今月は、川西パレットでの金繕い教室の「器再楽」は一昨日のみです。
その様子です。
参加者は9名でした。
この日初参加の方、自作の陶芸作品のお茶碗を2点持参されました。
2点とも大きく割れてしまっていますが、とてもいい作品を作られますね。
まずは他の品物の簡単な手入れからスタートです。
ひび(にゅう)の部分の手入れです。
にゅうに接着剤を注入して、しっかりと押さえて。
30分で硬化開始の接着剤がとてもタイミングがいいので、初参加の方の作品、この日は最初から仕上げまでを説明しながら観ていただきました。
まずはノリを塗るようにして。
そして、地の子を混ぜたもので接着開始です。
割れた破片にも塗って。
もう一点も同様に。
この後、しばらくして接着剤が少し硬化してから、剃刀の刃で余分な接着剤をはがします。
接着している間に、他の作品の手入れをして。
そして、次の工程は何点かの品物に、黒艶漆をベースができている箇所に塗り始めて。
参加者の皆さんの作業の様子です。
この方の急須、口の部分が傷んでいました。
湯飲みもたくさん欠けていて。
この方もたくさん漆を塗る箇所がありますね。
最近参加されるようになった方です。
コーヒーカップの欠けた部分の仕上げですね。
この方、ガラスの器の修復に取り組んでいますが、とても難しいレベルですね。
道具もだいぶ揃えられて。
私の後継者のお一人として期待できますね。
皆さん、とても楽しそうに作業をされています。
続く。