金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

繕いの依頼 その1

2020-05-11 17:46:11 | 多種類の繕い例

自宅にいるこの時期、金繕いをうんとお安くしますよというポスターとチラシを作ってPRしていますが、なかなか依頼がありません。

近くにお住いの市役所時代からの友人の女性からようやく依頼がありました。

佐賀県の波佐見焼の磁器2点と。


同じく波佐見焼の陶器3点です。


すべて、口の周りの欠けですね。
食洗器を使っているせいのようです。


それと、その方に壁飾りの作品を見てもらった時に、花を入れる小さな容器をうっかりと落としてしまって破損させてしまいました。


さあ、繕い開始です。
アラルダイトに磁器用に強力粉をまぜたものと、陶器用に地之粉を混ぜたもので欠けた部分を修復します。


磁器のものでは、家の器もついでに一つ加わって。

数時間後に、カッターナイフやサンドペーパーなどで修復箇所をきれいに手入れして。
この後、完全に修復箇所が固まるのを待って、仕上げです。

その2に続く。