あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

ゴイシシジミとアブラムシ

2014-07-14 16:09:11 | 日記


最近は何処を散策しても蝶の姿が少なくて



毎年相手にすることが殆ど無かった
ヒメウラナミジャノメでさえレンズを向ける



公園の入り口近くでアオスジアゲハの姿!!



農道になっているようで軽トラックの出入りが結構ある
染み出した水を吸水にきた
アオスジアゲハが轢かれて哀れな姿になっていた
勿体無い!!



昨日も数頭のキタキチョウが見られたが
色あせていて寂しい!



8日にみたゴイシシジミ
まだ新鮮な個体でした



翅を広げる事が無く
もう少しと期待したがこの状態のまま



この日はマクロレンズだったので蝶の中で唯一の
肉食といわれるゴイシシジミの幼虫のえさとなり
成虫の蜜源となるササコナフキツノアブラムシを
撮影してみた
このアブラムシは珍しい類ではないが
いざ探すと局地的で見つけにくい
ゴイシシジミを見つけると飛んでいくところを見定めておくと
見つけることは容易です
ゴイシシジミはこのアブラムシの群れの中に
産卵し幼虫はアブラムシを食べて成長し
成虫はアブラムシの分泌液に依存して生きている
白い扁平なアブラムシの中によくみると
茶褐色のアブラムシも見られるが
このアブラムシは兵隊アブラムシで
群れに来る天敵に対して攻撃をし群れを守る役目を
担う
天敵を見つけるとやっつけようと格闘する
当然ゴイシシジミの卵もこの兵隊アブラムシは
引き離そうとしたり潰そうとしたり苦心するようですが
簡単にはいかずめでたく成虫に成る
生き物達の駆け引きは中々面白い!