「桜を見る会」というのは、元々功労者を慰労する意味があるそうです。しかし、ニュースなどで伝えられている人たちは、「この人が功労者なの?」と思われる芸能人を初めとする人たちが写っています。それらの人たちは、安倍首相を持ち上げる太鼓持ち、安倍応援団と言われる人たちです。
誰を招待したのかは、公表されていないそうですが、出席者は18200人だそうです。この出席者全員ではないにしても、招待状が8万円で売買されていたとのことですから、億にもなろうかと思われるお金が自民党の関係者の懐に入ったのではないかと思われます。然もありなんという感じです。
一般国民からすると、このような税金を5700万円も使う花見に対して、異常なことのように感じます。一生懸命に働いても低所得で喘いでいる人たちがいるのに、あまりにも浮世離れしていている行事に大いに疑問を感じます。それに加えて、招待状の売買によって利得を得ているとしたら、国民の税金を私物化して私腹を肥やしていると言われても仕方ありません。
上級国民とらやにとっては、消費増税などたいした影響もないようで、所得の低い庶民ほど消費増税に苦しむという塩梅の制度です。企業利益から税金を取るという法人税は、極めて真っ当な発想なのに、なぜそれを縮小して消費増税して所得の低い庶民から税金を貪り取るような制度を作るのか、それは消費増税を進める政治家が企業に買(飼)われている犬、番犬だからです。