指先の乾燥が大いに困る時期

　先週の子供育成連絡協議会の理事会は本来なら毎月第1月曜日に
行われるはずが、緊急事態宣言のために1週ずらしたにも拘わらず
1カ月延期されたため会場の市民会館を20：00で閉めるため本来の
開始時間である19：30よりも30分早めた19：00開始となった。

　ご存じのように我が家は月曜定休日なので大した問題はなかった
のだが、やはりというべきかメンバーの集まりが悪く主要メンバー
達も19：00ギリギリや少し過ぎて到着するなど30分繰り上げは少し
厳しいものがある。

　更に少しばかり開始が遅れた理由として入口部分に置かれている
会議用資料のプリント5枚ばかりを取るのに、メンバー達が大いに苦
戦しているのだ。

　原因はみなさん指先が乾燥しているので机の上に積まれたプリン
トを1枚づつ取ろうとしても、なかなか取れないわけで大いに手こ
ずっていたのである。

　もっとも私自身も人の事は言えないわけで少し早めに会場に到着
して机の上のプリントを取ろうとすると1枚だけだと取れず、さり
とて何枚か取り上げると2枚ばかりくっついてくるので大いに困っ
たもので他のメンバーの苦労も分かったのだ。

　そこで会長が‘こういう時に指をペロッと舐められればいいけど、
今の時代はそうはいかんから’と語っていたのだが、そういえば昔は
年配者が紙幣や配布するプリントを分ける時に指先をペロッと舐め
て仕分けるシーンを度々見ていた。

　しかし今は衛生面などから指先を舐めるという行為はダメなので、
これができないと意外に大変なのだ。

　ちなみに私も中間連絡員をしているので市政だよりをはじめとし
た配布物を仕分ける時にチラシ1枚1枚を分けるのは意外に難しく、
1回の仕分けに1・2回は複数枚重なってしまっている時があるので
蒸しタオルで指先を湿らせながら行う事になる。

　やはり年を取ると体の脂分が減って来るため特に乾燥しやすい冬
場は、こういった指先の乾燥に悩まされる事が多いのだ。