愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

PTSD

2007年08月17日 | たっちーの部屋
皆さんもPTSD(心的外傷後ストレス障害)という病名を、一度は耳にしたことがあると思います。
簡単に説明すると、災害や事件、事故に遭遇したり巻き込まれたりしたことで、心に大きな傷を負うことでその後の生活に支障が出るような様々な反応を引き起こしてしまう病気。
しかも、この病気、実は人間ばかりではなく、わんこ、にゃんこなどの動物もかかってしまうんです
発生から1カ月が経過した新潟県中越沖地震。仮設住宅への入居も開始され、復旧に向けて新たな生活を始めた被災者の方も多くなってきました。
そんな、被災地の動物病院に、ペットの犬や猫にPTSDのような症状(食欲不振や嘔吐など)が出たとの相談が相次いでいるんだそうです。
柏崎市のある動物病院には、中越沖地震があった先月16日の夕方に4件、17日には30件の相談寄せられ、以降も1日10~15件は寄せられているといいます。
内容は「おびえ」「食欲不振」「嘔吐」「下痢」など。犬は大半がチワワやパピヨンなどの小型犬で、神経質な犬は症状が重いそうです。
大学の先生は「犬は身近におき、人間の子どもと同じように接してほしい。猫はストレスを感じない環境を与える必要がある」とコメント。
ライフラインの復旧よりも、心の復旧のほうが時間がかかるのかもしれません。
日々新しいニュースに接することで、つい、被災地のことを忘れがちに。できる範囲で、継続的な支援が拡がっていけばいいなぁと思いました。

ちなみに今回の写真は、愛用の枕でストレスなど微塵もない様子で眠る西子。
逆に朝5時に大きな鳴き声で起こされる飼い主はストレスを溜めています…。
コメント
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