のモチーフにしたペーパークラフトの工房になっていた。ガラス越しにのぞきこんだが、当時の面影はない。でも、せっかく来たのだからと思って中に入った。すると、奥から出てきた女性と目があった。

「あら、久しぶり!」

『猫の病院』で先生のアシスタントをしていた女性だった。先生が還暦になったのをきっかけに、病院を辞めて始めたのがこの工房なのだそうだ。まさか、会えるとは思っていなかったので、すごくびっくりした。

「ちょうど先生は留守にしちゃって。残念、会ったら喜んだでしょうに」

「先日、老猫も亡くなりまして…」

「そう結局、何歳かわからなかったのよね」

「僕が保護してから6年とちょっとで…」

「でも、幸せな猫ちゃんだったわね。今度、案内を出すから奥さんと一緒にいらして」

そう言われて、住所を書いて帰った。でも、きっととっても多くの猫を診てきたであろうに、僕の顔を見た瞬間に西子を思い出すってことは、やっぱりいろんな意味でかなり個性的だったのかもしれない。

もうひとつ、行きたい場所があった。『ペットのコジマ』だ。西子がお気に入りだった腎臓職ヒルズのkdを置いたので、定期的に利用していた。キジロウを保護したばかりのときのケージもここで購入した。Kdがあることを確認したら、何だかパッケージさえも愛おしく感じで、そっと指でなでた。次の瞬間、隣にキジロウを保護した当初によく飲ませていたブドウ糖を発見した。何だか、ちょっぴり不思議が気分だった。

JR阿佐ヶ谷の駅前はマンションが建ったり、少しずつ再開発が進んでいるようだ。これからも少しずつ、変わり続けていくだろう。

せっかくなので、高田にも足を伸ばした。どうしても辿りたい道があった。住んでいたマンションから当時連れて行った病院までの道。夜8時まで診療していたので、仕事を早めに切り上げて、都電で自宅に帰り、西子をキャリーケースに詰めて連れて行った『あしあと病院』だ。

傘をさしながら、坂を上る。病院についた。ついた瞬間に、こみ上げてくるものがあった。ガラス張りなので待合室やカウンターは見えたが、誰もいない。先生にご挨拶をしようかと思ったが、会ったら泣きそうだったので辞めておいた。

そのまま都電に乗ってJR大塚駅に出た。約20年間、利用していた駅だ。退職してからまだ4カ月ほどしか経っていないのに、もう何年も前のような気がする。

そのまま電車を乗り継いで、自宅に帰った。帰る途中、西子を最後に診てくれた病院に寄った。先日、西子が亡くなったことをお知らせしたら、花を届けてくれたので、そのお礼を伝えた。

こうして、西子との思い出をたどる小旅行は終わった。

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思い出をたどる

2011年02月06日 | 西子

西子が亡くなる数日前から、自分の過去のブログを読み返した。いろんなことを思い出したので、やせ細った西子をなでながら「西子、覚えてる? あのときさぁ…」などと、当時の思い出を話しかけた。

初七日を目前に控えた日曜日。西子を保護したときと、同様のルートを辿ってみた。

保護したのは西新宿の駐車場。一部整備され、当時よりも駐車場は広がっている。

当時は寒空の中、数匹の猫がいたが、最近はだいぶ少なくなったようだ。

近くのスーパーで猫缶を買っておびき出す作戦だったが、今はなくなった柵の内側にいてなかなか出てこなかったことを思い出した。西子を保護しようと懸命になっていると、オスの子猫が近づいてきて僕にジャレた。あまりにもかわいかったので、一瞬、「このコを連れて帰ろうか?」とも思ったが、初心を貫いて西子にしたのだった。

かばんに詰め込まれた西子は、最初、猫を被ってか細く「にゃー」とか鳴いていたが、総武線の大久保駅のガードをくぐって以降、鳴かなかった。かばんの中で暴れたりしないか、おしっこしたりしないか、鳴いたりしないか…という不安があったので、とてもほっとしたのを覚えている。

山手線の新大久保駅から渋谷まで。さらに田園都市線に乗り継ぎ、当時利用していた「たまプラーザ」の駅に向かった。駐車場からの時間を含めると、駅の到着まで約1時間ほど。これほど長時間、西子が我慢していたのは、後にも先にもこのときだけではないだろうか。

