東日本大震災から3年が過ぎ、観光で訪れるのも復興支援の一つという言葉も聞かれ始めてきたので、かつて季節限定快速列車「リアス・シーライナー」が、八戸駅と仙台駅を夏の間運転されていたJR八戸線・三陸鉄道北リアス線・JR山田線・三陸鉄道南リアス線・JR大船渡線・JR気仙沼線・JR石巻線・JR東北本線を中心に、平成25年7月20日から3泊4日でたどることにしました。
6時19分発、青い森鉄道普通列車八戸行で、出発。
八戸から、7時12分発八戸線普通列車久慈行に乗車。
八戸駅を過ぎると蕪島が見えます。曇り空ということもありますが、車輌が古くガラスが曇っているため、眺めも今ひとつです。
風光明媚な種差海岸も雲も厚くなり、天気が心配になってきました。
鮫までは、通勤客や学生で込んでいた3両編成の列車も、岩手県との県境まで来ると1両に数人という乗車。
震災以降、津波対策が至る所にありました。車内には緊急避難梯子。
一定に間隔で、沿線には高台への避難通路。
避難場所への案内板。
陸中八木駅の手前、がれき置き場に震災の後がうかがわれます。
定刻9時2分、久慈駅に到着。
「あまちゃん」の舞台になった小袖海岸に向かいます。途中の道路が狭いため、夏の間交通規制が行われていて、臨時の路線バスで向かいます。
通学に使う自転車に学校のステッカーが貼られているのはよく見ますが、遊学用バイクに学校名のプレートというには初めて見ました。
バスは、久慈駅を9時30分に出発し、銀行前-新中の橋-門前-東門前-元気の泉-県立病院-田屋-長内小学校前-消防署前-久慈新港前-久慈漁港前-諏訪緑地前-玉の脇-二子-浜埜-舟渡-大尻-浄土ヶ浜-五丈の滝という経路で走り、小袖海岸には9時56分に到着しました。
途中には、避難場所の案内板があちらこちらにありました。
浄土ヶ浜や釣鐘銅等の見所もありますが、下車する人も無く、終点の小袖海岸へ。
(浄土ヶ浜)
(釣鐘銅)
(五丈の滝)
本格的な観光シーズンが始まったということで、テレビの取材が行われていました。
有料の海女の素潜り実演
「北限の海女」のゆるキャラ「アマリン」
「あまちゃん」のロケ地ガイドの看板にも、避難マップが付いていました。
小袖海岸滞在30分で、久慈に戻りました。
昼食は「道の駅くじ」にある、山海里。
(漁師なげこみ丼)
(海女丼)
つづく
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