【四味穴子重】(姫路駅)
2022.10.5投稿
2019年(平成31年)1月18日
京王百貨店新宿店「第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で購入
価格1,350円
[製造元]まねき食品(株)
駅弁の内容のイラストに駅弁名が大きく書かれた掛紙(蓋)です。
4つに仕切られて、それぞれに調理方法の異なる穴子飯が入っています。
「穴子飯」自体は共通で、まねき食品自慢の姫路駅名物、中華麺に和風だしの『きそば』の出汁を使って炊いた「だし飯」が使われています。
左上には、「だし飯」に人参の入った小松菜漬と椎茸煮を刻んだものと、酒蒸しの穴子一切れが載った「酒蒸し穴子のあなご飯」。
右上には、甘めに炊かれたお揚げの中に、「だし飯」を使った「酢飯」が詰め、刻み焼穴子を載せ、アクセントに青海苔を散らした「刻み焼穴子のいなり寿司」。
左下には、「だし飯」を使った「酢飯」の上に、錦糸卵・でんぶ・山菜の醤油漬を敷き、小ぶりながら一尾分の焼穴子を載せた「焼穴子のちらし寿司」。
右下には、「だし飯」の上に炙り煮穴子を載せ、黒豆煮と柴漬を添えた「炙り煮穴子のあなご飯」。
「穴子がいいな~」と感じる、穴子好きにとってはうれしい駅弁です。
ただ残念だったのは、チラシの写真と違って「酒蒸し穴子」「炙り煮穴子」の切り身が、想定以上に小さかったことです。
こちらがチラシ掲載の写真です。
「第54回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」のメイン特集『対決シリーズ第35弾四味食べ比べ』に合わせた新作駅弁です。
すでに終売のようです。
製造元のまねき食品は、1888年(明治21年)創業で、店名を「まねき」としたのはお客様を「おまねきする」と言う意味に由来するそうです。
翌1889年(明治22年)には姫路駅構内で我国で最初に経木の折箱に入れた「幕ノ内弁当」とお茶の販売を開始しています。
当時の『幕の内辨當』の写真が、公式ホームページで紹介されています。
そして、1949年(昭和24年)には、姫路駅ホームで和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせた『えきそば』の販売を開始し、現在に至っています。
誕生秘話として、公式ホームページで次のように紹介されています。
戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。
しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
これが”えきそば”の誕生です。
翌1889年(明治22年)には姫路駅構内で我国で最初に経木の折箱に入れた「幕ノ内弁当」とお茶の販売を開始しています。
当時の『幕の内辨當』の写真が、公式ホームページで紹介されています。
そして、1949年(昭和24年)には、姫路駅ホームで和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせた『えきそば』の販売を開始し、現在に至っています。
誕生秘話として、公式ホームページで次のように紹介されています。
戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。
しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
これが”えきそば”の誕生です。
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