約6年ぶりにたまプラーザの駅を降りた。僕が引っ越した翌年から駅前の再開発がすすめられたそうで、当時とはまったく別の駅になっていた。まさに、浦島太郎の気分だった。西子を最初に連れ帰った当時のマンションに向かった。ところどころ、店が変わっていたりしたが、あまり変化はなかった。それでも自宅のすぐ近くのあったコンビニがなくなっていたのは、当時よく利用していたのでちょっとショックだった。

最初に連れて行った、大きなペットショップに併設している動物病院にも行ってみた。日曜日だったが診察をしていて、小型犬と飼い主が順番待ちをしていた。診察室を覗き込んだら、ちょうど獣医さんが出てきて目があった。この獣医さんだったかな? 6年前に数回会っただけなので、思い出せない。

店内を歩いていて思い出したことがあった。当初、西子が使っていたファー付きの猫ベッドと最後まで使っていた猫トイレは、この店で買ったものだった。さすがに同じ型の商品はなかったが、このときも当時と同じような場所にあったように思う。

キャリーケースもこの店? いや違う。溝の口だ。長崎屋サンバードの上にあったペットショップ。でも、会社更生をした長崎屋は、もうなくなっているはず…と思いつつ、今度、いつ来ることになるかわからないので、とりあえず向かってみた。案の定、当時の様子は跡形もなくドンキホーテになっていた。

しかし、せっかく来たので、ペットショップのあったフロアまで行ってみようと思い、エスカレータを上った。あった。ペットショップは当時とほとんど姿を変えずに残っていた。浦島太郎が一転してタイムスリップしたようななんだか不思議な気分だった。軽いソフトのキャリーケースではなく、重いハードのキャリーケースにしたのは、引っ越しのときに、間違って崩れた荷物がぶつかっても西子がケガをしないようにと考えてのことだった。

歩き回って疲れたので、ファストフード店でお茶をしながら休んでいたら日が落ちた。

次の休日には、阿佐ヶ谷に行ってみよう。

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特別な猫

2011年02月05日 | 西子

西子を保護してから間もなく、離婚を決めていた元の妻が去った。

嫌いになって別れたわけではなかったので、とてもつらかった。

阿佐ヶ谷で暮らし始めて、西子はそのつらさは埋めてくれた。それに「西子がいるから帰ろう」という意識も働いたので、西子がいなかったら生活は荒んでいたかもしれない。

西子との生活を始めてからほぼ2年後に今の妻が来て、その翌年にキジロウが来た。

それから3年ほど経過してから、同居を始めた義母に看取られて西子は逝った。

西子は「たっちーでは心もとないから、最後はこの人に看取ってもらおう」と思って、義母を招いたのかもしれない。

何だか、西子は今後数年間の僕の人生に必要な事柄を招くだけ招いて「もう、これで大丈夫」と旅立ったような気もする。その意味で、西子は天使になったのではなく、天使だったのかもしれない。

でも、今の妻は同居を始めた当初、西子の態度は「あんた、たっちーはあたしのものなんだからね。心得てなさいよ」って感じだったといっていた。もしかしたら西子は、嫌いなことが得意なタイプで、招くのは嫌いだけど招くパワーが強かったのかもしれない。

いずれにしろ、西子と過ごした6年間は離婚と結婚、キジロウ保護、義母との同居、転職、そして4度の引っ越し…と人生のエッセンスが詰まったような期間だった。そんな期間を一緒に過ごした西子は、僕にとってやっぱり特別すぎるほど特別な猫だ。

様子がおかしくなった西子を病院に連れていくことは、これまでにも何度もあった。西子は、その都度、行きがけの道すがら、待合室、病室で激しく鳴きわめき、僕を気まずくさせた。そして、その都度復活し、例の大きな声で鳴きながら家の中を歩きまわった。今回もこれまでと同じように復活すると思っていた。でもその半面、今回の弱り方は今までとは違うとも感じていた。感じていたら、あっという間に逝ってしまった。

西子が死んでしまう、という現実を受け入れられずに写真のように西子をなでながら三夜連続で泣き続けた。四日目の朝に少し気が楽になったら、それを見透かしたように西子は逝った。

もうすぐいわゆる「初七日」になるが、何だか西子が逝ったのは、もう何年も前のような感じがする。

多くの人が、ブログを訪れて西子を悼んでくれている。どうもありがとうございます。コメントはちょっと読んだらあまりにもありがたくて泣きそうになったので、少しずつ読んでいます。

それに西子という猫がこの世に存在したことを多くの人の心に刻んでいただけることは、飼い主としてやっぱりうれしい。西子はちょっぴり照れてるかな?

