金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

沢山の繕い品、スタートです その3

2021-06-11 14:58:17 | 陶器の繕い例
だいぶ日にちがたちましたが、沢山の繕い品の続きです。
 
先ずは漆の処理だけのものです。
これは「新うるし」の白を使って。

 

そして、次は艶黒漆の処理だけのものです。

同じようなものが2点。

 

黒い釉薬の上に亀裂が入っているので、黒漆でいいですね。

 

そして、だいぶ以前に頂いていたもの。

 

次は金属粉を蒔くものです。

 

この皿には金粉が似合いそうなので、金の消し粉を蒔いて。

 

もう一点は、銀の消し粉を使って。

 

以上、6点の処理が終わりました。

 

しばらく日にちを置いて、金属粉を蒔いた作品の仕上げをして。

金の消し粉を蒔いたもの。

 

漆が濃すぎたせいで、表面にしわが寄っていますね。

まあ、いいか。 

 

もう一点。

銀の消し粉を蒔いたもの。

 

あと、これだけベースを繕ったものが残っています。

ぼちぼちやりますか。

今度は銀を主体に丸粉を使う予定です。