女子バレー・・・やっぱり

 女子バレー世界選手権が今日で終りメダルを期待?された
日本は中国に敗れて6位に終った。
 前回の世界選手権は史上最悪の13位、82年の世界選手権で
4位に入って以来の好成績と好意的に見る連中はいうが首を
傾げたくなる成績だ。
 というのが本来日本は世界選手権よりオリンピックという
考えでオリンピックにピークを合わせる傾向が強い。
 ただし98年以来2大会ぶりに日本開催というのが少し気に
なるが、自国開催ならそれなりの好成績を求められる。
 つまり今回の現実的な目標はメダル、最低でも4位だ。
 02年世界選手権で13位に終った後、柳本ジャパンが発足し
03年W杯で大健闘の5位。04年アテネオリンピックでも5位に
入った。
 オリンピックではブラジル、イタリア、ギリシャ、韓国、
ケニア相手に2勝3敗で6チーム中4位通過でQファイナルで
もう1つのグループを1位通過した中国に敗れQファイナル敗退。
この大会から順位決定戦がないので5位タイだったのだ。
 もう1つのグループは金を取った中国、銀のロシア、銅の
キューバと上位3チームがいたので日本は恵まれたグループ
だったのだ。だから順位決定戦が行われてもW杯3位以内に入った
アメリカやグループリーグで完敗したイタリアなどに勝てない
だろうと思われたから実質7位ぐらいだろう。
 今回の世界選手権も1次リーグの組み合わせはCタイペイ、コス
タリカ、ケニア、韓国、ポーランド。開催国シードでまたしても
組み合わせに恵まれている。
 ところが2次リーグに1次リーグの成績が持ち越しになるので、
このグループなら全勝がノルマなのにあろうことかCタイペイに
逆転負け。2次リーグで敗れたキューバやイタリアもメダルに
届かなかった事を考えるとSファイナル進出は十分可能な組み
合わせになっていたのだ。
 03年W杯でブレイクしたメグ・カナこと栗原・大山がケガで出場
できずセンタープレイヤーの大友愛もできちゃった結婚で出場
不可能だったというエクスキューズはあるだろう。
 それでもベスト4すら逃したというのは、結局アマチュアで運営
する日本バレーの限界だろう。
 アテネオリンピック男子マラソンで92バルセロナ以来の入賞を
果たした油谷繁は5位入賞にも拘わらず「また5位か」というコメ
ントを残した。彼は01,03の世界陸上に続いての5位だった。
 男子マラソンは駅伝にうつつを抜かし強豪ランナーが出場する賞金
レースにほとんど参加しない現状では5位でも健闘だが、メディアは
メダルを期待するので「また5位」というムードになってしまう。
 そう最早アマチュアでは勝負できないのだ。
 とりあえず男子が終了して総括するが、このままの調子でやって
いっても北京のメダルは絶望的だ。蒸し返すようだがせめて中国を
宿敵扱いするぐらいでなければ、韓国やポーランドに勝ったぐらいで
大喜びしているようでは進歩はない!

 
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
結局 (屯田兵幸男)
2006-12-05 23:06:43
女子が6ィで男子が何位だったのですか?話し違うけどジャンボ鶴田がなんど闘ってもNWA王座を奪えず善戦マンとあだ名がついたけど、あの輪島だって王者フレアーを慌てさせ善戦はしていた訳で。さぁ男子、女子バレーはジャンボか輪島か?ですよ。輪島だったら金は無理でしょうね
 
 
 
男子は8位です (こーじ)
2006-12-06 14:59:53
>屯田兵幸男様
 今のままでは輪島でしょう、プロ化すれば鶴田になれるかもしれませんが。
 
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