融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

浜坂のお天気

2014年12月27日 | 日記

 浜坂では、平地は除雪のために隅っこに追いやられた雪をのぞいて、ほどんど解けた状態になっています。畑や田んぼには、まだところどころ雪が残っています。それで、昨日、用事で浜坂から出かけたのですが、湯村に行くまで、畑や田んぼに積もった雪が厚くなってきて、とうとう湯村を過ぎて、村岡を超える頃には雪が降り出しました。ハチ北あたりが一番降っていました。山を降ってハチ高原への分かれ道に降りる頃には、また良いお天気になっていました。

 但馬は広いので、浜坂だけにいたら雪が少なく感じます。クリスマス・イヴの日も、夜には雪ではなく雨でした。「雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう・・・」という歌がありますが、その反対です。天気予報では、明日も晴れマークになっています。その分なのか、朝方は一時的に冷え込むようです。但馬の自然は豊かです。



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責任以上の仕事をした

2014年12月27日 | 聖書のお話

「責任以上の仕事をした」 マタイによる福音書 2章1~12節

 イエスさまがお生まれになったとき、東の方から占星術の学者たちが訪れました。彼らの仕事は、高価な黄金、乳香、没薬を携えて、それを「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」に贈り物として捧げるというものでした。彼らは、おそらくペルシャからやって来たのだろうと考えられていますが、それにしても危険を伴う長旅であったと思われます。彼らは、ユダヤのヘロデ王の所へ呼ばれたりもしましたが、自分たちが信じている「星」を頼りにして、ついにイエスさまの所へとたどり着くことができました。ところが、帰る途中で、「ヘロデのところへ帰るな」との夢のお告げを受けました。夢のお告げは、元来、占星術の学者たちの頼りとするものではありませんでしたが、彼らは、夢のお告げに従い、わざわざ危険をおかしてまでも別の新しい道を選んで帰ることにしました。本当に、彼らは必要以上の仕事をしたように思います。


 それに比べて、民の祭司長たちや律法学者たちといったユダヤの指導的な立場の人たちは、まじめに自分たちの仕事をしませんでした。まじめに「ユダヤ人の王としてお生まれになった方」のことについて思いを寄せるのではなく、時の為政者であるヘロデ王にへつらって、自分たちの仕事をしませんでした。自分たち民全体の問題であるにも関わらず、自分たちの保身を頼りにしてしまったユダヤの指導的な立場の人たちの姿が想像されるような気がします。
 現代においても、誠実に生きるのか、利権を貪るのか、世の中を見渡してみたとき色々なことを考えさせられます。けれども、結局は、誠実であることが本当の平安であり、勝利であることを教えられているように思います。

 


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明日は礼拝です

2014年12月27日 | 礼拝のご案内

 24日のクリスマス・イヴ賛美の集いは、1部で子どもたちの降誕劇によるキャンドル・サーヴィス、2部でベルの演奏とラヴェンダーズの合唱と皆で歌を、3部でプレゼントでした。3部では、昨年同様、教会の窓を開けて、皆で「きよしこの夜」を歌って浜坂の町の人たちに歌のクリスマスプレゼントをしました。「とても楽しかった」と言ってくださり、有意義なクリスマス・イヴを共にすることができました。浜坂教会を代表して、心から感謝いたします。参加者は、総勢80名でした。昨年は、50名の参加者でしたので、今年は60名来て欲しいとの希望を込めて、70名分のプログラムやプレゼントを用意していました。ところが、80名来てくださり、足らない分を調整したりして、色々と不手際がありましたこと、申し訳ありませんでした。何はともあれ、町の皆さんが教会に来てくださったことが大変感謝です。まだまだ寒くなりますので、ご健康が守られますようにお祈りすると共に、良い年を迎えることができますようにお祈り申し上げます。

 明日28日(日)は、今年最後の礼拝です。いつものように午前9時から教会学校、10時から讃美歌練習、10時15分から歳晩礼拝を守ります。メッセージは「自分勝手な権力者だった」、讃美歌は「むくいを望まで」、「天なる神には」、「馬槽のなかに」です。引き続き、祈りの一時の後、皆で掃除をします。ご興味のある方は、どなたでもご参加ください。但馬地区にある諸教会・伝道所で守られる礼拝の上にも、お守りと祝福をお祈りします。

 そうそう、クリスマス・イヴ賛美の集いの2部で、「むくいを望まで」を歌ったとき、この曲が浜坂教会で長い間良い働きをされた石田悦子さんの愛唱讃美歌であることや、「葬式の時に歌って欲しい」というお話をされていたことなどご紹介しました。すると、それを伝え聞いた石田悦子さんからお電話をいただき、お元気なお声を拝聴できて感謝です。ただ、後から考えたら、「葬式の時に歌って欲しい」は余計だったもしれませんが、石田悦子さんのサバサバした性格をご存じの方は、らしい話だと理解してくださったのではないかと思っています。



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