自分の気持ちの整理と西子との6年間を振り返る意味でもう少し、そして少しずつ西子のことを書いてみよう。もし、お付き合いいただければ幸いです。

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3つのありがとう

2011年02月01日 | 西子

ありがとう

西子が生まれてからこれまでの間にかかわってくれたすべての方に

ありがとう

このブログを訪れてくれた人に

ありがとう

僕から西子へ

2011年2月1日の午後6時ごろ、西子が旅立ちました。

まるで眠っているかのようです。

なんだか実感がありません。

 

※すいません。コメントへのお返事は、しばらくできそうにありません。でも、落ち着いたら必ずお返事します。

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鳴かない西子

2011年01月28日 | 西子

最近の西子、まったく鳴かなくなりました。

こんなに西子の鳴き声を聞かないのは、西子と生活をするようになって初めてです。

キジロウも変化を感じているようで不安定になっている様子。

治療は続けますが、そろそろかもしれません。

僕なりの「覚悟」をしておこうと思います。

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病院18

2011年01月25日 | 西子

今回の獣医さんは、長身の男性。診察していただいて、まず驚いたのは体重が西子史上最低を更新する2.0キログラム台だったこと。このままの状態なら、来週には1キログラム台に突入していたかも知れません。また、明るい・暗いはわかるようですが、視力が落ちていてだいぶ見えなくなっているようです。加えて、今回は血圧測定に初挑戦。すると、これもかなり高めであることが判明しました。

さらに腎臓が悪いことを伝え、血液検査をすると、腎臓の疾患で上昇するBUN(尿素窒素)が122.4mg/dl)と基準参考値(17.632.8)の約4~7倍、腎臓障害の程度を見るCre7.6mg/dl)と基準参考値(0.81.8)と約4~9倍。よく大きな声で鳴き続けられるものだと飼い主ながら感心したくなるほどの数値です。

診察中は、スタッフ総出で西子を取り押さえつつ、血圧を測ったり、血液を採ったり…。

「大きな声だねって、うわさしてたのよ」

などという、女性のスタッフの方の言葉を聞き、またもや出来の悪い子どもの授業参観に出る親のような気分を味わう飼い主・たっちー。

でも、その後の「でも、かわいい顔してるね」などという言葉に思わずニンマリしていました。

結局この日は、治療のため点滴をすることになりました。

「診療時間は7時半までなので、それまでに引き取りに来てください」

という言葉を受けて西子を残して病院を去ることになったのですが、病院の扉を閉じるまで、背中ごしに聞こえてくる「ぎゃわーん」だの「あおーん」だのというけたたましい鳴き声。

あの鳴き声で、治療に来たわんこやにゃんこを怖がらせるんじゃないか…

ちゃんとおとなしく点滴をしてくれるだろうか…

少しでも症状は改善するだろうか…

さまざまな不安がよぎりましたが、任せるしかありません。

所用を済ませて午後7時過ぎに再度、病院へ。この日以降、週1~2回程度、通院して点滴を続けることになりました。さらに、血圧の薬もいただき、2週間ほど飲み続けることになりました。

自宅に帰ってから、しばらくの間、けたたましく鳴き続けていましたが、背中をなでるなどして機嫌を取っていたら、だいぶ落ち着いてきた様子。不安は尽きませんが、とりあえず治療を続けてみようと思います。

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病院17

2011年01月24日 | 西子

実は年が明けてからの西子、体調があまりよくありませんでした。

以前から1~2日おきによく食べたり、ほとんど食べなかったりと、食欲にムラがありましましたが、このところ食べる量が激減。

体重も僕が知る限りでは西子史上最小の2.1キログラム台を記録、もしかしたら太ったフェレットの方が重いかも? などと思っていたらお腹を下し始める始末。さすがに心配になり、週末に病院へ連れて行くことにしました。

