金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

繕いの依頼 その2

2020-05-12 16:37:09 | 多種類の繕い例

金繕いの作業の続きです。

ベースの繕いが終わった磁器3点。

陶器のほうも。

次の作業は、うんと簡易な方法での私のもの。
「新うるし」での仕上げです。
そば釉のこの器には濃茶で。

こちらのほうは、青と白を混ぜて。


そして、依頼された品物は艶黒漆を塗って。


依頼された方の希望で、錫紛を蒔くことに。


錫紛はとても軽いので、真綿で処理して、2日ほど置いて漆が乾いてから、石粉やうんと目の細かなペーパーで表面を磨いて完了です。

終了です。

「新うるし」だけのものも修理箇所がわからない程度になって、完了です。