旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

スーパービュー踊り子3号&青梅線・五日市線の旅7~青梅鉄道公園

2018-02-11 16:20:57 | スーパービュー踊り子3号&青梅線・五日市線の旅
 青梅鉄道公園は、1962年(昭和37年)に鉄道開業90周年記念事業として、旧国鉄が開設した、実物の鉄道車両を中心に保存展示している公園施設です。
 国鉄分割民営化後はJR東日本が運営を引き継ぎ、現在はJR東日本の関連組織の公益財団法人東日本鉄道文化財団が運営を受託しています。
 バス等の交通機関ははないので、徒歩またはタクシーで行くことになります。
 駅前の案内板には青梅駅から徒歩10分、パンフレットには徒歩15分(途中、急坂があります)とあるので、歩いて向かうことにします。
 駅前のロータリーに看板が立っていますが、ほとんど気がつかないと思います。


 駅を出て左に進みます。


 最初の十字路を、左に曲がります。


 曲がったとたんに上り坂です。


 坂を登ったところに跨線橋があります。
 架線を避けるように太鼓橋のようになっています。青梅駅までは1923年(大正12年)に電化されていますので、電化以降に架けたれた跨線橋のようですが、跨線橋の名前や竣工時期など一切分かるものが見当たりません。
 コンクリートの橋桁に、レールを活用した橋脚から戦前に架けられたと思われます。


 渡ったところにある民家の塀には、こんな張り紙が。


 道なりに登っていきます。


 この先はつづら折りになっています。
 その道が折れたところに、「桜見本園」があります。


 この中にほぼ直線の遊歩道が通っています。


 勾配がきつそうなので、このまま道路を歩いて行きます。






 登り切った右手が青梅鉄道公園です。
 ここまでゆっくり歩いて15分でした。




 入場料は100円です。




 入場料の割には内容がしっかりしたパンフレットがあります。












 残念なことに屋外展示物の中で、新幹線「0系」は工事中で見ることはできませんでした。


 かつては露天展示だった車両のほとんどはは、2007年に上屋を設置する工事がおこなわれ、現在はほとんどの車両に屋根がかけられています。




 記念館には、寝台特急のヘッドマークや模型の展示があります。




 その他、展示室の中心はパネルによる展示です。










 子供にも大人にも人気のジオラマもあります。




 40分程滞在して、青梅駅に戻りました。
 帰りは遊歩道を下りていきます。 


 途中で見たマンホールの蓋は「梅に鶯」でした。
 青梅市の木と鳥です。


 帰りは、旧青梅街道に出てから駅に向かいました。
 旧青梅街道には「シネマチックロード」と名付けられ、懐かし名作映画の看板が飾られています。






 「青梅赤塚不二夫会館」がありますが、赤塚不二夫と青梅市とには特に縁はないそうです。青梅駅周辺商店街が、映画看板で街おこしするにあたって、漫画家になる前に映画看板の仕事をしていた事がある赤塚不二夫に白羽の矢を立てて、2003年(平成15年)18日に開館したそうです。


 滞在1時間37分。
 次は、青梅線の終点、奥多摩駅に向かいます。

 つづく

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