引っ越しをしたので、新たに近くの病院で新たに診てもらうことに。西子にとっては4人目の獣医さんです。

いつものようにペット用のヒーターの上で、気持ち良さそうに寝ている西子を確認し、何気なく、押し入れからキャリーケースを取り出すたっちー。

取り出されたキャリーケースを見て、一目散に逃げ出すキジロウ。

どうやら、引っ越してからまだ3カ月ほどしか経っていないため、ビビりのキジロウにとっては悪夢のような出来事が走馬灯のように巡ったようです。

「キジロウぉ~、お前じゃないよぉ~」

などといっても理解できるはずもなく、押し入れの奥に避難するキジロウ。

そんなキジロウを無視し、「悪いねぇ」などと声をかけつつ、キャリーケースに西子を押し込んで、いざ病院へ。

今回の病院、実は自宅からとっても近く(どれくらい近いかを説明すると、たっちーの自宅が特定されてしまうほど近いので、とりあえず「近い」ということだけにしておきます)。

引っ越してから、よく病院の前を通っていて、継続して通院している方が多そうだったこと、地域猫の里親募集のポスターを貼っていたこと、などから「感じの良さそうな病院だな」という印象を持っていました。

病院に入ると、同じ犬種の小型犬を1わんずつ連れた若い夫婦の先客がいました。

病院がどんなに近くても、どんなに体調が悪くても、西子の鳴き声はいつものまま。カウンターで提示された用紙に必要事項を記入している間中、院内には「ぎゃわーん」だの「あおーん」だのというけたたましい鳴き声が響き渡ります。その鳴き声に、ちょっぴりビビったような眼差しの2わんの小型犬。すっかり、バツが悪くなる飼い主・たっちー。

いつものことながら、西子を病院に連れて行くと、出来の悪い子どもの授業参観に出る親のような気分を味わいます。

「西子ちゃん、年齢はまったくわからないんですか?」

10歳は間違いなく超えていると思います。おそらく12歳も超えているんじゃないかと…?」

病院のカウンターでの、こんなやり取りを経て間もなく診察室へ。

そして、この診察でちょっとびっくりするような、いくつかのことが明らかになりました。

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西子、2010年を語る

2010年12月29日 | 西子
今年も残すところ後わずかねぇ~
みなさん元気? 暑かったり寒かったりが激しいから風邪をひいている方もいるんじゃない?
インフルエンザとかも出回ってるみたいだから「風邪くらい」なって軽く見て無理しちゃだめよ。
今年もいろんなことがあったわねぇ~。
わが家的には、たっちーが○年勤めてきた会社を退職して、引っ越しして、お義母さんが同居して…と振り返ると激動の1年だったわね。
でも世の中的には暗い話題が多かったかしらね。そんな中で、明るい話題と言えばスポーツくらいかしらね。フィギアスケートの浅田真央ちゃん? なかなか、かわいいじゃない。まあ、私には負けるけどね。銀メダルってよく頑張ったわよね。
サッカーのワールドカップも盛り上がったしね。始まる前はボロクソに言っていたけど、始まって勝ち始めたら大騒ぎ。人間っていい加減ね~。まさに勝てば官軍ってことかしらね。
スポーツは熱い試合が続いてたけど、暑い日もよく続いたわね。あたし、寒いのも暑いのも苦手だからしんどかったわ。
やっと涼しくなってきたと思ったら、お隣の韓国から物騒な話が飛び込んでくるし…。まあ、最近は日本の政治家も二世、三世が当たり前になってきたから、どっかの国の世襲制をバカにしてもいられないけど、それにしても困っちゃうわよね。世の中が平和だから、飼いネコも平和なのよ。「有事」なんてことになったら、毛皮にされたりロクなことないんだから、みんな忘れないでね。
もうひとつ、飛び込んできてびっくりしたのはジュルちゃんが虹の橋を渡ったことよね。ブログを通じてのお友達で会ったことはなかったけど、私とちょっぴり境遇が似てたから、親近感があったのよね。まったく、先に逝っちゃうんだから…。
あたしもこの先どれくらい生きていられるかわからないけど、生きている限りジュルちゃんの分まで飼い主を振り回し続けるわよ(たっちー注:ジュルちゃんは飼い主を振り回したりはしません)。飼い主には、猫のわがままに答える義務があるのよ。世の飼い主さんは24時間、猫にカシズクつもりで緊張感を持って過ごしてほしいものだわ。
しっかりやらないと、死んだ後、化けて出てやるんだからね。えっ、私だったら化けて出ても怖くない? それって、あたしは化け猫になってもプリティってこと? ありがとうねぇ~

