重度の口内炎持ちのわおん。
これまでブログでもお伝えしてきたように、今年に入り毎月のように通院して注射をしていました。しかし、病院嫌いのわおんにとって通院そのものがストレス。もちろん、注射も決して身体によくありません。そして、なによりも飼い主のサイフに良くない。
ということで、獣医さんと相談して麻酔をして口の中を本格的に治療することにしました。
午前中に病院に預けて夕方に受け取りに行く、といういわゆる「日帰り入院」です。
わが家にきてから、もっとも長時間の外出。しかも、知らない人しかいない環境は、わおんにとって猫生最大のピンチであることは間違いありません。
本猫だけでなく飼い主もドキドキ。事前に予約した日が迫るにつれて、心配も募っていきました。
日帰り入院の当日。数日前から、食欲が低下していたため、0時以降は食事を与えないでください、という注意は問題なくクリア。
いよいよ時間が迫って、キャリーケースを取り出して振り向くと、忽然と姿を消すわおん。
しかし案の定、あっさりと押入れの奥に逃げ込んでいることに気づかれてキャリーケースに押し込められます。
少なくとも今回はまったく関係ないのに無駄に警戒して押れの奥に逃げるキジロウと、キャリーケースの中で無駄に「ぎゃうー」だの「あおーん」だのと叫びつづけるわおんを無視して病院へ。
「夕方に受け取りに来てください。緊急の必要があれば連絡します」との言葉と引き換えに、キャリーケースのままわおんを預けてしばしのお別れ。
これで治ってくれれば……と思いながら病院を後にしました。
しかし、飼い主の期待を裏切るのが趣味のようなわおん。今回も、飼い主の期待は雪山に舞う粉雪のように破壊されるのでした。