帝拳ジムの長野ハル・マネジャー逝去


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20250105-OHT1T51090

 ボクシングの帝拳ジムは48年にわたりマネージャーを務めて帝拳
ジムの母といわれた長野ハル女史が、元日に老衰のため99歳で亡く
なったと今日発表した。

 長野ハルマネージャーといえば日本ボクシング界の天皇といわれ
た帝拳ジム先代の会長・本田明会長の秘書として48年に採用されて
以来、マネージャーとしても本田明会長が亡くなった後に当時学生
だった本田明彦現会長を支えて大場政夫をジム初の世界王者に育て
上げ公私共に支える存在になっていた。

 長野マネージャーについては沢木耕太郎の著書・王の闇のジムで
詳細に語られていた。

 特に先代の会長が亡くなる1カ月前に入門した大場政夫に目を付け
合宿所に住まわせて私生活の面倒を見るなどして支え、ジム初の世
界王者に育て上げるなど陰の功労者でもあった。

 決して表には出しゃばらずに本田明彦会長を陰で支え、選手達の
よき理解者となっていろいろと相談にものっていたようで選手達か
らも相当慕われていたようだ。

 特に本田会長が世界的プロモーターとして活躍し始めるとジムの
裏方として経営を切り盛りしており、長野マネージャーなくして現
在の帝拳はなかったといっていいだろう。

 99歳での逝去は大往生といっていいのだが昭和のボクシング界を
知る人物が、またもや天国に旅立った形で今頃は大場政夫と51年ぶ
りに再開しているのかもしれない。

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