【佐渡朱鷺めき弁当】(新潟駅)
2022.3.5投稿
2009年(平成21年)10月4日 大宮駅で購入 価格1,050円
[製造元](株)新発田三新軒

掛紙(パッケージ)は、トキの舞う佐渡を夢見てトキの羽をイメージした作りになっていて、左右から包み込むようにマジックカットで留めています。
上は合わせると佐渡島になり、下はめくるとお品書きが書かれています。

題字は、新発田三新軒の社長さんの書だそうです。

御飯は佐渡産こしひかりの白飯。白飯を巣に見立て、桜花が朱鷺の顔と嘴を、干し海老が雛を表してます。漬け物のきゃらぶきが添えられています。
おかずは右上に、おひたし(青菜・なめこ・えのき茸)と揚げ物(山芋の短冊揚げ・海老しんじょう揚げ)。
右中は、銀鮭の塩焼き・一夜干しいか・卵焼き・朱鷺の絵蒲鉾。
右下は、煮物(帆立貝・蓮根・里芋・人参・にしんの一口昆布巻)。
左上は、一口笹団子・豆おからのサラダ・さくらんぼのシロップ漬け。
箸袋も朱鷺の形をしています。

煮物の飾り人参については、「トキが羽ばたいている形」「新潟県のシルエット」と諸説ありますが、何に見えますか?


『朱鷺めき』のネーミングに誘われて買いました。
手の込んだ幕の内弁当で、見た目も味もバラエティーに富んでおいしい駅弁でした。
列車名の『とき』は上越新幹線開業前まで、上野~新潟間の特急列車の愛称でした。
ところが、上越新幹線開業時には「トキ」が絶滅危惧種であることから愛称採用が見送られました。
しかし、2002年(平成14年)12月のダイヤ改正で、新潟発着の上越新幹線の列車名が『あさひ』から『とき』に変更されました。
この駅弁は、『とき』の復活記念と「トキ」への思いを重ね合わせて、2003年(平成15年)4月に販売を開始ししました。
鉄道博物館が開業した年から10月の1ヶ月間、JR大宮駅の構内で『大宮トレインフェスタ』が開かれていていました。
その催事の一つとして駅弁販売も行われていたので購入しました。
2021年(令和3年)9月現在新潟駅で販売されていることを確認しています。
製造・販売の「新発田三新軒」は、1928年(昭和3年)に新津駅の構内営業業者として発足し営業を開始した「三新軒」が本家です。
1956年(昭和31年)に、新発田支店を「株式会社新発田三新軒」、新潟支店を「株式会社新潟三新軒」としてそれぞれ独立させ3社体制となりました。
その後、「新発田三新軒」は本社機能を三新軒本社と同じ場所に移転し、1999年(平成11年)には 新津に三新軒・新発田三新軒共同の調理場を設置しています。
1956年(昭和31年)に、新発田支店を「株式会社新発田三新軒」、新潟支店を「株式会社新潟三新軒」としてそれぞれ独立させ3社体制となりました。
その後、「新発田三新軒」は本社機能を三新軒本社と同じ場所に移転し、1999年(平成11年)には 新津に三新軒・新発田三新軒共同の調理場を設置しています。
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