金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

昨日の川西での金繕いの会「器再楽」

2019-11-29 11:21:23 | 金繕い教室「器再楽」
昨日は川西での「器再楽」の教室でした。
参加者は少し少なめで6名。
 
最初に全体の写真を撮り忘れていたので、終了間際の私のテーブルの写真。
最後の作業は大きな亀裂の入った皿の補修でした。
 
周りの机の参加者は、ほとんど片づけておられます。
私だけ忙しい。

 

この日は、にゅう(亀裂)のある品物に接着剤のアラルダイトを注入する作業から。

トーチで温めて。

 

そして、次はひび割れや欠けた(ほつ)部分を埋める作業。

写真には撮れていませんが、カップの取っ手部分が3つに割れていたものは、ラビッドタイプのアラルダイトをうまく利用して、取っ手部分の接着まで終えて。

 

早く帰らないといけない方の仕上げを急いであげて。

この器、どうしてこんなにたくさん欠けているのでしょうかね。

黒艶漆を塗って、錫粉を蒔いてあげました。

 

参加者が少なめだったので、皆さんはゆったりと作業をされて。

私は相変わらず忙しかったですがね。

もう少し、ご自分で作業をしてもらわないとと思っているのですが、すぐに私の方に回ってくる現状ですね。