「イエスの言葉」 ヨハネによる福音書 １７章１～５節
ヨハネによる福音書１章１節には、神さまとイエスさんが共におられ、万物の創造はイエスさんの言葉によって行われたこと、またイエスさんの言葉の内には命があり、その命は暗闇の中で人間を照らす光として輝いていたことが伝えられています。
イエスさんは、十字架の苦しみと贖いを通して私たちの罪を赦し、神さまの栄光を現しました。神さまの栄光とは、神さまが私たちを愛しておられるということです。イエスさんの言葉は、万物の命の源である光であると同時に、十字架によって示された神さまの栄光を現しているのです。
イエスさんの十字架は、初めにあった愛が初志貫徹されて終わりにも実現したことを示しています。イエスさんは、弟子たちとの別れに際し、「永遠の命」を与える約束をされました。「永遠の命」とは、聖霊のことです。神さまの愛の内に生きることができるように、私たちに聖霊が約束されているのです。
