沢沿いの道は適度に湿り気を帯びて歩くやすく
せせらぎはいかにも涼しそうだったので
ちょっと寄り道した
ほてった足を冷たい水に入れると
一気に疲れが吹き飛ぶような気がした
倒木が流れに横たわり朽ちた木肌から
杉の子がそだっていた
倒木が栄養源となって次世代を育てる自然の営みを
私達人間は忘れているのではないかと・・・
湿度が常に高いのか杉に苔が生え
真っ白な小さなキノコが見えた
小指の爪ほどの大きさしかないキノコ
ミズヒキが咲き始めると一度は撮影したくなる
染み出した水で湿った道路わきに
これも小さな花が咲いていた
実はまん丸で先端に花柱がつんと突き出ている
花はこれ以上は開かないらしい
ギンレイカ
道路沿いのコンクリートには染み出した水で
ミズゴケが育ち雫が滴り落ちる
時間を忘れて雫としばし遊んだ!
もうそろそろ動かないと・・・とでも言いたげに
アカタテハがカサッと乾いた音を立てて
コンクリートに止まった
アカタテハも久しぶりでした