旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション224 「津軽海峡にぐ・さがな弁当」(新青森駅)

2022-08-09 10:06:44 | 駅弁コレクション
【津軽海峡にぐ・さがな弁当】(新青森駅)
                             2022.8.9投稿

2016(平成28年)8月21日 青森駅で購入 価格1,300円
                    [製造元](有)幸福の寿し本舗



 「マグ女新聞」と題された両面刷りの新聞紙が掛紙となっていて、ゴム止めされています。


 左の仕切りは北海道道南をイメージした「さがな」の部分の御飯で、酢飯の上に鰊の甘露煮・焼鮭数の子醤油漬・イクラ醤油漬・玉子焼き・絹さや・魚肉おぼろが載っています。
 右の仕切りは青森県をイメージした「にぐ」の部分の御飯で、白飯の上に『源タレ(青森県のソールソース「スタミナ源タレ」)』で味付けした牛肉牛蒡炒めが載っています。
 真ん中は「津軽海峡」部分で、おかずになっています。道南からは棒タラ甘露煮と酢イカ。青森県からは杏の梅漬けとリンゴのシロップ漬けです。






 北海道新幹線開業後の青函デスティネーション・キャンペーンを記念して、青森と道南の地域おこしに取り組む「津軽海峡マグロ女子会」が監修し2016年(平成28年)7月1日から販売した駅弁です。
 新聞紙風の掛紙や、中身の構成など見た目だけではなくおいしい駅弁でした。
 青函デスティネーション・キャンペーンを記念しただけあって、この駅弁の小冊子も作られていました。










 『旅の小窓~2大半島終着駅号の旅』の途中、青森駅で購入しました。
 この駅弁は、「駅弁味の陣2016」で副将軍に輝きましたが、2019年(令和元年)6月をもって終売となりました。

 製造元の幸福の寿し本舗は、青森市に本社を置く製パン業者「工藤パン」が、1984年(昭和59年)9月に弁当・寿司・サンドイッチなどの米飯調理パン専門工場として設立した会社です。
 駅弁事業に積極的に参入した時期もあり、「駅弁味の陣」での入賞歴もあります。
 「駅弁味の陣2015」で、海鮮小わっぱが「駅弁大名」を受賞。
 現在も1,200円で販売中。


 「駅弁味の陣2016」で、津軽海峡にぐ・さがな弁当が「副将軍」を受賞。
 すでに終売。


 「駅弁味の陣2019」で、青森県産本まぐろ使用本まぐろ御膳が「そそられ賞」を受賞。
 すでに終売。




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