ウルトラ初の回想ストーリー

 ウルトラマンネクサス25話は予告編でジュネッスブルーが姿を
見せていたので、24話のラストで姫矢准が‘光は絆だ’と孤門に
メッセージを送って消えた事からジュネッスブルー登場かと思って
いたら姫矢編の総集編ともいうべき内容だった。

 こういった総集編的なEPは歴代のウルトラでは見る事がなく、
ある意味で初めての試みである。

 基本的にウルトラは前後編モノを除くと殆どが1話毎に独立する
形になっていたし、平成に入っても連続モノとしてはガイアぐらい
だったものの総集編的なEPはなかったのでネクサスの25話は初
の試みだといえる。

 姫矢編は当初の放送予定の約半分にあたる24話まであって、や
やもすれば前半の部分を視聴者が見逃したりしている可能性がある
し続く憐編は姫矢編を理解してなければ面白味がないという事にな
るのだろう。

 考えてみれば姫矢編は作品の基本で孤門のナイトレーダー隊員と
しての成長譚や姫矢のバックボーンが語られるというわけだし、あ
る意味で孤門は変身しないだけだから孤門&姫矢編という形で描か
れているようだ。

 特に孤門はナイトレーダーに入隊して任務に慣れていく間に上部
組織であるTLTの性格が描かれているし、同時に孤門の恋人・斎田
リコがダーク・ファウストというショッキングなシーンもあった。

 そしてダーク・ファウストを操っていたのがナイトレーダーの元
副隊長である溝呂木眞也で疾走した後に闇の巨人ダーク・メフィス
トとして登場し、溝呂木自ら盟友と思っていた西条凪を仲間に引き
入れようとするなどの暗躍が多数見られ最終的には黙示録と称した
終焉の地での決戦となるわけである。

 こうしてみると姫矢編は内容が濃い過ぎるので1つのEPを使い
総集編で、これまでの流れを視聴者に把握してもらうのは悪い事
ではないだろう。

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