飼い主・たっちーより:12月29日は西子を保護した日。2004年のことでした。今年は、その記念すべき(?)日に西子に1年間を振り返ってもらいました。年内にもう1回くらい更新できるかなぁ…? できなかったときのために一言。みなさんよいお年を!
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西子、洗われる…

2010年12月20日 | 西子
ウチの西子、高齢になって熱心に毛づくろいをしなくなったためか、最近になってフケが目立ち始めました。
前回、シャンプーしたのは今年の8月
まだ4カ月ほどしかたっていませんが、背中をなでなでしていると、粉を振りかけたように背中にフケが浮き始めました。
というわけで、この機会に入浴。もちろん、非力ながら必死に抵抗を試みる西子。
しかも入浴している間中、まるで虐待でもされているかのように激しく鳴きわめいています。
「そんなこというなよぉ~、キレイになれば西子だって気持ちいいだろぉ~」
などと、なだめながらシャンプー完了。
しばらくは「なんで洗われなきゃいけないのよ! 冗談じゃないわよ! やってらんないわよ!」って感じで鳴きつづけていましたが、ヒータを近づけるなどして乾燥に協力すると暖かくなったせいか、熟睡モードに。
キレイにして年明けが迎えられそうです!

ちなみ今回はキジロウはシャンプーを免除。とはいうものの、いつまでも免除しているわけにはいきません。
キジロウぉ~、覚悟してろよぉ~
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西子、近況

2010年12月11日 | 西子

最近の西子、以前にも増してうるさいことこの上ありません。

まぁ~、よく鳴くこと…。こっちが泣きたくなるくらいです。

4つ足で立っているときは、ほぼ鳴いています。しかも、例によって「あお、あお」とか「ぎゃう」とか「あおーん」とか必要以上に大きな声で…。

あまりのうるささに耐えきれず、膝に乗せて身体をなでてやると、上機嫌になって半径5メートルほどに響き渡るほど大きな音でゴロゴロと喉を鳴らします。

「鳴き声も大きいけど、相変わらずゴロゴロも大きいなぁ」などと飼い主ながら感心しつつも、だんだん面倒になって身体をなでる手を止める飼い主・たっちー。

すると「あたしが膝にいるのに、休んでんじゃないわよ。失礼しちゃうわね!」って感じで、大きな声で鳴きながら立ち去る西子。

「膝の上でなでなでを半永久的に続けろってこと? むちゃ言うなよぉ~」

などという僕の言い訳をしり目に、フラフラと猫ベッドの方向へ。このまま猫ベッドでおとなしく寝てくれるかなぁという淡い期待も空しく、直前になって引き返す西子。この間、ずーっと鳴きっぱなし…(涙)。どうやら、僕のささやかな言い訳を聞き入れるつもりはまったくないようです。

もうすぐ西子を保護してから丸6年。どうして、いつまでたっても甘え方が力技なんだろう?

とはいえ、今更かわいらしい鳴き声でかわいらしく甘えられたら「病気?」って思ってしまいそう。その意味では元気な証拠ではありますが、ちょっとしんどい…。

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病院16

2010年10月08日 | 西子
なかなか更新できなかったので約2週間ほど前になりますが、西子を病院に連れて行きました。
いつの間にか、下あごの唇周辺が黒くなって広がり、気付いたらちょっぴりたらこ唇に。
「たらこ唇の猫って珍しくていいけど、これって何か変な病気じゃないよね?」
などとパートナーと心配していたので、早速、病院に連れていくことにしました。
いつものように道中、キャリーケースの中で「あおーん」だの「びゃおーん」だのと喚きまくる西子。周囲のちょっとびっくりしたような視線を受けつつ、西子をなだめながら病院に到着。
症状を説明して、早速診察開始。
「ホントだ、だいぶ広がってますね。でもコレなんだろうな?」
「皮膚ガンとかじゃないですよね?」
「それはないと思います。痒がったり、痛がったり気にしている様子はありますか?」
「いいえ、それがないこともあって、今まで気がつかなかったんですよね」
「うーん、拭いたら、少し汚れていたので、当面、ペット用のウエットティッシュなどで拭いて様子を見てください」
ということで診察終了。
ちなみに先生は終了間際に「ちょっといいですか」と患部の写真を撮影していました。
その後、ペット用のウエットティッシュを購入し、日々嫌がる西子を押さえつけて下あごをフキフキ。残念ながらあまり改善は見られません。
もう少し様子を見つつ、治らないようならまた病院に連れて行こうと思います。
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夏の西子

2010年09月13日 | 西子
先日近所では、♪村の鎮守の神様の~って感じの秋祭りを開催していました。
ちょっぴり秋の雰囲気を感じるようになりましたが、日中はまだまだ猛暑。
厳しい暑さが続いています。
暑い日には家の中、涼を求めてさまようキジロウに対して、西子はどんなに暑くても寒くても、自分のマザーボールの上で寝て過ごしています。
ただ、寝ている姿勢は季節によって変化。
この写真を撮影したときの姿勢もだいぶ暑そうでした。
そんなに暑いなら、畳で寝ればいいのに…。
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西子から暑中お見舞い

2010年07月01日 | 西子
ご無沙汰ぁ~だんだん蒸し暑くなってきたけど皆さんお元気? あたし西子。
7月になったから、暑中お見舞いってヤツで登場したわ。
じめじめした梅雨が続いてるけど、土砂災害には気を付けてね。
雨って降らないと大変なことになるけど、降りすぎるとこれまた大変なことになるのよね。
まったく、ちょうどよく降ってほしいわね。
ところで最近ウチの飼い主が変な夢を見たって?
サビ猫が家の中に侵入するなんて冗談じゃないわよ。
キジロウだけでも持てあましてるのに、ここにもう子猫が1にゃん加わったら、きっとガキ2にゃんで騒がしく追いかけっことかするのよ。勘弁してほしいわ。
しかも知ってた? サビ猫ってかなりの確立で女よ。
ただでさえあたしって猫がありながら、平気で外猫の匂いを付けて帰ってくるような飼い主よぉ。まったくあたしのことなんだと思ってるのかしらねぇ~失礼しちゃうわぁ~。
あぁ…ごめんねぇ~。なんだかグチっぽくなっちゃったわね。
でも年を取るととくに夏はグチっぽくなるかも。とってもうっとうしいだろうけど、皆さんの周りにそういう高齢者がいたら、たまには付き合ってあげてね。
あたしも頑張って夏を乗り切るから、皆さんも夏バテとかしないようにね。
じゃあねぇ~
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冬終了!

2010年05月23日 | 西子
夏日が続いていた最近の東京。
依然としてペット用のヒーターを使用した西子ですが、さすがに暑かったようで写真のように溶けたような寝姿になっていました。
「これは本猫も暑いに違いない! チャンスだ!」
と判断した飼い主たっちー。土曜日にさっさとヒーターを撤去しました。
これまで北海道よりも早くヒーターを必要とし、北海道よりも遅く撤去していただけに「梅雨前に西子の冬が終了したのは、僕が保護してからは初めてかも?」と感慨にふける飼い主・たっちー。
「これで西子も遅まきながら人並みのにゃんこになれた…? いや、猫なのに『人並』はおかしいな? 猫並みの猫ってのも変だし…?」などとしょうもないことを考えながら撤去終了。
まずはめでたし、めでたしです。
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食欲がだいぶ戻りました!

2010年03月07日 | 西子
先日から、だいぶ食欲がなくなっていた西子。
正確な年齢は不明ですが、高齢であることは間違いないところなので「そろそろヤバイかも?」などと思って心配ていました。
とはいうものの、やたらとうるさい鳴き声を振りまいて家の中を闊歩し膝をねだる…という行動パターンはいつものまま。
弱っているのか? 元気なのか? の判別がとってもつきにくい状態でした。
そこでこのところ切り替えていた療養食の腎ケアを以前のkdにもどしたところ、だいぶ食べるようになりました。
単に腎ケアに飽きていただけなのかも? って気もしますが、こういうときってつくづく「西子も言葉を話すようになってくれたらいいなぁ」って思います。
あっ、でもそれは口うるさい婆さんが増えたようで困るかも…?
いずれにしろ、もう少し様子を見てまた食べなくなるようなら、再度、病院へ連れて行こうと思います。
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